京極東宝にて見てきました。疲れ果てました。
しんどかったです。ほぇ~です。
終わってから、映画館に出撃した面子と木屋町で
飲んだのですが、皆つかれ果てて、妙に静かに飲
んでしまいました。(^^;;
ネ
タ
バ
レ
は
あ
ま
り
な
い
つ
も
り
で
す
が、
一
応、
改
行
し
て
お
き
ま
す。
人間とは何か?人とロボットの違いは?
人を理知的(理性的?なんかこんな感じ。忘れました。)
な生物と定義するなら、子供は人間の定義から外れているのでは?
とか
認識とは何か?現実と妄想の境目は何か?
とかを直接的なセリフをたくさん交えて表現して頂きました。
特にハラウェイ(声:榊原良子)とトグサの会話には参りました。
子供が人形遊びをするのは子供を育てることの訓練をしているわ
けではない云々からはじまって、そもそも人は人形(人造人間だっ
たかも)を作りたがっていてほげほげとか言い出したときには
「ほぇ~」と叫びたくなってしまいました。まあ、こーゆー話題
は大好きなんですが、あまりに淡々とやられると…。
バトーが電脳をクラックされて暴れ出したシーンとかは、見てい
こっちも何が現実で何が仮想的な事象なのかわからなくなり、何
がどーなっているのやら状態に陥ってしまいました。イシカワに
停止させられますが、台詞による説明が入るまで何がどーなった
のかイマイチわかりませんでした。(^^;;
バトーが自分をクラックしたキムの館に乗り込むシーンとかも"現
実と仮想の違い"を良く表現していました。似たようなシーンが3回
繰り返されるのですが、このシーンなぞ一瞬「映写機が壊れたのか?」
とか思ってしまいましたです。
最終的には、ロクス・ソルス社がガイノイドを生産する際に、人身
売買で入手した子供のゴーストをガイノイドに組み込むことによっ
て、完成度を高めており、子供が助けを求める目的でガイノイドを
暴れさせていたというのがオチだったのですが、個人的にはうーん
という終わり方でした。
とりあえず、90 分に詰め込みすぎていて、見ていて疲れるという
のが正直な感想です。微妙な音楽もエネルギー消費に拍車をかけて
下さいました。CG とかは頑張っていて綺麗だなとは思いましたが…。
あ、話とはあまり関係ないですが、やたら中国っぽいシーンとか
中国語とか漢詩が出てくるのが印象的でした。なんか意図があっ
たんでしょうかね~。
次はアップルシードだぁ!!
4/17 に出撃予定!!
今度は押井監督ぢゃないので、今回みたいに疲れることは
ないでしょう。
#一緒に出撃してくれる人募集~。
--
Ryusuke Miyamoto
mailto:mi...@kirika.org
At Sun, 07 Mar 2004 05:33:26 +0900,
Ryusuke Miyamoto wrote:
> バトーが電脳をクラックされて暴れ出したシーンとかは、見てい
> こっちも何が現実で何が仮想的な事象なのかわからなくなり、何
> がどーなっているのやら状態に陥ってしまいました。イシカワに
> 停止させられますが、台詞による説明が入るまで何がどーなった
> のかイマイチわかりませんでした。(^^;;
むしろ、それがいい :-)
> バトーが自分をクラックしたキムの館に乗り込むシーンとかも"現
> 実と仮想の違い"を良く表現していました。似たようなシーンが3回
> 繰り返されるのですが、このシーンなぞ一瞬「映写機が壊れたのか?」
> とか思ってしまいましたです。
最終的に分からなかったシーンとして、キムの舘に乗り込んだ後で、
潜水艦へとクラック&物理突入を始めますが、その繋がりが何なの
かしらんと。キムとの会話でそういう箇所ありましたか。
とりあえずもう一度見なければ…。
> 個人的にはうーんという終わり方でした。
僕は大満足でした。安い飯でもおなかいっぱいになるタイプだから
かもしれませんが。
音楽にしても、攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL のテーマと部分的
に触れ合うパートがあって、それだけでも何かほろりとしてしまう。
物語全体としても、Aパート→中継ぎ→Bパートの作りに共通項があ
って、中継ぎ(インターミッションとも違うし、何と呼ぶべきか…)
の部分に自然と注目してしまう。
前回の中継ぎ部分は深読み出来ましたが、今回の北方の祭典もまた
深読みできそう。楽しみです。
> CG とかは頑張っていて綺麗だなとは思いましたが…。
SPECIAL PREVIEW版の頃から思っていた事として、コンビニでドッグ
フードを取るシーンや鏡の割れ方に微妙な不自然さがあって、修正
されるかと思いきや、上映版でも修正されていなかったので落胆。
しかしよく考えてみたら、あのシーンが他に比べてクオリティの低
い箇所であるというのは、実はバトーがクラックされていたからで、
あそこで見えていたのは流し込まれた仮想現実だったんじゃないの?
と考えると、なるほどなーとか思えます。
> 次はアップルシードだぁ!!
> 4/17 に出撃予定!!
海外ではバカ受けというニュースも見ますが、予告編を見る限りに
おいてはちょっとなあ。
「イノセンス」上映前の予告で見られた「キャシャーン」や「サン
ダーバード」「ハウルの動く城」そしてようやく公開される「スチ
ームボーイ」に大期待。今年は1995~1996年以来の「アニメ濃密」
の年になりそうです。
--
柏崎 礼生 (Hiroki Kashiwazaki)@HUIIC
Ph.D candidate in the Division of Electronics & Information
Engineering, Hokkaido University
mailto:r...@cc.hokudai.ac.jp
Tel:+81-11-706-2998
Hiroki Kashiwazaki <r...@cc.hokudai.ac.jp> wrote in message
。。。。。。。略。。。。。
>
> 最終的に分からなかったシーンとして、キムの舘に乗り込んだ後で、
> 潜水艦へとクラック&物理突入を始めますが、その繋がりが何なの
> かしらんと。キムとの会話でそういう箇所ありましたか。
キムの館に行く前に、『ロクスソルス社の工場は公海上のタンカー(?)
の中にある』というような科白がありますね。多分、択捉に向かう
ヘリコプターの中のあたり(記憶曖昧。間違ったら失礼)。
で、キムの次には、本拠地のロクスソルス社の工場(船)に乗り込む
ため、海中から突入するという展開になったと記憶してます。
>
> とりあえずもう一度見なければ…。
>
> > 個人的にはうーんという終わり方でした。
>
私としては、期待が大きかっただけに、がっかりという感じ。
バトの守護天使の登場の仕方が、ご都合主義の駄作アニメみたいで
理解できない。なんか、悪漢につかまり絶対絶命の時におきまりの
テーマソングに載ってあらわれる月光仮面みたいな感じで、ひどく
気持ち悪かった。
守護天使は義体なんかに入らずに、もっと観念的な存在として描いて
欲しかったな。
身体即存在である犬、人間の部分は多いが電脳化しているためハック
もされるトグサ、脳と記憶以外は人間の部分がないバト、そして、
義体さえももたないネットに生きる生命体の守護天使という連鎖で、
自分の存在とはという話にしてほしかったです。
まあ、イノセンスは、5回位は劇場に通ってみます。
少なくとも、あの映像と音に酔っている間だけは気分いいです。
# 予告DVD欲しさにピザを買って、エンドレスで毎晩 Follow me
# を聞いてました。劇場でサントラ買ったので、科白なしの Follow
# me も聞ける。
私にとっては、パト2が最高ですね。
延々と続く戦争論は、最高のバックミュージックだし、光の使い方が
泣きたくなるほどたまらないです。しのぶと柘植の出会いのシーンに
電車の光があたって顔が浮き出るところとか。。。。。
場面転換もパト2の方が良かった。戦車の首都進駐の重苦しいシーン
の後に突然駅のアナウンスといつものラッシュの日常が続くとか。。。
イノセンスは、セルアニメの制限から解き放たれて技術的には進んで
いるはずなのに、単に綺麗なだけで、感動できるようなシーンはなか
った。セルで短期間に描かれたパト2の方が、光をうまく使った素晴
らしいシーンがあるのが不思議ですね。
私の感性が合わなくなっているのか、セルという頸城があった方が
必死にあがいて人をより深く捉えるものができるのか。。。。
天使のたまごではじまり、パト2が最高で、後は、Ghost in the shell、
Avalon、イノセンスとだんだん私の好みでなくなっていくのが残念。
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近藤直文
>>>>> In <94173c34.04030...@posting.google.com>
> > 最終的に分からなかったシーンとして、キムの舘に乗り込んだ後で、
> > 潜水艦へとクラック&物理突入を始めますが、その繋がりが何なの
> > かしらんと。キムとの会話でそういう箇所ありましたか。
いつのまにかキムを介してクラックを開始していたのにはちと
びっくり。
ちょっと攻殻機動隊の原作を復習していたんですが、実はこのシーンの
台詞って1.5 とかからパクリまくってますね~。
バトー:誰かちゃんと俺の目に乗ってる?
トグサ:勿論!大先輩の突入だもんな
他にもパクリはあって、
ドアノブが曲がってる -> 犯人は違法に高出力のサイボーグ
なとことか
仮に最大効果域にいたとして、防弾服着たサイボーグを2コで
殺れるわけねーだろ…なめてんのか
なとことか、
"キム"という名の人物と電子戦で勝負する
とことか。まあ、こんなもんなんですかねぇ…。
復習しててちとショックでした。まあ、話自体も1巻のゴースト
ダビングがオチの話の主人公を素子からバトーにしただけだっ
たりするわけですが…。いくら原作があるからといってもこれ
はちと酷いかなって気がします。
> キムの館に行く前に、『ロクスソルス社の工場は公海上のタンカー(?)
> の中にある』というような科白がありますね。多分、択捉に向かう
> ヘリコプターの中のあたり(記憶曖昧。間違ったら失礼)。
このへんあんまり憶えてないですね…。
> で、キムの次には、本拠地のロクスソルス社の工場(船)に乗り込む
> ため、海中から突入するという展開になったと記憶してます。
このシーンで鰭で動く潜水艦っぽいのを利用してバトーが
船に接近した気がします。
> バトの守護天使の登場の仕方が、ご都合主義の駄作アニメみたいで
> 理解できない。なんか、悪漢につかまり絶対絶命の時におきまりの
> テーマソングに載ってあらわれる月光仮面みたいな感じで、ひどく
> 気持ち悪かった。
まったく同感です。
> 身体即存在である犬、人間の部分は多いが電脳化しているためハック
> もされるトグサ、脳と記憶以外は人間の部分がないバト、そして、
> 義体さえももたないネットに生きる生命体の守護天使という連鎖で、
> 自分の存在とはという話にしてほしかったです。
私は犬を身体即存在とはして欲しくはないですね。
身体即存在はそれこそ最後のシーンでトグサが娘に
渡す人形の方が良いかなぁと。
でわでわ~。