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EVA #26 impre....

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Kazushi Hisamori

unread,
Mar 29, 1996, 3:00:00 AM3/29/96
to
久森@SICです。

In article <E06056.96M...@csis400s.csis.oita-u.ac.jp>,
e06...@csis.oita-u.ac.jp (Nagano Satoshi) wrote:

エヴァ最終回について。
改ページっす。

都合で、ゆうべようやく見ることが出来ました。
fjで色々評判を聞いてから見たので、それほど落胆はしませんでした。

で、率直な感想は...

 「こんな腐ったオチは、いまだかつて見たことがない」

です。

#LD割ってやろうかと思ったくらい。(-_-#)

> 結局 いいたいことはここに落ち着いたのかなと思った最終回‥‥
> また 話の始めで時間がないと 逃げをつくった(?)のは なんだかなぁと‥‥
> #OVAで アスカの場合とかレイの場合とか やるんでしょうね

見たくない、見たくない、見たくないです。(;_;)

でも最終回ではっきりと覚えているのは明るい明日香ちゃんだけだったりする。(^^;
他は、いらんです。ゴミ。クズ。クソ。よくこんなの作ったなぁって感じ。
あ、明るい綾波は別ね。(^^;

> ○結局何がいいたかったのか

てっきり、絵が間に合わなかったからひどくなったのだと思っていましたが、
最終回を見たらどうもそれだけではないようです。おそらく最初から、あれが
言いたかったんでしょう。あの結論のために壮大な舞台を用意したのだと思います。

しかし、その結論のなんと薄っぺらい事か...

25、26話は、それだけを見ればそこそこの物語だと思います。絵は確かにほとんど
動きませんが、別にあのテーマなら動かなくても十分伝わります。

ですが、ですが、少年の心の成長の物語というテーマをシリーズを通して訴えたかった
というのなら、このオチはなんなのでしょうか。今までの展開はなんだったんでしょうか。
こんな古くさいテーマを、よく展開しないで強引に結論を出してしまうとは...。

いま思うと、シンジ君の設定は最初から「人との関わりを極力避けたがる、臆病な
心を持った少年」でしたから、やっぱり最後はこの形に持っていくつもりでいたので
しょう。それについてはおかしくもなんともないと思います。

しかし、この結論に至るための過程が全く納得行きません。
使徒との戦闘や日常生活を通して徐々に目覚めていったのならよくわかりますが、
実際は 本当に突然目覚めてしまいましたもの。何の前触れもナシに。(-_-;)
だったら初号機も零号機もいらないです。本題とは何の関係もない、結局は単なる
サービスだけだったんでしょう?


> ○シンジ祝福をうける

おめでとう(パチパチパチ)って、めでたいのはガイナックスの連中の頭の中
だけですよぉ。(;_;)こっちは全然めでたくないです。

> ○演出など‥

25,26話をそれだけで見れば、まぁ合格点だと思います。
可もなく不可もないってところ。こんなもんじゃないでしょうか。

> ○イメージががらがら崩れる瞬間
> 平和な世界での レイの声が陽気であったこと‥‥

もう、ここだけで後は最初から最後まで一切要らない~って感じですね。
もう、見たくないな。(;_;)


・結論

レイアースの終わり方より、数千倍ひどかったです。
二度と見ねぇぞ、ちくしょう。(-_-#)

#でもOVAでちゃんとしたのが出たら...う~ん、とりあえず買うかも。(^^;

--
★☆               |久森 一賜 <Kazushi Hisamori> ★☆
★☆ 「大自然の、おしおきです」 |Software Industrial Co., Ltd  ★☆
★☆               |E-mail:ka...@sic.co.jp  ★☆
★☆ 修羅赤ナコ使い 見習い五級 |如月未緒FC 会員番号0000000003番 ★☆

shuichiro nakamura

unread,
Apr 1, 1996, 3:00:00 AM4/1/96
to
Kazushi Hisamori wrote:

> で、率直な感想は...
>
>  「こんな腐ったオチは、いまだかつて見たことがない」
>
> です。
>
> #LD割ってやろうかと思ったくらい。(-_-#)
>

<中略>


> ・結論
>
> レイアースの終わり方より、数千倍ひどかったです。
> 二度と見ねぇぞ、ちくしょう。(-_-#)

いやあ、エヴァを擁護する人が多い中で、このような正直な感想を聞くと
ホッとします。(^o^){ホッ)
久森 一賜 さんは自分を飾らない、正直な方の様ですね。

#「面白かった」と言うのがいけないと言っているのではないのです。
#本当の(心の奥底の)自分の気持ちに正直に”絶対評価”していただき
#たいのです。
#この記事を最後まで読んでいただければ幸いです。

私としては、エヴァのラストあたりのエピソードを擁護する人が、割と多
いのが意外でした。
エヴァの監督をはじめ、スタッフが優秀なのは誰もが認めるところでしょ
う。だから、なぐさめや同情は必要ないと思います。

庵野監督は放送前に、日本人特有の察しと思いやり(予算やスケジュール
の事まで思いやって評価してくれる事)の上で、
「テレビの割によくやっているな」ではなく、
絶対評価として「面白い」と言われる作品を作りたい。…と言っていまし
た。ですから今まで楽しみを与えてくれたお礼の意味も込めて、
”絶対評価”してあげませんか?
それが礼儀でもあると思います。

#下手な同情は、”侮辱”になりかねません。
#その上で感じる感情は”屈辱”です。

私は別に、「つまらなかったと言え」と言っているのではありません。
自分自身をもう一度客観的に見て、もう一度評価してあげていただきたい
のです。

以下の文章を読んでいただいた後、もう一度
「エヴァンゲリオン」という作品を”絶対評価”していただきたいのです。

どなたかがおっしゃってましたが、視聴者の認識も補完する必要があるの
かも知れません…


CASE1:「見栄っ張りな人」の場合

エヴァのラストあたりは、かなり観念的な事をやっていたので 「面白く
なかった」と言うと、
「エヴァのテーマを理解できなかったバカだ」と思われたくない。
もしくは
「監督の映像表現を理解できなかったバカだ」と思われたくない。
…という心理がはたらいた。

これではまるで「裸の王様」です。
私には「エヴァンゲリオン」という作品は”裸”にしか見えません。
ただし、終わりのエピソード(第弐拾六話)に限りますが。

#だから、その王様はいつもはオシャレ(^_^;)

CASE2:「思い込みたい人」の場合

「エヴァンゲリオン」という作品に長い間はまってきて、作品のできがい
いのと、スタッフの優秀さはよく知っている。
…だから、
”「エヴァンゲリオン」はよくできている”と”思い込みたい”という人。
…それを、心の奥底(意識下、無意識下にかかわらず)で思っている人。
もしくは、
「エヴァンゲリオン」は面白い作品だった。自分を今まで気持ちよくさせ
てくれた。…だから今「エヴァンゲリオン」を否定する事は、今までの自分
の気持ち(言いかえれば”脳の記憶”)を否定する事になる。
自分を否定する事は出来ない(したくない)。
…だから、
”「エヴァンゲリオン」はよくできている”と”思い込みたい”という人。
…それを、心の奥底(意識下、無意識下にかかわらず)で思っている人。

エヴァを料理に例えて論じられているケースで、
「メインディッシュを食べられなかった」と言った人に対して、
「食わず嫌いでは?」と言った人がいますが、それは違うと思います。
本当に”食わず嫌い”なら、最後までエヴァを見たりしません。

少なくとも途中(何話目までかは人によりますが)までは、
「エヴァンゲリオン」といえば、A10神経がドーパミンを分泌し、快感
を与えてくれる。…それをヘントウ(変換不能^^;)体が記憶している。
だから、

”エヴァ”イコール”気持ちのいいもの”

という認識は持っていたはずです。

#遠回しな言い方をしましたが、”食わず嫌い”も、作品の”好き嫌い”も
#脳が判断するプロセスにおいて同じだと言う事です。

だから、あの場合においては
「エヴァは好きだけど、あの味付けはいただけない」
と言う感じなのだと思います。

#ちなみに「メインディッシュを食べられなかった」と言った人に対して、
#「料理は出された」と言っていた人がいましたが、
#「出された」「出されなかった」…と言う表現方法上の問題ではなく、
#「期待していた作品を見られ無かった」もしくは、
#「監督が納得のいくできの、最終話を見られ無かった」
#という、真意の方を汲み取ってあげて下さい。
#(監督は、言いたい事は言ったかも知れませんが、アニメに満足している
# という事はないでしょう。)

以上、思い当たるケースを2つばかり上げてみました。
エヴァの弐拾五、六話を擁護する人にもう一度聞いてみたいです。

「思いあたるふしはないですか?」
「弐拾五、六話は、本当に期待していたものでしたか?」

私は”期待はずれ”でした。

#制作者は、見る人の”予想”は裏切っても”期待”を裏切ってはいけない
#と思います。
#(ただし、視聴者に”媚びろ”と言っているのではありません。)
#”期待”のこたえ方は人それぞれだと思います。だから、全ての人を満足
#させる事は難しい(言い方をかえれば、その必要もない)でしょう。
#その事を踏まえた上でも、あの弐拾五、六話は、多くの人に”失望感”と
#”期待はずれだという気持ち”を与えたと思います。

この事に関して、皆さんのご意見、ご感想等、
お聞かせ願えれば幸いです。

--
--------------------------------------
好きな物:格闘技、映画、ゲーム、アニメ
     ドラマ、ミステリー、etc
中村 秀一郎 s...@sofel.co.jp
--------------------------------------

iizuka-akimitu

unread,
Apr 1, 1996, 3:00:00 AM4/1/96
to
 飯塚(東京都)です。

In article <315FDA...@sofel.co.jp>, shuichiro nakamura <s...@sofel.co.jp> wrote:

> 自分自身をもう一度客観的に見て、もう一度評価してあげていただきたい
> のです。

 んじゃ率直に。

 私は最後のキャラクターが取り囲んで拍手しているシーンは
直視できませんでした。
「おめでとう」連発シーンは、2、3秒ごとにテープを止めて
時間を置き、エネルギーを溜めてから見たほどです。

 ただ、怒りより悔しさが大きかったですね。
「歴史に残る名作になるはずが、伏線倒れの佳作になるなんて」
 
#悔しいなあ・・・。
#もっともっとスゴイ作品になるはずなのに・・・。
#なんかホンットにもったいないですよ。
 
 
 

--
                 東京都  飯塚顕充
               iiz...@comp.metro-u.ac.jp

iizuka-akimitu

unread,
Apr 1, 1996, 3:00:00 AM4/1/96
to
 飯塚(東京都)です。

In article <1996Apr1.0...@sfc.keio.ac.jp>, t941...@sfc.keio.ac.jp (Hironobu 'R_Akagi' Koura) wrote:

> >>  ただ、怒りより悔しさが大きかったですね。
> >> 「歴史に残る名作になるはずが、伏線倒れの佳作にな
> >> るなんて」
>
> 「伏線倒れ」と言いますが、果たしてその全て(じゃなくても
> いいですが)が明かされて「歴史に残る名作」となり得たでし
> ょうかね?

 まあ、確かに謎説きだけじゃ「歴史に残る良作」(?)程度で
しょうか?

 しかし、もっとカタルシスが欲しくありませんでしたか?
 埋めつくした雲の隙間からサッと光が差し込み、視界がパアッ
と開けるような。


> #そもそも「謎は明かされなければならない」なんて誰が決
> めたんでしょう?

 謎に答えを示唆して余韻を残しても、もちろん可なんですが、
あの場合、余韻より時間が足らなくて放ったらかしになった感が
強いんですよね。

 もうちょっと何とかならなかったかなあって、思いません?
 
 
 

--
                 東京都  飯塚顕充
               iiz...@comp.metro-u.ac.jp

山藤健司

unread,
Apr 1, 1996, 3:00:00 AM4/1/96
to
 どうも、山藤@テックです。

says...


>「伏線倒れ」と言いますが、果たしてその全て(じゃなくてもいいですが)が明
>かされて「歴史に残る名作」となり得たでしょうかね?

>#そもそも「謎は明かされなければならない」なんて誰が決めたんでしょう?

 「謎」は明かされなくても一向に構わないと思います。
 ただ、どなたかも書いておられましたが、
 あのラストだと、#1~24までの話は全く必要ないと思います。
 結局、シンジも「成長」したんじゃなくて「逃避」したように見えましたし。
#ああいうのが「成長」っつーんなら新興宗教とかに入れば
#一発で成長できますね:p

 では。
--
やまふじ%終わり悪けりゃ全てダメ:p
    #マイトガインの時もそんな事言ってたっけ…‥
yama...@intsys.co.jp


Hironobu 'R_Akagi' Koura

unread,
Apr 1, 1996, 3:00:00 AM4/1/96
to
小浦@慶應藤沢です。

<iizuka-0104...@theath.center.metro-u.ac.jp>の記事において
iiz...@comp.metro-u.ac.jpさんは書きました。

>>  ただ、怒りより悔しさが大きかったですね。
>> 「歴史に残る名作になるはずが、伏線倒れの佳作になるなんて」

「伏線倒れ」と言いますが、果たしてその全て(じゃなくてもいいですが)が明
かされて「歴史に残る名作」となり得たでしょうかね?
#そもそも「謎は明かされなければならない」なんて誰が決めたんでしょう?

--
小浦 大将(KOURA,Hironobu) @ 慶應義塾大学環境情報学部
mailto: t941...@sfc.keio.ac.jp URL: http://www.sfc.keio.ac.jp/~t94157hk/

Hironobu 'R_Akagi' Koura

unread,
Apr 1, 1996, 3:00:00 AM4/1/96
to
小浦@慶應藤沢です。

<iizuka-0104...@theath.center.metro-u.ac.jp>の記事において
iiz...@comp.metro-u.ac.jpさんは書きました。

>>  しかし、もっとカタルシスが欲しくありませんでしたか?
>>  埋めつくした雲の隙間からサッと光が差し込み、視界がパアッ
>> と開けるような。

どのようなエンディングを期待していたのかは分かりませんが、「光が差し込
み、視界がパアッと開けた」先には、何も残ってない可能性だってあるんです
けど…。
#私はこういう風に「謎が謎のまま」終わってむしろ気に入ってますが。
#「謎」が『エヴァンゲリオン』の命のよーなもんですから、それが消え去っ
#てしまうと『エヴァンゲリオン』じゃなくなる気がして。:-)

>>  もうちょっと何とかならなかったかなあって、思いません?

もうちょっと何とかなってたら、きっと「別の作品」になってたことでしょう。
#結果はどうあれ、『エヴァンゲリオン』は全26話で一つの作品となったのです。

Toshikiyo Murayama

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
> 結局、シンジも「成長」したんじゃなくて「逃避」したように見えましたし。

>#ああいうのが「成長」っつーんなら新興宗教とかに入れば
>#一発で成長できますね:p

あのー.すみません.

シンジの成長と,
新興宗教(の儀式?)と,
どう言う共通点があるんでしょう?

私には,全然違うように思えるんですが.
--
* 村山敏清(murayama toshikiyo) 23歳 ♂ タバコが大嫌い*
* 神戸大学大学院 自然科学研究科 博士前期課程 *
* 情報知能工学専攻 瀧研究室 (修士 新2年) 身長177cm *
E-mail:mura...@picasso.seg.kobe-u.ac.jp 体重115Kg *

Yoshitsugu Mimuro

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
三室@日立ソフトです。

>小浦@慶應藤沢です。
>
><iizuka-0104...@theath.center.metro-u.ac.jp>の記事において
>iiz...@comp.metro-u.ac.jpさんは書きました。
>

>>>  ただ、怒りより悔しさが大きかったですね。
>>> 「歴史に残る名作になるはずが、伏線倒れの佳作になるなんて」
>
>「伏線倒れ」と言いますが、果たしてその全て(じゃなくてもいいですが)が明
>かされて「歴史に残る名作」となり得たでしょうかね?
>#そもそも「謎は明かされなければならない」なんて誰が決めたんでしょう?

じゃー今回の #25 #26 で「歴史に残る名作」になったとお思いなのですか?。
冗談じゃない、佳作でももったいないですよ、「もっと頑張りま賞」どまり
でしょ。
”全ての”謎は明かされなくてもいいけど、”明かされるべき”謎も解き明か
さないで(謎解きの答えが用意できて無いのか?それは無いでしょ)どっかの
新興宗教みたいな終り方してるから、怒ってる人が多いんでしょうね。
#私も其の一人だし。


----------------
三室@日立ソフト
 [e-mail : m...@pav.hitachi-sk.co.jp]


kaori hiraide -K-

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
 ひら%比較はいかんよ、と思うのですが、です。

 うみ、エヴァの影に完全に隠れてしまったようですが、同じ週に
ガンダムWも最終回を迎えておりました。

 エヴァのラスト2話が紙芝居になってしまっただけに、私の中では、
ガンWのラスト2話の話と絵の動きが対比されてしまいました(^^;
 
 ラスト2話になってようやく完成した本OPを見ていたら、2日前の
エヴァ第弐拾五話が吹き飛んでしまいましたもの。1年間の決着を
付けるのに、力が入っているなぁと思えるのは心地よいです(^^)

#本OPタイトルバックのゼロの格好良いこと!しかしメカ作画が後送り
#っつーのがこの作品の性格をよく表しているかもしれない(^^;

 <iizuka-0104...@theath.center.metro-u.ac.jp>の記事で
飯塚(東京都)さんが書かれてみえるように、私もエヴァの終わり方
に欠けているものはカタルシスだと思います。シンジの笑顔も、ある
意味ではカタルシスのひとつの形なのですが、落とし前のつかなかった
伏線を吹っ飛ばすだけのインパクトには欠けていたような気がします。


 ガンWも、謎は全部解明されませんでしたが、伏線の落とし前は
かなり付けられていました。最後になってそれが出てくるのか!?と
驚きながらのお約束の予定調和というのはやはり快感なんですよ(^^;

 以下内容に触れます。

・オペレーション・メテオ
 忘れていた人も居るんじゃないのか?なこの単語。これがガンWの
物語の発端だったんですよね。首謀者がホワイトファングのカーンズ
だったことが発覚して、WFの動きがなんとなく説明されたよーな気
がするけどやっぱり説明不足のような気がする(^^; でもそんな疑問
など、リーブラの動力炉破壊工作の影に隠れてしまいました。

・最終決戦
 あんたらはZガンダム最終回かい(^^;>ヒイロ&ゼクス
 次作ガンXには「平成のクワトロ」が登場しますが、さらに次作に
なったら、「平成の逆襲のシャア」として帰っていらっしゃ~い(笑)
 >ゼクス


・上記のTV中継
 どこかでみたと思ったらZのダカール攻防戦の中継でした。しかし、
2人の背景も分からずにあんな映像を見て、果たしてレディ・アンの
意図は伝わったのでしょうか……?なんせ、事情を一番把握している
はずの視聴者の私でさえ、「よく動くのよぅ、ゼロが格好良いのよぅ
(^o^)」しか思わなかったぞ(^^;

 しかしそんなことはどうでも良いんです。

・閉じられてゆく時間、あるいは伏線への落とし前

 リリーナに拳銃を差し出すレディ・アン。そいえばこの時、OZで
ありながらリリーナ救出に動いたのがノインでしたね。で、ノインと
レディ・アンの間に流れた時間も閉じられてゆくのです。

 ……そいえばOZっていうのも意味ありげな設定が山のようだった
なんてのは、今書いていて思い出したことだぞ(^^; サブタイトル画面
のウィングが天使のよーだという話だってどこかへ行ってしまいました。

・そして落とし物(笑)
 ガンダム恒例になりつつある落とし物。なんでそこで戻っていくん
だモビルドール!マグアナック隊も撤退しちゃうし……絶対ガンダム
で押し返すと思ったんだが、そうはガンWの問屋は卸してくれません
でした。

 大気圏との摩擦で赤熱するゼロ、ぶれる照準。ヒイロの生への叫び
に呼応して照準が決まる!……バスター発射シーンは、成功すると分
かっていてもどきどきできてしまいました(^^*

・戦士の帰還
 ここもお約束だなぁ(^^)

・そして、約束の……
 ドーリアン外務次官、リリーナの誕生パーティ、引き裂かれるカード
……OP1で出てきたテディ・ベアまで出てきたぞ\(^^)/もぅ笑うしかな
いですねん。

 最終決戦の盛り上がり、ぐる~っと回って#1に帰ってくる伏線、
ラストに流れるのは主題歌、とセオリー通りの最終回かもしれませんが
カタルシスはありました(^^) なんだ私ガンW好きだったんだ、と思い
知らされたこの最終2話でした。ほんと、スタッフにはおつかれさまと
云いたいですね(^^)

#ボンボンのマンガ連載のときた先生もおつかれさまでしたねん。しか
#し、最後までマンガとアニメが別物だったなぁ(^^;


 エヴァのスタッフに対しても云ってあげたいのだが、ガンWほどには
作品への愛とか思い入れというものを感じられなかったのです。それが
エヴァのラストに関して一番悔しいのかもしれません。お話は終わって
いるので、嫌いではないのですけどね。

 さ・てと。今日から「天空のエスカフローネ」だ(^_^)
#エスカ#1の演出はGガン最終話の武井良幸さん(^^)るんっ♪


石破らぶらぶ(^.^)/\(^o^)天驚拳! hi...@hino.kkc.co.jp/NIFTY:GFG06020

Tomohiko Takahashi

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
高橋@リムネットです。

ちょっと長めになります。

In article <4joefk$4...@nsl.intsys.co.jp>, yama...@intsys.co.jp says...
>
> どうも、山藤@テックです。

> ただ、どなたかも書いておられましたが、
> あのラストだと、#1~24までの話は全く必要ないと思います。

私は、あのラストだからこそ、#1~24が必要だったのだと思います。
シンジは、現実の14才の少年少女達と同じように、
自分の環境や自分に関して悩み続けました。
そして、次第に精神的に追いつめられていきました。
自殺しかねない状況まで追いつめられる過程が見事に
24話までに、描かれていました。

コミックスの2巻で、あさりよしとおさんがお書きになってる通り、
EVAはシンジの成長のドラマであるということが納得できました。
謎や細かい設定は皿や盛りつけに過ぎず、物語の本質でないというのが、
よくわかる作品でした。
最初から皿や盛りつけだけを見て、最後の皿や盛りつけが悪いというのは、
料理を味わっているということにはなりません。

> 結局、シンジも「成長」したんじゃなくて「逃避」したように見えましたし。
>#ああいうのが「成長」っつーんなら新興宗教とかに入れば
>#一発で成長できますね:p

「新興宗教」とか「逃避」という言葉は、
「他人から考えを操作された」ということでお書きになったのでしょうが、
私は、シンジ自体が気付いたのだと思います。
25話26話の描写はシンジの心の中を描写したものだと思われるからです。
「私はあなたの中にいる私」というセリフがそれを表しています。
そして、心の中で葛藤して、結論を導き出した以上、
シンジが自分から気付いたと言えるでしょう。

では、私なりの解釈を書きます。

「自分って何だ?」この問いを考えた時、
コンテの中のシンジが出ました。
コンテは、シンジやシンジが歩いてきた道を作っている根本的なものです。
そこまで深く根本的なところから考えたことの表現だと思われます。

そこで「自由」について考えています。
シンジの心の中にいる周囲の人間から教わっているので、
実質的には自分で考えていると言えます。
全て自分で決めることができる。自分の周囲の考えに従うのは楽だが、
それは不自由でもある。

そして、「たとえば」ということで虚構の世界を作りあげてみています。
それが虚構に過ぎないことを表すべく、
コンテに色を付けたものになり、そして台本になりました。
その前に自由について考えていることから、
自分が台本やコンテを作れば良いのだ、
それは可能なのだと気付いたことになります。

そこまで考えた結果、自分の可能性に気付いたのが、
「自分はいてもいいんだ。」
という表現に込められていると思います。

裏返すと、それまでのシンジは「自分はいてはいけない」と考えていたことに
なります。これは正に、昨今自殺した小中学生の心理にほかなりません。
実際に自殺が続出した年頃であるシンジが、
同じように苦悩し、精神的に追いつめられる過程を、
小中学生が興味をもちそうなロボットアニメという手法を使って、
自殺しかねないようになった所まで描き、
その後で、シンジが目覚める過程を心の中を描写することで、
メッセージを伝えていたのだと思います。
私は、そう思いました。そう納得できたので、
良い作品だと思いました。

アスカやレイについては、
シンジ以上に「一つのことだけにしか自分の存在価値を見いだせない」アスカ、
そして、「消滅することなく存在し続けなければならない」レイ、
この二人の存在が、シンジを目覚めさせることになったのだと思います。
25話26話で、シンジの心の中の二人が目覚めるように導いていましたから。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
§ぽっぽっぽぉはぁとぽっぽぉ~ ♪ (+.+;; § 高橋 智彦(Tomohiko Takahashi)§
§あぁ~、ちょうちょが飛んでるぅ~ (+.+;;§ E-mail : sas...@kt.rim.or.jp §
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


Takahiro TAGAWA

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
多川@九大です。

In article <MURAYAMA.9...@harmony2.kobe-u.ac.jp> mura...@picasso.seg.kobe-u.ac.jp (Toshikiyo Murayama) writes:
> > 結局、シンジも「成長」したんじゃなくて「逃避」したように見えましたし。
>
> >#ああいうのが「成長」っつーんなら新興宗教とかに入れば
> >#一発で成長できますね:p
>

> あのー.すみません.
>
> シンジの成長と,
> 新興宗教(の儀式?)と,
> どう言う共通点があるんでしょう?

新興宗教とか、自己啓発セミナーなんかでは、人間の成長過程での「自分」に対
する再認識のプロセスをなぞることを儀式にくみこんで、精神的に生まれ変わっ
たと感じさせ希望を持たせることをテクニックとして持っているところがあるそ
うです。「成長の物語を演じさせる」という感じでしょうか。

> 私には,全然違うように思えるんですが.

「成長の物語を演じさせる」ためのお膳立てを、宗教なんかでは作為的にやるそ
うです。宗教じゃなくても、わりと世間にある「儀式」なんかはそういう側面
があるような気もしますが…卒業式とかね。
最終話でのシンジの「成長」というのも、お話のつながりから自然なものとは見
えにくく、誰かが(…誰だ?)創った状況にはまって成長「させられた」っぽく
見えますよね。似た感じがするというのは、そのへんじゃないでしょうか。

#拍手で締めってのは、そのあとに打ち上げをやってるみたい(笑)
----------------------------------------------------------------------
多川 孝央   tag...@csce.kyushu-u.ac.jp 

しかし、成長の物語への期待が人を虐げるのだとも思うわけよ(どうでもいいか)
----------------------------------------------------------------------

Tomohiko Takahashi

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
高橋@リムネットです。

In article <4jqbfr$o...@ns.hitachi-sk.co.jp>, m...@pav.hitachi-sk.co.jp
says...
>
>三室@日立ソフトです。

>”全ての”謎は明かされなくてもいいけど、”明かされるべき”謎も解き明か
>さないで(謎解きの答えが用意できて無いのか?それは無いでしょ)どっかの
>新興宗教みたいな終り方してるから、怒ってる人が多いんでしょうね。
>#私も其の一人だし。

"明かされるべき"だったのでしょうか。
あくまでも主題は「シンジの成長」であるなら、
それが描かれていることは重要ですが、
それ以外の全ての謎が"明らかにされるべき"かどうかは疑問です。
EVAを推理小説に例えた記事もありますが、
あくまでも、EVAは推理小説ではないと思われます。
少なくとも、素直に見ている限りでは。

Endo Hideyuki

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
えんどう@電通大です

In article <1996Apr1.2...@sfc.keio.ac.jp> t941...@sfc.keio.ac.jp (Hironobu 'R_Akagi' Koura) writes:
>>>  しかし、もっとカタルシスが欲しくありませんでしたか?
>>>  埋めつくした雲の隙間からサッと光が差し込み、視界がパアッ
>>> と開けるような。
>
>どのようなエンディングを期待していたのかは分かりませんが、「光が差し込
>み、視界がパアッと開けた」先には、何も残ってない可能性だってあるんです
>けど…。

何かが残っている可能性だってあるんですけど。

>#私はこういう風に「謎が謎のまま」終わってむしろ気に入ってますが。
>#「謎」が『エヴァンゲリオン』の命のよーなもんですから、それが消え去っ
>#てしまうと『エヴァンゲリオン』じゃなくなる気がして。:-)

そんなのは Case by Case です。たとえば『ハイペリオン』、『ハイペリオン
の没落』を読みましょう。

>もうちょっと何とかなってたら、きっと「別の作品」になってたことでしょう。
>#結果はどうあれ、『エヴァンゲリオン』は全26話で一つの作品となったのです。

そう思い込みたいわけ?(^^)

では
はは
--
--------
遠藤英幸 電気通信大学大学院後期博士課程 情報工学専攻
Department of Computer Science / The University of Electro-Communications
http://juju.cs.uec.ac.jp/person/endo-h.html
end...@cs.uec.ac.jp

Michio Abe

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
あべです。
中村さんの期待のあり方はそうだったのですね。

In article <315FDA...@sofel.co.jp>, shuichiro nakamura
<s...@sofel.co.jp> wrote:

>エヴァの弐拾五、六話を擁護する人にもう一度聞いてみたいです。
>
>「思いあたるふしはないですか?」
>「弐拾五、六話は、本当に期待していたものでしたか?」

んではちょいと。
そもそも、「擁護する」などという表現に「中村さんにとっての絶対評価」
がバイアスとしてのっかっていて抵抗があるのですが・・・

#きっとこういうのがATフィールドなのでしょう

「思い当たるふし」は皆無です。
「期待していたもの」に近いものでした。それまでの、ラブコメ的な
一時の展開、アスカが登場した近辺、で一時期「なんだこれもか」と
がっかりした事を補うくらい、評価できるものでした。

ちょっとだけ残念なところがあるとすれば、もっと「謎」や「キャラ
クター」をふりまわして最後につきおとす落差をさらにひろげればもっ
とすごいものになったかも、とは思います。表現のスタイルとして多用
された「文字」も、たぶん、画像としての新しい表現ができればさらに
すさまじかったでしょう。

カオルが残した言葉によって謎の多くは説明がつきました。Evaと使徒
との戦いも、ATフィールドのぶつかりあいであったのですから。ただ、
「もっと自分が期待したとおりのものをみたかったのに」という不満
は出るのでしょう。それが、この結末に対する「絶対評価」というも
のを考えさせるのかもしれません。しかし、この「絶対」というもの
についてのものさしはたかだか自分の主観でしかありませんし、建設的
とも思えないのです。

少なくとも、僕はラストに満足しました。シンジが受ける祝福は、シンジ
が「祝福されたい」という気持ちを強く抱いていた以上、必須だったの
だと考えています。

#自分だったら、耐えられないかもしれませんが。

これは僕個人の「絶対的な」評価ですし、「擁護」など必要とも思いませ
ん。擁護が必要なほど脆弱な作品とは思いませんし、期待外れだ、とい
う声がどれだけあがろうと「すでにできあがった」ものは壊れません。
もちろん、この「声」がGainaxの次作に影響を与えることはあるかもしれ
ませんが、その時も「どう影響を与えたのか」を見る事で初めて判断でき
ることですし。

--
構造主義生物学ML:li...@urchin1.biol.metro-u.ac.jp宛にhelpを。
阿部道生(mi...@urchin1.biol.metro-u.ac.jp,JWF1...@pcvan.or.jp)
都立大:理:生物:発生制御研究室 192-03八王子市南大沢1-1(Ex.3662)
http://urchin1.biol.metro-u.ac.jp/Devreg/Member/abe/abe.html

iizuka-akimitu

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
 飯塚(東京都)です。

In article <1996Apr1.2...@sfc.keio.ac.jp>, t941...@sfc.keio.ac.jp (Hironobu 'R_Akagi' Koura) wrote:

> >>  もうちょっと何とかならなかったかなあって、思いません?
>
> もうちょっと何とかなってたら、きっと「別の作品」になってたこ
> とでしょう。
> #結果はどうあれ、『エヴァンゲリオン』は全26話で一つの作品
> となったのです。

 そう言われるとそんな気もしますね。

#所詮あんなモンだ、と思うと。
#まあ、それでもいいのかもしれない。
 
 
 

--
                 東京都  飯塚顕充
               iiz...@comp.metro-u.ac.jp

Toshiyuki kabu FUKUI

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
かぶ@CACどえっす。やっとガンWの話題が出た。(^_^;
#自分でネタふれよって?m(_ _)m

記事 <4jq9hd$7...@sunst0.hino.kkc.co.jp> by kaori hiraide -K- さん:


>
> ラスト2話になってようやく完成した本OPを見ていたら、2日前の
>エヴァ第弐拾五話が吹き飛んでしまいましたもの。1年間の決着を
>付けるのに、力が入っているなぁと思えるのは心地よいです(^^)

いや~びっくりしましたねえ。効果音まで増えてやんの。

#で、ついエヴァの話にまでフォローしたりして。(^_^;

> <iizuka-0104...@theath.center.metro-u.ac.jp>の記事で
>飯塚(東京都)さんが書かれてみえるように、私もエヴァの終わり方
>に欠けているものはカタルシスだと思います。シンジの笑顔も、ある
>意味ではカタルシスのひとつの形なのですが、落とし前のつかなかった
>伏線を吹っ飛ばすだけのインパクトには欠けていたような気がします。

良質のミステリを期待させていただけに(だってOPからして既に伏線張り
まくってるもの)、オチがメタミステリぢゃなあ。初めて読んだ推理小説
が「匣の中の失楽」(竹本健治)だったら、どんなトラウマが残ることや
ら(笑)。

「宇宙のランデブー」(アーサー・C・クラーク)みたいに謎を「(作中
人物にとっても)解かれなかった謎」として「明示」してたらまだ良かっ
たのかもね。
#もっともこのケースだと秀逸なオチ(とゆーかヒキか?)が必要だけど
#ね。(^_^;

あれだと「謎わ解かれたのか、解かれなかったのか?」とゆう、メタな謎
が提出されちゃって、もう視聴者わ混乱の極みだす。いかんよ、いかん。
#んでも何か嬉しそうだぞ。>おいら(^_^;

自己啓発セミナーの話わ人間関係を危うくするから置いとこう。
#既に危ない?(^_^;

エヴァわこの辺にしといて、ガンW。最終話の内容含むため改頁。



>・オペレーション・メテオ
> 忘れていた人も居るんじゃないのか?なこの単語。これがガンWの
>物語の発端だったんですよね。首謀者がホワイトファングのカーンズ
>だったことが発覚して、WFの動きがなんとなく説明されたよーな気
>がするけどやっぱり説明不足のような気がする(^^; でもそんな疑問
>など、リーブラの動力炉破壊工作の影に隠れてしまいました。

「ヒイロ・ユイの復讐」ってなんぢゃろ?とか思っちゃった。もーちょ
っと説明して欲しかっただすねぇ。(;_;)

> 大気圏との摩擦で赤熱するゼロ、ぶれる照準。ヒイロの生への叫び
>に呼応して照準が決まる!……バスター発射シーンは、成功すると分
>かっていてもどきどきできてしまいました(^^*

うーみゅ、ムチャクチャかっこ良かった!!!
#五飛がバスターライフル持ったときにわ「こいつわやっぱ真打ちかぁ?」
#とも思ったが。(^_^;
##五飛がトレーズ失って嘆き悲しんでたら笑っちゃうなあ・・・と不
##謹慎なコトを考えてたりもして。(^_^;

>・そして、約束の……
> ドーリアン外務次官、リリーナの誕生パーティ、引き裂かれるカード
>……OP1で出てきたテディ・ベアまで出てきたぞ\(^^)/もぅ笑うしかな
>いですねん。

んでも、んでもね。
おいらわ最後、1カットずつでもいいから「その後のガンダムパイロット」
を挿入して欲しかっただすぅ。
#個人的にわデュオとヒルデのしやわせそーなツーショット希望!これが
#あればきっとナミダちょちょぎれたぞ。「良かったね、デュオ!」とか
#叫んぢゃったりして。(^_^;

・・・ところでヒイロわあそこで働いてるのか?それとも変装して「潜入」
したのか?(笑)

> 最終決戦の盛り上がり、ぐる~っと回って#1に帰ってくる伏線、
>ラストに流れるのは主題歌、とセオリー通りの最終回かもしれませんが
>カタルシスはありました(^^) なんだ私ガンW好きだったんだ、と思い
>知らされたこの最終2話でした。ほんと、スタッフにはおつかれさまと
>云いたいですね(^^)

まったくだす。「おつかれさま!」
後わパロでガンW世界を楽しまねば。(^_^)v
#んでもXにハマってW忘れちったりして。(^_^;
--
======================================================================
(株)シーエーシー ITインテグレーション推進部 ka...@cac.co.jp
インテグレーション推進室 福井"かぶ"敏幸


Hironobu 'R_Akagi' Koura

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
小浦@慶應藤沢です。

<ENDO-H.96...@tremaine.cs.uec.ac.jp>の記事において
end...@cs.uec.ac.jpさんは書きました。

>> >どのようなエンディングを期待していたのかは分かりませんが、「光が差し込
>> >み、視界がパアッと開けた」先には、何も残ってない可能性だってあるんです
>> >けど…。
>> 何かが残っている可能性だってあるんですけど。

だったら、その「何かが残っている」エンディングと言うのはどんなものになっ
ただろうと思いますか? 私にはとても想像がつかないので、できればそれを
教えて欲しいのですが。
#「これが俺の考えてた『エヴァンゲリオン』なんだー」っていうものを是非
#見せて欲しいです。よろしくお願いします。(^^)

>> >#私はこういう風に「謎が謎のまま」終わってむしろ気に入ってますが。
>> >#「謎」が『エヴァンゲリオン』の命のよーなもんですから、それが消え去っ
>> >#てしまうと『エヴァンゲリオン』じゃなくなる気がして。:-)
>> そんなのは Case by Case です。たとえば『ハイペリオン』、『ハイペリオン
>> の没落』を読みましょう。

まぁ、謎が解かれるcaseを否定するつもりも元々ないですけどね。今回のよう
に解かれなかったcaseが気に入った、というだけのことで、解かれたcaseで納
得できるものがあれば、それはそれでちゃんと評価します。

>> >もうちょっと何とかなってたら、きっと「別の作品」になってたことでしょう。
>> >#結果はどうあれ、『エヴァンゲリオン』は全26話で一つの作品となったのです。
>> そう思い込みたいわけ?(^^)

単に制作者側がこのようなエンディングを選んだということを受け入れ、その
上で評価しよう、というだけのことです。私ら視聴者側が何を言おうと、結局
『エヴァンゲリオン』のあり方を決めることができるのは制作者側だけなので
すから。

AIZAWA Hisashi

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
会沢@東大と申します。

>>>>> "hiraide" == kaori hiraide -K- <hi...@hino.kkc.co.jp> writes:
In article <4jq9hd$7...@sunst0.hino.kkc.co.jp> hi...@hino.kkc.co.jp (kaori hiraide -K-) writes:
hiraide>  ガンWも、謎は全部解明されませんでしたが、伏線の落とし前は
hiraide> かなり付けられていました。最後になってそれが出てくるのか!?と
hiraide> 驚きながらのお約束の予定調和というのはやはり快感なんですよ(^^;

結末がついて安心した、というのが全体の感想です。

#それを言っちゃあ....言ってしまう:-)

hiraide> ・最終決戦
hiraide>  あんたらはZガンダム最終回かい(^^;>ヒイロ&ゼクス
hiraide> ・上記のTV中継
hiraide>  どこかでみたと思ったらZのダカール攻防戦の中継でした。

え、GW って Z でしょ。
反乱者としての「ガンダム」、見えにくい対立軸。

もちろん GX は ZZ。
「明るい」ガンダム、ジャンク屋の主人公。
#でもヒロインはシャクティをほうふつとさせる

--
=======================================================AIZAWA Hisashi,
a graduate student majoring in Common Law or Anglo-American Law,
at Graduate School of Law and Politics, the Univ. of Tokyo, Japan.
===============================E-mail: jj5...@hongo.ecc.u-tokyo.ac.jp

Chihiro Fukazawa

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
深沢@パシフィテックです。

エヴァの25~26話と「一部の」新興宗教、
および「一部の」自己啓発セミナーの共通点について。

単純に形式が(あくまでなんとなく)似ているので、
連想された方が多いのだと思います。わたしも
このグループでその発言を読んだときは「ざぶとん一枚っ!」と
思いました。

すでにフォローアップされた内容に重複するかもしれませんが、
その手の宗教/セミナーでは、まず対象者が大勢に取り巻かれ、
その人間の心の深奥に関する質問をされます。で、下手に口答えすると、
なぜそう思うんだ、因習に囚われているだけじゃないのか、
等など、次々に質問が質問を誘発し、どんどん対象者を追い詰めていきます。
で、対象者は情動失禁的な状況になり(これは誰でもそうなる)、
わあわあ泣きながら、今までの自分を恥じ、憎み、
自分を、取り巻いている「サークル」のメンバーに「さらけ出すこと」に
よって「今までの自分と違う自分になれた」と思います。
するとサークルのメンバーは打って代わって対象者をほめたたえ、
サークルに来ることによって「生まれ変わった」ことの喜びを
噛みしめさせます。

どのサークルもまったく手口が同じなのが特徴です。
もともとはヴェトナム戦争帰還兵の恐怖症を取り除くために開発された
プログラムだそうですが、最近金儲けに悪用されて問題になっています。
---
thanx, fukazawa

Hironobu 'R_Akagi' Koura

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
小浦@慶應藤沢です。

<4jqbfr$o...@ns.hitachi-sk.co.jp>の記事において
m...@pav.hitachi-sk.co.jpさんは書きました。

>> じゃー今回の #25 #26 で「歴史に残る名作」になったとお思いなのですか?。

……そんなこと私は一言も言ってませんが…。
#個人的にはこーいう終わり方も好きですけど。:-)

>> ”全ての”謎は明かされなくてもいいけど、”明かされるべき”謎も解き明か
>> さないで(謎解きの答えが用意できて無いのか?それは無いでしょ)どっかの
>> 新興宗教みたいな終り方してるから、怒ってる人が多いんでしょうね。
>> #私も其の一人だし。

謎解きに拘るのも、このエンディングに怒るのも各人の勝手ですが、おそらく
制作者側とこういう「怒ってる人」とは「謎」の扱い方、捉え方が違っていた
というところではないですかね。「明かされるべき謎」か否かの線引きに至っ
ては、「怒ってる人」それぞれでも考えが違うでしょうし。
#ぶっちゃけた話、「ウルトラマンって何だったの?」ってのも言ってみれば
#「謎」ですけど。:-p

Takahiro TAGAWA

unread,
Apr 2, 1996, 3:00:00 AM4/2/96
to
多川@九大です。

In article <4jq9hd$7...@sunst0.hino.kkc.co.jp> hi...@hino.kkc.co.jp (kaori hiraide -K-) writes:

>  ラスト2話になってようやく完成した本OPを見ていたら、2日前の
> エヴァ第弐拾五話が吹き飛んでしまいましたもの。1年間の決着を
> 付けるのに、力が入っているなぁと思えるのは心地よいです(^^)

「ふう、間にあった」とタメイキがどっかから聞こえてきそうな…

> ・オペレーション・メテオ
>  忘れていた人も居るんじゃないのか?なこの単語。これがガンWの
> 物語の発端だったんですよね。首謀者がホワイトファングのカーンズ
> だったことが発覚して、WFの動きがなんとなく説明されたよーな気
> がするけどやっぱり説明不足のような気がする(^^; でもそんな疑問
> など、リーブラの動力炉破壊工作の影に隠れてしまいました。

カーンズのおっさんって、最初出てきたときは格好良かったのに、リー
ブラ発進からはドロシーにすらアゴで使われて…

この人ってよくかんがえたら、指揮下にあったガンダム5体を失ったか
ら、ゼクスのエピオンに目をつけたんですよね。間抜けというか…

> ・そして落とし物(笑)
>  ガンダム恒例になりつつある落とし物。なんでそこで戻っていくん
> だモビルドール!マグアナック隊も撤退しちゃうし……絶対ガンダム
> で押し返すと思ったんだが、そうはガンWの問屋は卸してくれません
> でした。

私は「いままでのガンダムを全部やる」という談話を耳にしたときから、
ほぼ間違いなくこれをやるだろうと思っていましたが…

でも、ウィングなりゼロなりがリーブラを持ち上げようとすると、特別に
サイコフレームも何もなくてもへーきで持ち上げそうな気がしました(笑)

> ・そして、約束の……
>  ドーリアン外務次官、リリーナの誕生パーティ、引き裂かれるカード
> ……OP1で出てきたテディ・ベアまで出てきたぞ¥(^^)/もぅ笑うしかな
> いですねん。

運輸会社の職員の制服を着ていたヒイロ。

彼がリリーナにプレゼントを渡したいと思ったがために、きっと後ろから
頭を殴られて服を剥がれ、縛られて倉庫に転がされている人がいるに違い
ない(笑)

しかし、ガンダムのパイロットたちがその後どうした…というのが気にな
らないでもないですね。

#ガンダムXの予告には驚いた。
#コロニー落としだ!
----------------------------------------------------------------------
多川 孝央   tag...@csce.kyushu-u.ac.jp 

にゅーたいぷだ!
----------------------------------------------------------------------

Akio Ishikawa

unread,
Apr 3, 1996, 3:00:00 AM4/3/96
to
石川@東大電子情報です。

似たような記事を一度投稿したのですが、文字化けしていたのでキャンセルさ
せていただきました。皆様に御迷惑をかけたことをお詫び申し上げます。

長いです。

>>>>> " >" == shuichiro nakamura <s...@sofel.co.jp> writes:


In article <315FDA...@sofel.co.jp> shuichiro nakamura <s...@sofel.co.jp> writes:
> 私としては、エヴァのラストあたりのエピソードを擁護する人が、割と多
> いのが意外でした。
> エヴァの監督をはじめ、スタッフが優秀なのは誰もが認めるところでしょ
> う。だから、なぐさめや同情は必要ないと思います。

その通りです。実際、武田@ガイナックスさんも、文句があればバリバリいい、
面白ければ褒めてくれることを望んでおられます。

> 庵野監督は放送前に、日本人特有の察しと思いやり(予算やスケジュール
> の事まで思いやって評価してくれる事)の上で、
> 「テレビの割によくやっているな」ではなく、
> 絶対評価として「面白い」と言われる作品を作りたい。…と言っていまし
> た。ですから今まで楽しみを与えてくれたお礼の意味も込めて、
> ”絶対評価”してあげませんか?
> それが礼儀でもあると思います。

同感です。
庵野監督およびガイナックスが、今最も切望しているのが、”絶対評価”です。

> どなたかがおっしゃってましたが、視聴者の認識も補完する必要があるの
> かも知れません…

これにも賛成です。ただ付け加えるならば、視聴者の認識の補完は援護派と批
判派の双方に必要であることを忘れてはなりません。

> CASE1:「見栄っ張りな人」の場合

エヴァを理解できなかったと思われたくないので、周りにつまらなかったと言
う人がいると、面白かったと言い張る。
エヴァを理解できなかったと思われたくないので、周りに面白かったと言う人
がいると、つまらなかったと言い張る。

> CASE2:「思い込みたい人」の場合

一度面白いと感じた気持ちを否定したくないので、面白かったと思い込みたい。
一度つまらないと感じた気持ちを否定したくないので、つまらなかったと思い
込みたい。

他にも、

CASE3:「付和雷同な人」の場合

周りに面白かったと言う人が多いので、自分も面白かったと言う。
周りにつまらなかったと言う人が多いので、自分もつまらなかったと言う。

CASE4:「思考停止な人」の場合

最初に面白かったと感じると、そのまま考えを変えない。
最初につまらなかったと感じると、そのまま考えを変えない。

CASE5:「理解できてない人」の場合

意味が分からなかったので、とりあえず面白かったと考えておく。
意味が分からなかったので、とりあえずつまらなかったと考えておく。

このようなものがあるでしょう。
これは同時に、自らへの戒めでもあります。

> #ちなみに「メインディッシュを食べられなかった」と言った人に対して、
> #「料理は出された」と言っていた人がいましたが、

これを言ったのはおそらく私ですね。

> #「出された」「出されなかった」…と言う表現方法上の問題ではなく、
> #「期待していた作品を見られ無かった」もしくは、
> #「監督が納得のいくできの、最終話を見られ無かった」
> #という、真意の方を汲み取ってあげて下さい。

そういう真意であれば、私も不思議に思ったりしませんでした。私が妙に感じ
たのは、「メインディシュが食べられなかったので、美味しかったかまずかっ
たかの評価ができない」という意見が目立ったことです。

「食べられなかった」のではなく、「食べなかった」「食べたくなかった」の
間違いではないでしょうか? これでは、失望するのが恐くて評価することか
ら逃げ、その言い訳として「食べられなかった」と言っているのだ。と見なさ
れてしまうでしょう。

> エヴァを料理に例えて論じられているケースで、
> 「メインディッシュを食べられなかった」と言った人に対して、
> 「食わず嫌いでは?」と言った人がいますが、それは違うと思います。

というわけで、「食わず嫌いでは?」というのは正しいです。

> 本当に”食わず嫌い”なら、最後までエヴァを見たりしません。

見ているふりをしていただけかも知れませんよ。散慢な集中力では、メッセー
ジのほとんどを受けとれない作品であることは分かっていたはずです。

似たような例として、天井画の例えがありました。ペンキ屋が天井画を展覧会
に出品したのに、その評価が「吹き抜けだった」とは一体どういう意味なので
しょう? 百武彗星の評価なんかしてどうするのですか?
#窓から首を出して上を見たのでしょうか。天井画が見えるはずがありません。

もう一つ挙げると、「物語が完結していないので、評価以前の問題である」と
いう意見も少し違うのではないかなあ、という気がします。確かに、コミック
版がありますし、OVA が出るという噂もあります。従って、エヴァンゲリオン
という作品世界の全体評価はまだできないでしょう。
でも、TV シリーズが終了したというのは厳然たる事実です。TV シリーズの評
価は下せるはずですし、下すべきです。

最後にもう一つ。このスレッドの下流で、第26話のラストとある新興宗教の自
己啓発セミナーとの類似点が話題になっています。確かに、よく似てます。で、
それがどうかしたのでしょうか? 似ていることに何か意味があるのでしょう
か?

少なくとも、これらの意見は”絶対評価”とはほど遠いものであることは確か
です。

#エヴァのXX年後の評価についての話題もありますね。あれって何が目的なん
#だろう? 単に冗談を楽しんでいるだけでしょうか? まあ、それならそれで
#構いません。fj.rec.animation で joke をやってはいけないという規則は
#ありませんから。

> 以上、思い当たるケースを2つばかり上げてみました。


> エヴァの弐拾五、六話を擁護する人にもう一度聞いてみたいです。
> 「思いあたるふしはないですか?」
> 「弐拾五、六話は、本当に期待していたものでしたか?」

> 私は”期待はずれ”でした。

”絶対評価”をするためには、”絶対的評価基準”が必要です。すなわちエヴァ
に「何を望むのか?」ということです。庵野監督も”絶対的評価基準”を持っ
ているといっていました。
#よろしければ、中村さんの”絶対的評価基準”を紹介して下さい。

では、私の”絶対評価”を簡単に述べさせていただきます。
まず、第25、26話についてです。

私は、エヴァの最後に、シンジとゲンドウの心の葛藤を、ゲンドウの目的が明
らかになるのに絡めて、決着をつけてくれることを望んでいました。それがな
されなかった点で大いに不満です。
しかしながら、謎が明かされるだけで終りという最もつまらない結末ではなかっ
たことと、シンジの心の成長を最後まで描き切ったという点から、”絶対的評
価基準”のボーダーラインをかろうじて越えたかな。と思っています。

#最近、このNGで様々な人の解釈を読むうちに、シンジとゲンドウの心の葛藤
#は補完の前にほぼ決着がついていたような気がしてきました。このことを考
#慮して評価を上げてもいいかなあ、などと思っています。

次に、エヴァのTVシリーズ全体についてです。私はエヴァに、シンジの心の成
長を多くの設定とうまく絡めて描いてくれることを望んでいました。最後に不
満は残るものの、エヴァはその期待に十分過ぎるほど応えてくれました。この
点において、近年のいかなるTVアニメとももはや比較の意味をなさないくらい
見事な作品といえましょう。
#あえてエヴァと比較できる資格を持つ作品を挙げると、
#再放送中の銀河鉄道 999 かな。

おいしかったです。ごちそうさま。>ガイナックス
#また食わせろ。>ガイナックス

#さて、気になるのは監督本人の”絶対評価”ですね。以下は憶測に過ぎませ
#んが、多分不合格なんじゃないかなあ。エヴァの最後を見て、「もしや、監
#督は話数が多ければ描くつもりだった素晴らしいネタがもっとあったのでは
#ないだろうか」と思えてしまったんです。

ではでは。
--

┏ 石 川 彰 夫 ( いしかわ あきお ) ┓
┃ 東京大学大学院 工学系研究科 電子情報工学専攻 修士課程2年 ┃
┃ E-mail address < ka...@hc.t.u-tokyo.ac.jp > ┃
┗ WWW home page < http://www.hc.t.u-tokyo.ac.jp/~kageo/ > ┛


shuichiro nakamura

unread,
Apr 3, 1996, 3:00:00 AM4/3/96
to
Michio Abe wrote:

> んではちょいと。
> そもそも、「擁護する」などという表現に「中村さんにとっての絶対評価」
> がバイアスとしてのっかっていて抵抗があるのですが・・・

あれが、最初から監督の作りたかった最終話なら問題ないのですが、時間と
予算があれば、違うものができあがったとしか思えないので、あえて「擁護
する」という表現を使わせていただきました。

おそらく監督は、”言いたいこと”は言ったかも知れませんが、”思い描い
ていた最終話”は作れなかったと思うのです。
(そうでなければ、私が庵野監督を買いかぶっていた、という事ですが。)
もし、OVAなり、なんなりで、続編が出来るのであれば、TV版がスタッフの
”思い描いていた最終話”ではなかった、という意思の現われではないでし
ょうか?
(「TV版には満足しているが、売れるから作るんだ」ということで作るので
 あれば、私が、GAINAXを買いかぶっていた、という事でしょう。)

#でも、「擁護する」という表現が気にさわったのならあやまります。
#どうもスミマセン。
#他に適切な言葉が、見つからなかったもので。
#ちょっとニュアンスが違うけど、「あの最終話で欲求が満たされた人」と
#言えばいいのかな…。
#だとすれば、「本来ならもっとすごいものが見れるハズだったんだよ!」
#と言いたいな。(少なくとも、私の中の庵野監督の実力はあんなもんで終
#わるはずがないのです。)

> #きっとこういうのがATフィールドなのでしょう

だとしたら、私のATフィールドは悲しいくらい弱いでしょう。^^;
あまり”心の壁”というものがないので。
>
> 「思い当たるふし」は皆無です。

だとすれば、私としては何も問題はありません。

> 「期待していたもの」に近いものでした。それまでの、ラブコメ的な
> 一時の展開、アスカが登場した近辺、で一時期「なんだこれもか」と
> がっかりした事を補うくらい、評価できるものでした。

私も、ラブコメよりは、後半の展開が好きでした。
(16話あたりから24話くらいまで。まだ続くのであれば、25、6話
 みたいな話が間に入ってもOKです。)


>
> ちょっとだけ残念なところがあるとすれば、もっと「謎」や「キャラ
> クター」をふりまわして最後につきおとす落差をさらにひろげればもっ
> とすごいものになったかも、とは思います。表現のスタイルとして多用
> された「文字」も、たぶん、画像としての新しい表現ができればさらに
> すさまじかったでしょう。
>
> カオルが残した言葉によって謎の多くは説明がつきました。Evaと使徒
> との戦いも、ATフィールドのぶつかりあいであったのですから。ただ、
> 「もっと自分が期待したとおりのものをみたかったのに」という不満
> は出るのでしょう。それが、この結末に対する「絶対評価」というも
> のを考えさせるのかもしれません。しかし、この「絶対」というもの
> についてのものさしはたかだか自分の主観でしかありませんし、建設的
> とも思えないのです。

そうです。たかだか自分の主観でしかないのです。
そして、その上の評価として「面白かった!」と言われる為に制作者は
日夜苦労をしているのでしょう。

>
> 少なくとも、僕はラストに満足しました。シンジが受ける祝福は、シンジ
> が「祝福されたい」という気持ちを強く抱いていた以上、必須だったの
> だと考えています。
>
> #自分だったら、耐えられないかもしれませんが。

私も耐えられませんね。ミサトじゃないけど「大きなお世話よ!」です。

> これは僕個人の「絶対的な」評価ですし、「擁護」など必要とも思いませ
> ん。擁護が必要なほど脆弱な作品とは思いませんし、期待外れだ、とい
> う声がどれだけあがろうと「すでにできあがった」ものは壊れません。
> もちろん、この「声」がGainaxの次作に影響を与えることはあるかもしれ
> ませんが、その時も「どう影響を与えたのか」を見る事で初めて判断でき
> ることですし。

当然、私は「すでにできあがった」ものを壊すつもりはありません。
大切なのは、「これから」でしょう。

阿部道生さん、貴重なご意見ありがとうございました。
阿部道生さんに思い当たるフシがなければ、私としては何も言う事はありま
せん。

Kiyokaze Sugai

unread,
Apr 3, 1996, 3:00:00 AM4/3/96
to
 菅井@上智です。

In article <4jqq3q$l...@news.kt.rim.or.jp>,


Tomohiko Takahashi <sas...@kt.rim.or.jp> wrote:
>In article <4jqbfr$o...@ns.hitachi-sk.co.jp>, m...@pav.hitachi-sk.co.jp
>says...

>>”全ての”謎は明かされなくてもいいけど、”明かされるべき”謎も解き明か
>>さないで(謎解きの答えが用意できて無いのか?それは無いでしょ)どっかの
>>新興宗教みたいな終り方してるから、怒ってる人が多いんでしょうね。

>"明かされるべき"だったのでしょうか。
>あくまでも主題は「シンジの成長」であるなら、
>それが描かれていることは重要ですが、
>それ以外の全ての謎が"明らかにされるべき"かどうかは疑問です。

 主題は「シンジの成長」だと私も思いますが、それ以外にも
謎が明かされないために埋もれてしまった幾つかのテーマがある
のではないでしょうか。本物の(と信じたい)人類補完計画とか。

 個人的には、私はシンジよりむしろゲンドウの行動に注目していたので、
エヴァの中でのゲンドウに関する部分がほとんど謎に隠されて中途半端に
終わってしまったのは非常に残念に思っています。
#シンジみたいなガキの戯言はどうでもよかったんだよぅ;_;

---
http://133.12.64.54/rent/k-sugai/ ///////////////////////////////////////////
k-s...@hoffman.cc.sophia.ac.jp // ペプシマンは頭を打った後膝を打って
上智大学外国語学部英語学科3年 // いるが、その場合普通の人なら膝を
菅井 清風 (Sugai, Kiyokaze) // 押さえると思うがいかがか。

Endo Hideyuki

unread,
Apr 3, 1996, 3:00:00 AM4/3/96
to
えんどう@電通大です

In article <KAGEO.96A...@prelude.hc.t.u-tokyo.ac.jp> ka...@hc.t.u-tokyo.ac.jp (Akio Ishikawa) writes:
>私は、エヴァの最後に、シンジとゲンドウの心の葛藤を、ゲンドウの目的が明
>らかになるのに絡めて、決着をつけてくれることを望んでいました。それがな
>されなかった点で大いに不満です。
>しかしながら、謎が明かされるだけで終りという最もつまらない結末ではなかっ
>たことと、シンジの心の成長を最後まで描き切ったという点から、”絶対的評
>価基準”のボーダーラインをかろうじて越えたかな。と思っています。

そんな。
「謎が明かされるだけで終りという最もつまらない結末」と云う、たくさんあ
る中の最もつまらなそうなものと比べてそれよりマシだからOKだなんて、石川
さんは一体今までどう云う生活を送ってきたのですか? 「ほしがりません。勝
つまでは」ですか?(^^)

シンジの心の成長と云う点では、

1) そもそもシンジは人為的にスポイルさせられたように見える
2) どこがどう成長したと云うのだ

と云う二点でマヌケだと思います。
補完だのなんだの持ち出さなくても、ゲンドウがちゃんと話をしてあげる。セ
ラピーをつける。程度でもっとましな成長ができますよ。

あれだけのストーリーで、シンジがちょっぴり成長しただけなんて(したの?)、
まるで蝿を一匹殺すのに、地球にトランスフォーム砲を撃ち込むようなもので
す。

アスカについてもそう。アスカがEVAに対して依存の兆候を示していたのなら、

1) それに気がついていなかったなんて、アスカのまわりにいた連中、無能だっ
たんじゃないの?
2) でなきゃ、シンジと同様、人為的にスポイルされたとしか思えない。

と云う点でマヌケだと思います。
あの世界には、精神医学は存在しないのか!

>次に、エヴァのTVシリーズ全体についてです。私はエヴァに、シンジの心の成
>長を多くの設定とうまく絡めて描いてくれることを望んでいました。最後に不
>満は残るものの、エヴァはその期待に十分過ぎるほど応えてくれました。この
>点において、近年のいかなるTVアニメとももはや比較の意味をなさないくらい
>見事な作品といえましょう。

ぼくはずっと、シンジの心の成長を阻害してるのはなぜだろうと首をひねって
いました。

>#さて、気になるのは監督本人の”絶対評価”ですね。以下は憶測に過ぎませ
>#んが、多分不合格なんじゃないかなあ。エヴァの最後を見て、「もしや、監
>#督は話数が多ければ描くつもりだった素晴らしいネタがもっとあったのでは
>#ないだろうか」と思えてしまったんです。

まったく終わっていないように見えると云う一点だけでも、不合格でしょう。

shuichiro nakamura

unread,
Apr 3, 1996, 3:00:00 AM4/3/96
to
Hironobu 'R_Akagi' Koura wrote:

> >>  ただ、怒りより悔しさが大きかったですね。
> >> 「歴史に残る名作になるはずが、伏線倒れの佳作になるなんて」
>
> 「伏線倒れ」と言いますが、果たしてその全て(じゃなくてもいいですが)が明
> かされて「歴史に残る名作」となり得たでしょうかね?
> #そもそも「謎は明かされなければならない」なんて誰が決めたんでしょう?

誰も決めてませんが?
謎ときに関して不満をもっている人達も、「謎は明かされなければならない」
なんて思ってないと思います。

ただ、謎が100あったとして、(個数という意味ではなく)80ぐらいの謎ときが
統計的に見て一番ストレスの感じない量だとするなら、50~100くらいが、クリ
エイターの裁量にまかされる、許容範囲でしょう。
(このスケールの場合、50未満だと、話の展開を180度ひっくり返せる仮説が
 成り立つ量だと思って下さい。)

それが、今回のエヴァの場合は10ぐらいだったので、謎とき部分に不満を持って
しまった… という事ではないでしょうか?
(テーマ性の部分の善し悪しを抜きにして、あくまで謎とき部分についてです)

#10は言いすぎだ、と思うかも知れませんが、キャラクターのセリフ一発で、こ
#れまでの常識をひっくりかえせるアニメなのでこれくらいだと思います。
#(すでに謎ときされている事も嘘である可能性が十分にあるので)
#今のままだと、いくらでも仮説が成り立ちます。
#実は、使徒はいいやつで、人類を救おうとしている。
#ゼーレやネルフは、オ◯ムの様な、狂気のテロ集団だった… という説も否定
#できる材料がないと思います。
#(シンジは薬漬けにされて、26話で解脱したと思っているとか)
#ま、これは少々言いすぎでしたが、視聴者がストレスを感じて当然の、伏線の
#未消化量だったと思います。

Endo Hideyuki

unread,
Apr 3, 1996, 3:00:00 AM4/3/96
to
えんどう@電通大です

In article <1996Apr2.1...@sfc.keio.ac.jp> t941...@sfc.keio.ac.jp (Hironobu 'R_Akagi' Koura) writes:
>>> >どのようなエンディングを期待していたのかは分かりませんが、「光が差し込
>>> >み、視界がパアッと開けた」先には、何も残ってない可能性だってあるんです
>>> >けど…。
>>> 何かが残っている可能性だってあるんですけど。
>
>だったら、その「何かが残っている」エンディングと言うのはどんなものになっ
>ただろうと思いますか? 私にはとても想像がつかないので、できればそれを
>教えて欲しいのですが。

EVAのような、からまりあった伏線、謎を呼ぶ謎、みたいな話の場合、いかな
るスレタ視聴者の想像をも絶したウルトラC級の超絶技巧の展開で最後を締め
くくるのが正しい道(^^;)だと思うのです。
当然誰にだって想像できないでしょう。あったかどうかすら疑問だが……(^^;)

で、最近それがすごかったのがSF小説の『ハイペリオン』、『ハイペリオンの
没落』なわけです。
受け手をボーゼンとさせるような結末……。

でもまあ、連続もののアニメではより困難でしょうね。受け手に考える時間を
あてえてしまうから。

>#「これが俺の考えてた『エヴァンゲリオン』なんだー」っていうものを是非
>#見せて欲しいです。よろしくお願いします。(^^)

ぼくが思いつけるようなものだとつまらないでしょ(^^)

>>> >#私はこういう風に「謎が謎のまま」終わってむしろ気に入ってますが。
>>> >#「謎」が『エヴァンゲリオン』の命のよーなもんですから、それが消え去っ
>>> >#てしまうと『エヴァンゲリオン』じゃなくなる気がして。:-)
>>> そんなのは Case by Case です。たとえば『ハイペリオン』、『ハイペリオン
>>> の没落』を読みましょう。
>
>まぁ、謎が解かれるcaseを否定するつもりも元々ないですけどね。今回のよう
>に解かれなかったcaseが気に入った、というだけのことで、解かれたcaseで納
>得できるものがあれば、それはそれでちゃんと評価します。

そうですか。僕は今回の結末はあまりにもブザマでマヌケで全く評価できませ
ん。

>>> >もうちょっと何とかなってたら、きっと「別の作品」になってたことでしょう。
>>> >#結果はどうあれ、『エヴァンゲリオン』は全26話で一つの作品となったのです。
>>> そう思い込みたいわけ?(^^)
>
>単に制作者側がこのようなエンディングを選んだということを受け入れ、その
>上で評価しよう、というだけのことです。私ら視聴者側が何を言おうと、結局
>『エヴァンゲリオン』のあり方を決めることができるのは制作者側だけなので
>すから。

制作者側がこのようなエンディングを選んだのだとしたら、制作者側はマヌケ
だと言うのが僕の意見です。

# 設定の無駄使いと言いたい。

Akio Ishikawa

unread,
Apr 3, 1996, 3:00:00 AM4/3/96
to
石川@東大電子情報です。
またまた長いです。

>>>>> " >" == Endo Hideyuki <end...@cs.uec.ac.jp> writes:
In article <ENDO-H.96...@tremaine.cs.uec.ac.jp> end...@cs.uec.ac.jp (Endo Hideyuki) writes:
> えんどう@電通大ですIn article


> <KAGEO.96A...@prelude.hc.t.u-tokyo.ac.jp>
> ka...@hc.t.u-tokyo.ac.jp (Akio Ishikawa) writes:
>> しかしながら、謎が明かされるだけで終りという最もつまらない結末で
>> はなかったことと、シンジの心の成長を最後まで描き切ったという点か

>> ら、”絶対的評価基準”のボーダーラインをかろうじて越えたかな。と


>> 思っています。
> そんな。
> 「謎が明かされるだけで終りという最もつまらない結末」と云う、たくさ
> んある中の最もつまらなそうなものと比べてそれよりマシだからOKだなん

> て、石川さんは一体今までどう云う生活を送ってきたのですか? 「ほしが
> りません。勝つまでは」ですか?(^^)

これは私の書き方が悪かったです。もし「謎が明かされるだけの結末」であれ
ば問答無用に評価は0、私にはシンジの心の成長が見てとれたのでボーダーラ
インはかろうじて越えた。ということです。

ただ、そのことを踏まえても、私のボーダーラインは低いのかも知れません。
無意識のうちに、最近の TV アニメとかコミックの低俗さに引きずられてしまっ
ていたようです。

> シンジの心の成長と云う点では、
> 1) そもそもシンジは人為的にスポイルさせられたように見える

これはちょっと疑問です。シンジが「先生」と呼ぶ人物がいい加減な人間だっ
ただけでは。

> 2) どこがどう成長したと云うのだ

別の記事でも書きましたが、以前のシンジは、何をするにも他人の評価を気に
し、自分が傷つくのを恐れて逃げ回っていました。しかしながら、第19話で初
めて、逃げるのではなく、他人の顔色をうかがうのでもなく、自らの意志で出
撃をしました。これは成長と言っていいと思います。第26話の補完とはそのこ
とを鈍感なシンジにしっかりと認識させるものであったと考えています。

> と云う二点でマヌケだと思います。補完だのなんだの持ち出さなくて
> も、ゲンドウがちゃんと話をしてあげる。セラピーをつける。程度で
> もっとましな成長ができますよ。

そりゃそうなんですが、ゲンドウのように不器用な人間にはそれは無理です。
保護者のミサトは本人がセラピーを必要とするようなレベルなので、シンジの
ためにセラピーをつけるなんて思いつきもしないでしょう。

> あれだけのストーリーで、シンジがちょっぴり成長しただけなんて(し
> たの?)、まるで蝿を一匹殺すのに、地球にトランスフォーム砲を撃ち
> 込むようなものです。

そうなんです。エヴァで描かれたシンジの成長というのはそんな大層なことで
はないのです。単に自分の存在理由を知るというだけのことですから。おそら
く、ほとんどの人は大人になるに従って、いつの間にか獲得していく当たり前
のことなのでしょう。

しかし、シンジやアスカは幼さと過去の経験のためになかなかそれを獲得でき
ませんでした。アスカはその程度のことのために廃人寸前にまでなってしまい
ました。ミサトなどは29才にもなって、それが分からないでいたのです。
#「オネアミスの翼」の主人公シロツグもそんな人間の一人でしょうね。
#それを言いだしたら GAINAX 作品の登場人物はほとんどがそうです。

現実にもそういう人は存在します。続々と自殺している小中学生がそうですし、
大人でも「尊師に褒めてもらいたいから地下鉄にサリンを撒いた」連中は補完
の必要ありです。
#そうそう、庵野監督自身が4年間そうだったんです。

> アスカについてもそう。アスカがEVAに対して依存の兆候を示していた


> のなら、
> 1) それに気がついていなかったなんて、アスカのまわりにいた連中、無
> 能だったんじゃないの?
> 2) でなきゃ、シンジと同様、人為的にスポイルされたとしか思えない。

これについては本当にそうかも知れません。シンジが第4話で家出した時は次
の日には連れ戻されたのに、第24話でアスカは1週間ほっておかれました。ゼー
レが 5th children を送り込む口実を作るために、わざとアスカを弐号機に乗
れない状態に追い込んだという気がします。

>> 次に、エヴァのTVシリーズ全体についてです。私はエヴァに、シンジの
>> 心の成長を多くの設定とうまく絡めて描いてくれることを望んでいまし

>> た。最後に不満は残るものの、エヴァはその期待に十分過ぎるほど応え
>> てくれました。この点において、近年のいかなるTVアニメとももはや比
>> 較の意味をなさないくらい見事な作品といえましょう。
> ぼくはずっと、シンジの心の成長を阻害してるのはなぜだろうと首をひねっ
> ていました。

ええ、私も首をひねってました。第19話であと一歩のところまで成長している
のに、そっから先が不自然なくらいジレッたいんです。今から考えると、最終
話で補完するというストーリー上の都合だったのかも知れません。その意味で、
第21話から第24話はつまらないです。この4話は謎解きのために用意されたよ
うな感じです。

その怪我の巧名かどうかは知りませんが、第26話の最後でシンジがようやく自
分の存在価値に気付いた時には心からほっとできました。番組の最後までに、
シンジは本当に救われるのか本気で心配でしたから。

で、その後の拍手シーンでずっこけました。補完されたら、次は現実世界で実
践しなきゃならないんですよ。私がエヴァに抱いている最大の不満がこれです。

Akio Ishikawa

unread,
Apr 3, 1996, 3:00:00 AM4/3/96
to
石川@東大電子情報です。

>>>>> " >" == Endo Hideyuki <end...@cs.uec.ac.jp> writes:
In article <ENDO-H.96...@tremaine.cs.uec.ac.jp> end...@cs.uec.ac.jp (Endo Hideyuki) writes:

> えんどう@電通大です
> In article <1996Apr2.1...@sfc.keio.ac.jp>
> t941...@sfc.keio.ac.jp (Hironobu 'R_Akagi' Koura) writes:
>> だったら、その「何かが残っている」エンディングと言うのはどんなも

>> のになっただろうと思いますか? 私にはとても想像がつかないので、で


>> きればそれを教えて欲しいのですが。
> EVAのような、からまりあった伏線、謎を呼ぶ謎、みたいな話の場合、い
> かなるスレタ視聴者の想像をも絶したウルトラC級の超絶技巧の展開で最
> 後を締めくくるのが正しい道(^^;)だと思うのです。

私にも、エヴァならそのような結末を提供してくれるのではないかという期待
がまったく無かったと言うえば嘘になります。しかし、庵野監督の表現したかっ
たことは別にあったということでしょう。

> 当然誰にだって想像できないでしょう。あったかどうかすら疑問だが……
> (^^;)

一応、主要な謎を解いて視聴者を驚かせようという意志はあったみたいです。
初号機の正体、MAGI の設定、レイが複数存在すること、最終使徒、人類補完
計画の正体、などなど。悲しいかな、ほとんどは邪推され尽くしていてあんま
り驚けませんでした。

> で、最近それがすごかったのがSF小説の『ハイペリオン』、『ハイペリオ
> ンの没落』なわけです。
> 受け手をボーゼンとさせるような結末……。
> でもまあ、連続もののアニメではより困難でしょうね。受け手に考える時
> 間をあてえてしまうから。

そうですね。これまでの存在した SF の TV アニメで、受け手をボーゼンとさ
せるような超絶技巧の結末を迎えたものはあったでしょうか。少なくとも私に
は思いつきません。エヴァもその壁は越えられなかったということでしょう。
#というか、乗り越えることは第一目的ではなかったのですね。

>> #「これが俺の考えてた『エヴァンゲリオン』なんだー」っていうもの
>> #を是非見せて欲しいです。よろしくお願いします。(^^)
> ぼくが思いつけるようなものだとつまらないでしょ(^^)

#庵野監督も同じ気持ちだったりして。

>> まぁ、謎が解かれるcaseを否定するつもりも元々ないですけどね。今回
>> のように解かれなかったcaseが気に入った、というだけのことで、解か
>> れたcaseで納得できるものがあれば、それはそれでちゃんと評価します。
> そうですか。僕は今回の結末はあまりにもブザマでマヌケで全く評価でき
> ません。

エヴァを SF と考えるべきではなかったのでは?

私は、SF 的小道具を用いた、シンジの心の成長の記録であり、庵野監督の私
小説であるとみなしていたので、少なくとも結末だけは納得できました。
#結末に至るまでの過程に大いに不満はありますが。

#こんな考え方ができたのも、ガイナックスの以前の作品「オネアミスの翼」
#「トップをねらえ!」などを見ていたからかも知れません。両者とも、SF
#のようにみえて、えんどうさんのおっしゃる意味での SF ではありません。

従って、無理に本格的な SF のような結末をとらせると、それこそ『エヴァン
ゲリオン』じゃなくなっていたのかもしれません。

>> 単に制作者側がこのようなエンディングを選んだということを受け入れ、
>> その上で評価しよう、というだけのことです。私ら視聴者側が何を言お
>> うと、結局『エヴァンゲリオン』のあり方を決めることができるのは制
>> 作者側だけなのですから。
> 制作者側がこのようなエンディングを選んだのだとしたら、制作者側はマ
> ヌケだと言うのが僕の意見です。
> # 設定の無駄使いと言いたい。

えんどうさんがエヴァに望んだ結末と、製作者がエヴァに望んだ結末は違うも
のであったということですね。残念ながら、その意味では「『エヴァンゲリオ
ン』のあり方を決めることができるのは制作者側だけなのですから。」という
のは真実だと思います。

まあ、それではみもふたもないので、o...@momo.it.okayama-u.ac.jp さんの
<ODA.96Ma...@shind.momo.it.okayama-u.ac.jp> の記事を紹介します。
「ゲンドウ-シンジ」の関係を「神-人類」の関係に置き換えるというものです。
この推測にはうならされました。この考えは、近年のガイナックスの SF もど
き作品に一貫して描かれているテーマなのです。ちゃんと SF してる唯一の点
と言ってもいいかも知れません。

Sueshima Satoshi

unread,
Apr 4, 1996, 3:00:00 AM4/4/96
to
末島@安川電機です。

In article <ENDO-H.96...@tremaine.cs.uec.ac.jp>,
end...@cs.uec.ac.jp says...
>あの世界には、精神医学は存在しないのか!

この設定付けるすると、

「人類補完計画」とは精神医学を起こすこと
そしてそれを実践することであった!!

ってことで私は最終回に納得しちゃいました。

……んなわけないか。あほくさ(^^)


Ei Murakami

unread,
Apr 4, 1996, 3:00:00 AM4/4/96
to
SEIの英です。

記事 <44...@hoffman.cc.sophia.ac.jp> にて
k-s...@hoffman.cc.sophia.ac.jp (Kiyokaze Sugai) さん曰く、

> 個人的には、私はシンジよりむしろゲンドウの行動に注目していたので、
>エヴァの中でのゲンドウに関する部分がほとんど謎に隠されて中途半端に
>終わってしまったのは非常に残念に思っています。

 ゲンドウはシンジを成長させることだけを願っていたんでしょうね。
セカンドインパクトの後の地獄を力強く生きて行ける子供になることを。

 シンジの補完が人の力を借りたことがやたら批判されていますが、子
供に「おまえはそこにいていいんだ」というメッセージを送る責任を持っ
ているのは親です。もっといえば父親の役割です。

 人類補完計画もエヴァもネルフもすべてシンジのため。と私はにらみ
ました。

 すべての父親は自分はそういうメッセージを送っているつもりになっ
ていますが、そのメッセージは必ずしも伝わっていません。

 #1-#24がその象徴だと思います。

 ただ、ゲンドウはそれが解っているので、シンジ=人類の存続を危う
くする使徒の存在がなくなった時点で、補完計画を実行します。たぶん
エヴァはこれを発動した時点で再び兵器として使うことはかなわないん
じゃないかとおもいます。(だから使徒を全て討ち取っておかなければ
いけなかった。)

 #25-#26です。

 で、ようやくゲンドウの持っていたメッセージはわかりやすく伝えら
れシンジは成長することができました。

#なんて不器用な父親。

 という私の解釈すると、あのラストは馬鹿馬鹿しいほどわかりやすく
ならなければいけないとおもいます。子供をあやす格好って、恥ずかし
いほど馬鹿馬鹿しいでしょ。

#べろべろばああーとか。

 しかし、それをやってあげないと、子供には自分がそこにいていいと
いうメッセージが伝わらないのです。

--
_ MURAKAMI Ei (村上 英)
__ e-m...@rinfo.sumiden.co.jp
___ Systems & Electronics R&D Center [in Osaka Works]
____ Sumitomo Electric Industries, Ltd. (SEI, 住友電工)


Yoshitsugu Mimuro

unread,
Apr 4, 1996, 3:00:00 AM4/4/96
to
三室@日立ソフトです。


In article <1996Apr2.0...@sfc.keio.ac.jp>, t941...@sfc.keio.ac.jp
says...


>
>小浦@慶應藤沢です。
>
><4jqbfr$o...@ns.hitachi-sk.co.jp>の記事において
>m...@pav.hitachi-sk.co.jpさんは書きました。
>
>>> じゃー今回の #25 #26 で「歴史に残る名作」になったとお思いなのですか
>?。
>
>……そんなこと私は一言も言ってませんが…。
>#個人的にはこーいう終わり方も好きですけど。:-)

了解です、確かに名作になったとは書いてませんね、失礼しました(^_^;)。
#個人的にはこーいう終わり方は嫌い(笑)。

>>> ”全ての”謎は明かされなくてもいいけど、”明かされるべき”謎も解き明
>か
>>> さないで(謎解きの答えが用意できて無いのか?それは無いでしょ)どっか


>の
>>> 新興宗教みたいな終り方してるから、怒ってる人が多いんでしょうね。
>>> #私も其の一人だし。
>
>謎解きに拘るのも、このエンディングに怒るのも各人の勝手ですが、おそらく
>制作者側とこういう「怒ってる人」とは「謎」の扱い方、捉え方が違っていた
>というところではないですかね。「明かされるべき謎」か否かの線引きに至っ
>ては、「怒ってる人」それぞれでも考えが違うでしょうし。

ま、確かに。
怒ってる人でも、焦点はそれぞれでしょうが。
一つ繋がりが在るとしたら、物語としての世界に決着がついてないからでしょ。
確かに「シンジ君の成長記録連続活劇」だったのでしょうが、それにわざわざ
謎の多い連中作って、そいつらは目的が有ってなんかしてるみたいだが、それに
巻き込まれた連中もちゃんと人生作って有って色々悩んだりしてて。
そんな、物語としてのバックボーンを「謎が謎を呼ぶ」設定にしていて・・・
最後はカラ破ったシンジ君をみんなで「おめでとう」じゃ私は納得出来ない
訳です。

#第一、ガキが一人前の男になるのに、あんな設定いらんでしょ。

(視聴者を)引き付ける手段として、謎掛けの多い設定を使ったのなら、
それを決着させる「謎解き(総ての謎は解く必要無いから、つじつま合わせ
でも可)」が必要だったのでは?。
それならば、謎解きの討論は残るものの、やれメインディシュが無いだの、
やれ推理小説の犯人明しがどうのなんて話にはならなかったでしょうね。

結局一番問題なのは、あからさまに「伏線」を張って置いて、なーんの
フォローも無いままで終った事と、若干作品中で謎を解いても解釈が何通りも
できるような説明で済ませている点でしょうね。

>#ぶっちゃけた話、「ウルトラマンって何だったの?」ってのも言ってみれば
>#「謎」ですけど。:-p

ウルトラマン??彼は M78 星雲から来た、地球の平和を守ってくれる宇宙人
でしょう。
M78 星雲にはパトロール隊が組織されていて、凶悪な怪獣や宇宙人から平和を
守ってるんでしょう?。
地球に来たのも、たまたま怪獣を追跡していたためで、その際に事故で地球人を
傷付けた為に責任とって地球に居座った訳ですよ。
#其のおかげで週イチで怪獣が来るようになったけどね、地球は(笑)
何処が謎なの?全然謎じゃー無いじゃん。

#他の方の文章にもウルトラマンを謎と称して出してたので、ちょっと書いて
#みましたが、この話はこれで終り。
#あれは特撮だからね(笑)。

shuichiro nakamura

unread,
Apr 4, 1996, 3:00:00 AM4/4/96
to
Akio Ishikawa wrote:

> > シンジの心の成長と云う点では、
> > 1) そもそもシンジは人為的にスポイルさせられたように見える
>
> これはちょっと疑問です。シンジが「先生」と呼ぶ人物がいい加減な人間だっ
> ただけでは。

1:ゲンドウは、ATフィールドが”心の壁”だと知っている。
2:心が満ち足りているとATフィールドの展開に支障をきたす。
3:シンジを人為的にスポイルする必要がある。
…という風にもとれますけどね。(あの伏線の未消化量じゃあ)

> > 2) どこがどう成長したと云うのだ
>
> 別の記事でも書きましたが、以前のシンジは、何をするにも他人の評価を気に
> し、自分が傷つくのを恐れて逃げ回っていました。しかしながら、第19話で初
> めて、逃げるのではなく、他人の顔色をうかがうのでもなく、自らの意志で出
> 撃をしました。これは成長と言っていいと思います。第26話の補完とはそのこ
> とを鈍感なシンジにしっかりと認識させるものであったと考えています。

なぜシンジは出撃したか? > 誰かが死んでいやな思いをしたくないから。
これってエゴ?
”誰かが死んでいやな思いをしたくない”ってのは、成長に関係ないと思うな。
でもって、”自分なら皆を守れる”から、”仕方なしに出撃した”んじゃ
ないのかな?(カコイイとは思いましたケド。)

あの使徒が、第3使徒ぐらいの強さだったなら、弐号機が1発でやっつけて、
そのまま電車に乗ってたと思いますよ。(もちろん警戒体制の後ですが。)
あの時のシンジの”エヴァには乗らない”という決意は相当なものでしたから。

#「でもね、シンジ君、使徒とアダムが接触してもサードインパクトは起こらな
# いんだよ~ん!」(^o^){ご愁傷さまでした!)

# …と言いたくなるようなラストでした…。
#(本来なら無視するところも、ツッコまずにいられない!)

> 現実にもそういう人は存在します。続々と自殺している小中学生がそうですし、

他の記事でも書きましたが、あれは、いじめがつらくて自殺したのです。
(別の記事では、その根拠も書いてあります。)

> 大人でも「尊師に褒めてもらいたいから地下鉄にサリンを撒いた」連中は補完
> の必要ありです。

尊師に補完されたから、ああなったんでしょう?

#補完している再現VTRは、去年いやっていうほど、お茶の間に流れてましたね。
#導く先をあやまったら、ああなってしまうのでしょうね。今回のシンジも、そん
#な風に見えたのがまずかったのでは?
#マニュアル通りにカタにはめられている様に見える。
#そのうち尻の毛まで抜かれて操り人形になるんじゃないかと心配で…。

> #そうそう、庵野監督自身が4年間そうだったんです。

あれは逃げてただけでしょう?
(石川さんも、逃げてたと言いたいんでしょう?)
監督自身も反省材料にしていましたが、あながち”逃げる”ってのもマイナス面ば
かりではないのでは?
(4年のブランクが、エヴァの構想期間に少しは貢献しているのでは?)

逃げるって、そんなにいけない事なのかな?
肝心な部分で逃げていなければ、いいんじゃないでしょうか?
現実逃避も”つらい現実からの逃げ”でしょう?
勉強ばかりしていて、たまにファミコンするのはいけないことなの?

ファミコンしかやらなくなるとまずいけど、つらい現実に戻る勇気があるなら、
”逃げは命の洗濯”ではないでしょうか?

エヴァの場合、シンジは、「楽しい事だけやって、何が悪いんだよ!」
って、”完全な逃げ”だから、成長する必要が、あるんでしょう?

#そこの所を分けて描いているのがエヴァのスゴイところ!

> >> 次に、エヴァのTVシリーズ全体についてです。私はエヴァに、シンジの
> >> 心の成長を多くの設定とうまく絡めて描いてくれることを望んでいまし
> >> た。最後に不満は残るものの、エヴァはその期待に十分過ぎるほど応え
> >> てくれました。この点において、近年のいかなるTVアニメとももはや比
> >> 較の意味をなさないくらい見事な作品といえましょう。

いえ、「おにいさまへ…」の、奈々子の心の成長は筆舌にしがたいです。
”心の成長”を描いたアニメでは、あの作品を超えているものはないでしょう。
(いや、あくまで私自身の感想なんですけどね…。)

#正確には、登場人物皆の、”心の成長”なのですが。
#脚本、演出ともに絶品です。(贅沢を言うのならもう少し背景が…)

> その怪我の巧名かどうかは知りませんが、第26話の最後でシンジがようやく自
> 分の存在価値に気付いた時には心からほっとできました。番組の最後までに、
> シンジは本当に救われるのか本気で心配でしたから。

くどい様ですが、(第三者の)カタにはめられてなければいいのですが…。

#いろいろ言いたいことを述べてしまいましたが、シンジの”心の成長 ”部分
#に、意見の相違がありそうですね。
#もちろん、私自身の解釈を他人に押し付けるつもりはありません。
#こういう場で、お互いの意見を交換しあって、他人の認識を知って、お互いが
#高めあえればいいですね。>石川さん

shuichiro nakamura

unread,
Apr 4, 1996, 3:00:00 AM4/4/96
to
ちょっと説明不足なので補足しておきます。
(肝心な、エヴァとの比較と結論がぬけていました。)

> > 裏返すと、それまでのシンジは「自分はいてはいけない」と考えていたことに
> > なります。これは正に、昨今自殺した小中学生の心理にほかなりません。
>

> はたしてそうでしょうか?
> ”昨今自殺した小中学生”は、いじめがつらいから自殺したのだと思いますよ。
> (遺書に嘘を書いていたのなら別ですが。)
>
> 多くの遺書には、両親に対して「ごめんなさい」と書いてありました。
> 「ごめんなさい」という事を書くという事は、両親に迷惑をかける(つらい思いを
> させる)というのが分かっているからです。
>
> という事は、少なくともその分だけでも、この世に自分がいる必然性は感じている
> という事です。

「とうさんは、ボクがいらないんじゃなかったの!」のセリフから、
シンジの場合は、親にさえ必要とされていない(と思っている)のがうかがえますか
ら、”昨今自殺した小中学生の心理”とは、あきらかに違います。

#私ははっきりと「おまえなんかいらんのじゃ!」(関西出身なもので^^;)
#と親に言われたので、シンジの気持ちもわからなくはないな。

Tomohiko Takahashi

unread,
Apr 4, 1996, 3:00:00 AM4/4/96
to
高橋@リムネットです。

In article <44...@hoffman.cc.sophia.ac.jp>,
k-s...@hoffman.cc.sophia.ac.jp says...
>
> 菅井@上智です。

> 主題は「シンジの成長」だと私も思いますが、それ以外にも
>謎が明かされないために埋もれてしまった幾つかのテーマがある
>のではないでしょうか。本物の(と信じたい)人類補完計画とか。

素直に見ていた限り、他の方が書かれている通り、
ネルフには精神面をサポートしていなかった、
それを実行するのが補完計画だったと思います。
あの描写は、補完計画を受けてるシンジの心の中を描いたものでしょう。

> 個人的には、私はシンジよりむしろゲンドウの行動に注目していたので、
>エヴァの中でのゲンドウに関する部分がほとんど謎に隠されて中途半端に
>終わってしまったのは非常に残念に思っています。
>#シンジみたいなガキの戯言はどうでもよかったんだよぅ;_;

私にとっては、ゲンドウは「やなオッサン」だったんで、(^^;;;
それよりも、一番症状の悪いアスカをどう救うのかに興味がありました。(^^;;
あと、補完された後のレイはどういう感じになるのかとか。(^^;;
#もしかして、トーストくわえて走ったりすんの?!(^^;;;

でも、あくまでも主役を見てくれってことでしょう。
主題は「シンジの心の成長」だから。

結局は、EVAには魅力がありすぎて、
人それぞれの期待をさせられてしまったってことなのではないでしょうか。
あの最終回は主題に沿ったものでしたから、
「逃げ」とか「手抜き」とかではなく、あれでいいんでしょう。
ただ、サービス不足だったと。

Shikaku ex5958

unread,
Apr 4, 1996, 3:00:00 AM4/4/96
to
吉見@電総研です。

On 04/03/96(22:43) end...@cs.uec.ac.jp (Endo Hideyuki) wrote
in <ENDO-H.96...@tremaine.cs.uec.ac.jp> (fj.rec.animation:36854/etlinn):


|シンジの心の成長と云う点では、
|
|1) そもそもシンジは人為的にスポイルさせられたように見える
|2) どこがどう成長したと云うのだ
|

|と云う二点でマヌケだと思います。
|補完だのなんだの持ち出さなくても、ゲンドウがちゃんと話をしてあげる。セ
|ラピーをつける。程度でもっとましな成長ができますよ。

|アスカについてもそう。アスカがEVAに対して依存の兆候を示していたのなら、


|
|1) それに気がついていなかったなんて、アスカのまわりにいた連中、無能だっ
| たんじゃないの?
|2) でなきゃ、シンジと同様、人為的にスポイルされたとしか思えない。
|

|と云う点でマヌケだと思います。
|あの世界には、精神医学は存在しないのか!

これはぼくも見ている最中に思いました。

エヴァを動かせる適性が14歳の子供にしかない。
そのエヴァがないと使徒が倒せない。
倒さないと殺されてしまう。

ということなら、その適格者は大変に大切なわけですね。
NERVほどの予算規模があれば、操縦者がいきづまったり悩んだりすることを精
神的にサポートする体制がとられていて当たり前だと思いました。相手はただ
でさえ精神的に不安定な中学生なのだから、必要以上に注意深くしていて当然
だろうと思います。プレッシャーに負けて逃げ出したり自殺したりすればそれ
がそのまま戦力に響くのですから。

なぜ、それがないんだろうかと。少なくとも、メインキャラで出てきていた大
人たちは全員そういう意味(精神的なサポートの適性)では失格ですね。

# TNG にだってカウンセラーはいるのに、、
----------
吉見 隆(よしみ たかし)0x24歳 妻1人子1人(1959.Jun.19) yos...@etl.go.jp
[所属]電子技術総合研究所知能システム部視覚情報研究室[仕事]コンピュータビジョン,
[好]美和ちゃん,光ちゃん,SF,漫画,車,バイク,ばか話,ゲーム,映画,ビデオ,スキー,
銀玉鉄砲,AlanParsonsProject,刀根麻理子[嫌]たばこ(のみ,会社,広告,etc.),mohta

619
 ~ Copyright 1988-1995 Takashi YOSHIMI

Toshikiyo Murayama

unread,
Apr 5, 1996, 3:00:00 AM4/5/96
to
> ウエディングピーチの最終話に触れます。

きっと,ヨウスケ,じゃない,

ビエントもお色直しをやると期待してたのに~

#一段目で,紋付袴,二段目で六尺ふんどし.(^^)

そういえば,EDの方は,ずっと,「ようすけ」のままだったな...
--
* 村山敏清(murayama toshikiyo) 23歳 ♂ タバコが大嫌い*
* 神戸大学大学院 自然科学研究科 博士前期課程 *
* 情報知能工学専攻 瀧研究室 (修士 新2年) 身長177cm *
E-mail:mura...@picasso.seg.kobe-u.ac.jp 体重115Kg *

Toshikiyo Murayama

unread,
Apr 5, 1996, 3:00:00 AM4/5/96
to
>「とうさんは、ボクがいらないんじゃなかったの!」のセリフから、

>シンジの場合は、親にさえ必要とされていない(と思っている)のがうかがえますか
>ら、”昨今自殺した小中学生の心理”とは、あきらかに違います。

>#私ははっきりと「おまえなんかいらんのじゃ!」(関西出身なもので^^;)
>#と親に言われたので、シンジの気持ちもわからなくはないな。

.....

でも,例えば,これが,10歳くらいの時ならば,自分にとっての「社会」は,
学校や,隣近所,親戚なども含まれてきますよね.だから,両親から嫌われ
ても,他に救いが残っているわけです.
#この人の場合,何歳くらいだったのかな?

シンジの場合は,「社会」は,「両親」だけだったと思います.だから,
母が消滅し,父に必要ないと言われることは,シンジにとって,
「社会」(或は「世界」)から,自分が必要ないと言われることと,
同じだったと,私は思います.

Endo Hideyuki

unread,
Apr 5, 1996, 3:00:00 AM4/5/96
to
えんどう@電通大です

In article <1996Apr5.0...@box2.kmc.kyoto-u.ac.jp> hag...@kmc.kyoto-u.ac.jp (Haga Masaya) writes:
>「光が差し込み、視界がパアッと開けた」先には…
>
> 絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた
>
>りしたら、どうでしょうか? 何の意味もないエンディングと、こういう
>絶望的なエンディングとどちらがいいでしょうか?

そんな、何の意味もないエンディングと、絶望的なエンディングと、もっとも
つまらなそうなエンディングを二つ取り出して、

>……ってどちらを選ぼうが、視聴者それぞれの好みじゃないですか。

だなんて、どうしてどちらかでなければいけないんですか?

>何か皆さん、自分の理想の「エヴァ」を他人にも強要していたりしませんか?

していないでしょ。強要って、いったいどうやってやるの?

shuichiro nakamura

unread,
Apr 5, 1996, 3:00:00 AM4/5/96
to
Toshikiyo Murayama wrote:

> でも,例えば,これが,10歳くらいの時ならば,自分にとっての「社会」は,
> 学校や,隣近所,親戚なども含まれてきますよね.だから,両親から嫌われ
> ても,他に救いが残っているわけです.
> #この人の場合,何歳くらいだったのかな?
>
> シンジの場合は,「社会」は,「両親」だけだったと思います.だから,
> 母が消滅し,父に必要ないと言われることは,シンジにとって,
> 「社会」(或は「世界」)から,自分が必要ないと言われることと,
> 同じだったと,私は思います.

あの~、私の言いたかった事は、
”昨今自殺した小中学生の心理”(いじめがつらい)と、
”シンジの心理”(必要とされていないと思っている)は違う、
という事なんですが…。
これだと私が、「オレはシンジの気持ちがわかるんだ!」
と言っていると誤解をうけそうなんですケド…。

#話の主旨を理解してほしいナ… (;_;)
#考えてみると、私の半生はシンジよりはひどいです。でもここでそれを言って
#もしょうがないし、また誤解されそうなんで書きません。

Endo Hideyuki

unread,
Apr 5, 1996, 3:00:00 AM4/5/96
to
えんどう@電通大です

In article <4k0on5$f...@news.kt.rim.or.jp> sas...@kt.rim.or.jp (Tomohiko Takahashi) writes:
>> 主題は「シンジの成長」だと私も思いますが、それ以外にも
>>謎が明かされないために埋もれてしまった幾つかのテーマがある
>>のではないでしょうか。本物の(と信じたい)人類補完計画とか。

なんとく僕も「成長」と書いていたけど、むしろ「治療」なのではとちょっと
思っています。それよりも「癒し」の方がしっくり来るけど。

>素直に見ていた限り、他の方が書かれている通り、
>ネルフには精神面をサポートしていなかった、
>それを実行するのが補完計画だったと思います。

おおげさすぎるー、もっと簡単に処理できるはずだー(^^)

前にも書きましたけど、ぼくはずっと、精神面のサポートがないのは、どう云
う意図故なのだろうか? と思っていました。何か理由があるはずだ、いずれそ
の謎も明かされるだろう、と云う感じで。
リアルタイムでもそう云う話をしていましたよね。EVAとシンクロするために
は、ああいう状態に置いておかなければならないのだろうかとか。

作品の枠外で話をすれば、そう思わせた脚本がしょうもないと云うことになる
のでしょうか。

>> 個人的には、私はシンジよりむしろゲンドウの行動に注目していたので、
>>エヴァの中でのゲンドウに関する部分がほとんど謎に隠されて中途半端に
>>終わってしまったのは非常に残念に思っています。
>>#シンジみたいなガキの戯言はどうでもよかったんだよぅ;_;
>
>私にとっては、ゲンドウは「やなオッサン」だったんで、(^^;;;
>それよりも、一番症状の悪いアスカをどう救うのかに興味がありました。(^^;;
>あと、補完された後のレイはどういう感じになるのかとか。(^^;;
>#もしかして、トーストくわえて走ったりすんの?!(^^;;;

いやすぎる(^^;)
レイは包帯ぐるぐるで消毒液の匂いをさせていなければだめだー(^^;)

まじめな話、レイは他の人と同じように補完されたのでしょうか?
「自分がなくなるのよ」と云うのはどうなったのでしょう。
まあ要するに、(ゲンドウの)補完計画の中でレイが占める位置がわからないと
云うところに帰着できるわけですけど。

Haga Masaya

unread,
Apr 5, 1996, 3:00:00 AM4/5/96
to
芳賀@京大マイコンクラブ%このネタだけは手をださんとこうと思ったのに… です。

In article <1996Apr2.1...@sfc.keio.ac.jp>
t941...@sfc.keio.ac.jp writes:

>> 小浦@慶應藤沢です。
>>
>> <ENDO-H.96...@tremaine.cs.uec.ac.jp>の記事において
>> end...@cs.uec.ac.jpさんは書きました。
>>

>> >> >どのようなエンディングを期待していたのかは分かりませんが、「光が差し込
>> >> >み、視界がパアッと開けた」先には、何も残ってない可能性だってあるんです
>> >> >けど…。
>> >> 何かが残っている可能性だってあるんですけど。
>>

>> だったら、その「何かが残っている」エンディングと言うのはどんなものになっ
>> ただろうと思いますか? 私にはとても想像がつかないので、できればそれを
>> 教えて欲しいのですが。

「光が差し込み、視界がパアッと開けた」先には…

絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた

りしたら、どうでしょうか? 何の意味もないエンディングと、こういう
絶望的なエンディングとどちらがいいでしょうか?

……ってどちらを選ぼうが、視聴者それぞれの好みじゃないですか。
何か皆さん、自分の理想の「エヴァ」を他人にも強要していたりしませんか?

>> >> >もうちょっと何とかなってたら、きっと「別の作品」になってたことでしょう。
>> >> >#結果はどうあれ、『エヴァンゲリオン』は全26話で一つの作品となったのです。
>> >> そう思い込みたいわけ?(^^)
>>

>> 単に制作者側がこのようなエンディングを選んだということを受け入れ、その
>> 上で評価しよう、というだけのことです。私ら視聴者側が何を言おうと、結局
>> 『エヴァンゲリオン』のあり方を決めることができるのは制作者側だけなので
>> すから。

そしてそのあり方を受け入れるか否かは視聴者側だけなのです。
このあり方を評価しろ、と製作者側は強要できないし、自分の評価を認めろ、と
視聴者側もそれを他人に強要はできないのです。

最後に私の感想。
#25、#26を見て一言、「やられた…」
#1~#24の緊迫感と比べて#25・#26のテンションのあまりの低さを見せられ、
ガイナックスという団体に過度の期待をかけていた自分が恥ずかしくさえありました。
視聴者より先に製作者が自身の作品の緊張感に耐えられなかった、という印象が
ありました。尤もテレビ故の制約、というのもあるでしょうが。
#24と#25との関連性を容易に見い出せない部分がこの作品の最大の失敗だと思います。
この部分を特に評価していない人が多いですが、まあそれは人それぞれ、ということで
しか言えないです。私もあまり評価していませんし。
まあでもあれは確実に一つの物語です。「未完」であろうと何であろうと。
ただ、ガイナックスはあんなに良質の素材を活かすことのできない、そんな程度の
団体しかない、という私的偏見が生まれたのも私の中の一つの真実です;-)
------
芳賀匡哉@京大マイコンクラブ
hag...@kmc.kyoto-u.ac.jp

Akio Ishikawa

unread,
Apr 6, 1996, 3:00:00 AM4/6/96
to
石川@東大電子情報です。

エヴァの評価とは全然関係ない話です。
くだらない妄想だと思って下さい。

>>>>> " >" == Endo Hideyuki <end...@cs.uec.ac.jp> writes:
In article <ENDO-H.96...@tremaine.cs.uec.ac.jp> end...@cs.uec.ac.jp (Endo Hideyuki) writes:

> えんどう@電通大です
> In article <1996Apr5.0...@box2.kmc.kyoto-u.ac.jp>
> hag...@kmc.kyoto-u.ac.jp (Haga Masaya) writes:

>> 「光が差し込み、視界がパアッと開けた」先には…
>> 絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた
>> りしたら、どうでしょうか? 何の意味もないエンディングと、
>> こういう絶望的なエンディングとどちらがいいでしょうか?

> そんな、何の意味もないエンディングと、絶望的なエンディングと、もっ
> ともつまらなそうなエンディングを二つ取り出して、

もしかしたら、実は、本当に「絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた」。で、
それだけは避けようとした結果が、あの一見プロの作品と思えない第25話、第
26話なのかも知れない。という気がしてきています。

エヴァが視聴者に受け止めて欲しかったことと、視聴者がエヴァに描いてもら
いたかったことが違っていたのではないか。という感想は多くの人が持ってい
ると思います。で、それを例えてみれば........

番組が始まったのは、エヴァの作り手が、ある目的地に向けて走り出したのだ
と言えるでしょう。そして、多くの視聴者が一緒に走り出しました。それは、
これまでのエヴァに関する大量の記事を見れば明らかです。

しかしながら、作り手の目的地と走っている多くの人の向かう先が、ずれてい
たとしたらどうでしょう。OVA なら、走る人が少ないので方向転換は簡単です
が、TVA の場合、あまりに多くの人が走っていて、容易に方向転換出来ません。

で、作り手は、多くの人が走っていく先に、「絶望と諦念の底知れぬ闇」を見
つけたのでしょう。やむを得ず「危ない!」と叫んで急制動をかけた結果が第
25話、第26話なのかもしれません。当初の目的地とは全然別のところに来てし
まったが、とりあえず、命は助かったという感じです。

私の妄想が所詮妄想であることを願います。でないと、製作者にとっても視聴
者にとっても、エヴァは不幸な作品になってしまいます。

>> ……ってどちらを選ぼうが、視聴者それぞれの好みじゃないですか。
> だなんて、どうしてどちらかでなければいけないんですか?

視聴者の選択肢が2個しかないというのはおかしな話ですが、ただ、製作者が
示せるのは残念ながら1個しかないんですよね。

Endo Hideyuki

unread,
Apr 6, 1996, 3:00:00 AM4/6/96
to
えんどう@電通大です

In article <KAGEO.96A...@celica.hc.t.u-tokyo.ac.jp> ka...@hc.t.u-tokyo.ac.jp (Akio Ishikawa) writes:
> >> 「光が差し込み、視界がパアッと開けた」先には…
> >> 絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた
> >> りしたら、どうでしょうか? 何の意味もないエンディングと、
> >> こういう絶望的なエンディングとどちらがいいでしょうか?
> > そんな、何の意味もないエンディングと、絶望的なエンディングと、もっ
> > ともつまらなそうなエンディングを二つ取り出して、
>
>もしかしたら、実は、本当に「絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた」。で、
>それだけは避けようとした結果が、あの一見プロの作品と思えない第25話、第
>26話なのかも知れない。という気がしてきています。

と云われても、

そう思えば楽ですね。

としか云えないのですけど。

いったいどうして「もっとひどい状況」を想定してそれと比較したがるのでしょうか?

>しかしながら、作り手の目的地と走っている多くの人の向かう先が、ずれてい
>たとしたらどうでしょう。OVA なら、走る人が少ないので方向転換は簡単です
>が、TVA の場合、あまりに多くの人が走っていて、容易に方向転換出来ません。

ちょっとこの話はおかしくないですか?
どんなに多くの人が走っていても、受け手からのフィードバックがリアルタイ
ムで作り手に返っていて、かつそのフィードバックに拘束力があったわけじゃ
あるまいし、何の意味もないのでは?

>視聴者の選択肢が2個しかないというのはおかしな話ですが、ただ、製作者が
>示せるのは残念ながら1個しかないんですよね。

で、その1個がマヌケだったと云うのが --繰り返しますが(^^)-- 僕の意見で
す。

Osamu Toi

unread,
Apr 7, 1996, 4:00:00 AM4/7/96
to
 とい@花王です.

> > ウエディングピーチの最終話に触れます。

 おなじく...

> ビエントもお色直しをやると期待してたのに~

 ももPがウェディングドレス姿から愛天使モードに変身するかと思ったら
 (外見はほとんど変わらんやんけ~(^^;),いきなり2段階変身を
 終えていてちょっとあせった私(^^;

 あと,イグニスとかが復活なんてこともちらっと考えたんですが
 それはなかったようで.

 しかし,弱みを握られているわけでなし,あれだけぼっこんぼっこんに
 やられるがまま状態の最終回というのも珍しいとともに,
 ウェPらしいなぁと思った私でしたとさ.
 (結局,反撃せずに勝っているのは偉い!)

/\/~| |   花王株式会社
L_/ ̄ ̄~ヽ ワン ツー… |    システム開発部門
(/ ))))))))   スリーッ!! |
))ゞσ σ|ヾ        |       戸井 修
ノ/"\ - /”   ぽむっ  |     t...@sdd.kao.co.jp

shuichiro nakamura

unread,
Apr 8, 1996, 3:00:00 AM4/8/96
to
Takahiro TAGAWA wrote:

> 運輸会社の職員の制服を着ていたヒイロ。
>
> 彼がリリーナにプレゼントを渡したいと思ったがために、きっと後ろから
> 頭を殴られて服を剥がれ、縛られて倉庫に転がされている人がいるに違い
> ない(笑)

わははは・・・(^o^)
でも、その程度(?)ですめば、ラッキーかも。
顔なんて見た日にゃあ・・・

ヒイロ「おまえを… 殺す!」

> しかし、ガンダムのパイロットたちがその後どうした…というのが気にな
> らないでもないですね。

そうそう!
せめてトロワがサーカスに返るシーンを見たかったなあ。

Haga Masaya

unread,
Apr 8, 1996, 3:00:00 AM4/8/96
to
芳賀@京大マイコンクラブです。

<ENDO-H.96...@tremaine.cs.uec.ac.jp>の記事において
end...@cs.uec.ac.jpさんは書きました。

>> えんどう@電通大です


>>
>> In article <1996Apr5.0...@box2.kmc.kyoto-u.ac.jp> hag...@kmc.kyoto-u.ac.jp (Haga Masaya) writes:
>> >「光が差し込み、視界がパアッと開けた」先には…
>> >
>> > 絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた
>> >
>> >りしたら、どうでしょうか? 何の意味もないエンディングと、こういう
>> >絶望的なエンディングとどちらがいいでしょうか?
>>
>> そんな、何の意味もないエンディングと、絶望的なエンディングと、もっとも

>> つまらなそうなエンディングを二つ取り出して、

「絶望的」=「つまらない」というのは、あなたがそう思っているだけでは?
何もみんながみんなハッピーエンドでなくてはならないわけでもないでしょう。

>> >……ってどちらを選ぼうが、視聴者それぞれの好みじゃないですか。
>>
>> だなんて、どうしてどちらかでなければいけないんですか?

どちらかである必要はないかもしれません。
ただ、与えられたエンディングに対して、視聴者がそれを選ぶ選ばないかは、
視聴者の勝手ではないか、と言っているだけです。
# この辺、私の書き方がまずかったようです。お詫びします_._

>> >何か皆さん、自分の理想の「エヴァ」を他人にも強要していたりしませんか?
>>
>> していないでしょ。強要って、いったいどうやってやるの?

具体的な行動はないにせよ、一連の最終回論争を見ている限りでは、皆さんの頭の奥に
「私にとってのエヴァのベストエンディングはこうだ」
という意識があるようにしか見えません。
で、それと実際とがあまりにも違うため怒っていると。
------
芳賀匡哉@京大マイコンクラブ
hag...@kmc.kyoto-u.ac.jp

Akio Ishikawa

unread,
Apr 8, 1996, 3:00:00 AM4/8/96
to
石川@東大電子情報です。

>>>>> " >" == Endo Hideyuki <end...@cs.uec.ac.jp> writes:
In article <ENDO-H.96...@tremaine.cs.uec.ac.jp> end...@cs.uec.ac.jp (Endo Hideyuki) writes:

> えんどう@電通大です
> In article <KAGEO.96A...@celica.hc.t.u-tokyo.ac.jp>
> ka...@hc.t.u-tokyo.ac.jp (Akio Ishikawa) writes:
>> もしかしたら、実は、本当に「絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた」。

>> で、それだけは避けようとした結果が、あの一見プロの作品と思えない


>> 第25話、第26話なのかも知れない。という気がしてきています。
> と云われても、
> そう思えば楽ですね。
> としか云えないのですけど。

失礼しました。混乱を招いてしまったようですね。(^^;;;

今まで私は、エヴァの TV アニメとしての評価とは全く別に、庵野監督はなぜ
わざわざ、いかにも批判が多そうなあの結末を選んだのだろう。という疑問が
あったのです。で、お二人の議論を読んでいるうちに、ふっと、考えたことを
思わず述べてしまいました。

従って、これは、芳賀さんやえんどうさんの意見への反論とかそういうのでは
なくて、単なる私の妄想です。深い意味はありません。

>> しかしながら、作り手の目的地と走っている多くの人の向かう先が、ず
>> れていたとしたらどうでしょう。OVA なら、走る人が少ないので方向転


>> 換は簡単ですが、TVA の場合、あまりに多くの人が走っていて、容易に
>> 方向転換出来ません。
> ちょっとこの話はおかしくないですか? どんなに多くの人が走っていて
> も、受け手からのフィードバックがリアルタイムで作り手に返っていて、
> かつそのフィードバックに拘束力があったわけじゃあるまいし、何の意味
> もないのでは?

ええ、その通りなのですが、私が想定したのは、作り手が視聴者の評価を非常
に気にしており、視聴者が望んでいそうな結末と、作り手が当初作ろうとして
いた結末が、かなり異なっていたような場合です。その場合、作り手には「視
聴者に超駄作と思われたくない」という拘束力がかかったと思うわけです。

例えが下手でしたね。どっちにしろ、私の妄想に過ぎないので、真相は分かり
ませんし、エヴァの TV 版の評価に関わることではありません。

Toru Tashiro

unread,
Apr 9, 1996, 3:00:00 AM4/9/96
to
Toru@りむねっとです

In article <316906...@sofel.co.jp>, shuichiro nakamura
<s...@sofel.co.jp> wrote:

> Takahiro TAGAWA wrote:
>
> > 運輸会社の職員の制服を着ていたヒイロ。
> >
> > 彼がリリーナにプレゼントを渡したいと思ったがために、きっと後ろから
> > 頭を殴られて服を剥がれ、縛られて倉庫に転がされている人がいるに違い
> > ない(笑)
>
> わははは・・・(^o^)
> でも、その程度(?)ですめば、ラッキーかも。
> 顔なんて見た日にゃあ・・・
>
> ヒイロ「おまえを… 殺す!」

 真っ赤な顔をしてその台詞をいっているヒイロを思い浮かべしまいました

> > しかし、ガンダムのパイロットたちがその後どうした…というのが気にな
> > らないでもないですね。
>
> そうそう!
> せめてトロワがサーカスに返るシーンを見たかったなあ。

 一人を除いて、全員、尻に敷かれそうなタイプじゃないですか?(^_^;)

#7星闘神ガイファードのなかにも、「任務完了」が出てきた(^_^;)

--
Toru Tashiro
東京都北区田端在住
to...@kitaku.rim.or.jp
PBA0...@nifty.or.jp

Yoshiyuki Murakami

unread,
Apr 9, 1996, 3:00:00 AM4/9/96
to
村上@OTSLです。

In article <4k0on5$f...@news.kt.rim.or.jp>
sas...@kt.rim.or.jp (Tomohiko Takahashi) writes:
> あと、補完された後のレイはどういう感じになるのかとか。(^^;;
> #もしかして、トーストくわえて走ったりすんの?!(^^;;;

その程度は補完されたとはいわないと思います。

補完されたレイは、
トーストくわえて走りながら喋ることができます:-)
--
(株)沖テクノシステムズラボラトリ 技術支援室
村上 善行 (mu...@otsl.oki.co.jp)

Masayuki Maruyama

unread,
Apr 9, 1996, 3:00:00 AM4/9/96
to
丸山@京大です。

fj.rec.animation の <316906...@sofel.co.jp> の
記事において 1996年04月08日(月) 21時27分32秒頃、
s...@sofel.co.jpさんは書きました。

shu>> 彼がリリーナにプレゼントを渡したいと思ったがために、きっと後ろから

リリーナさま、可愛い!
リリーナが、ドーリアンの性を名乗っているということは、その後養母の元へ
帰ったということですかね?僕はなんとなくそう思ってるんですけど。


shu>> しかし、ガンダムのパイロットたちがその後どうした…というのが気にな
shu>> らないでもないですね。
shu>そうそう!
shu>せめてトロワがサーカスに返るシーンを見たかったなあ。

僕は、五飛がその後どんな生活をしてるのか知りたいです。カトルや
トロワやデュオが、見かけでもまっとうに生きていけるのは予想できるんですが、
五飛だけは想像できません(^^;

# 僕の知り合いの人は、きっとヒルデがその後どうしたのか知りたがってる
#だろうな(^^;;;

-----
丸山昌之@京都大学工学部電子通信工学 E-mail:masa...@vision.kuee.kyoto-u.ac.jp


Akio Ishikawa

unread,
Apr 9, 1996, 3:00:00 AM4/9/96
to
石川@東大電子情報です。

>>>>> " >" == Mamoru Kobayashi <mam...@maria.wslab.ntt.jp> writes:
In article <MAMORU.96...@maria.NTT.jp> mam...@maria.wslab.ntt.jp (Mamoru Kobayashi) writes:
> 小林 守 です。


> In article <KAGEO.96A...@celica.hc.t.u-tokyo.ac.jp>
> ka...@hc.t.u-tokyo.ac.jp (Akio Ishikawa) writes:

>> 石川@東大電子情報です。
> (略)


>> しかしながら、作り手の目的地と走っている多くの人の向かう先が、ず
>> れていたとしたらどうでしょう。OVA なら、走る人が少ないので方向転
>> 換は簡単ですが、TVA の場合、あまりに多くの人が走っていて、容易に
>> 方向転換出来ません。

> この『容易に方向転換出来ない』のは“作り手”ですか? “多くの人”
> ですか?
> 私は作り手だと読みました。そうすると#24まで容易に方向転換出来なかっ
> たのに、#25,#26でいきなり急ブレーキをかけてしまったわけですよね。
> ちょっと荒っぽすぎやしませんか。

ええ、小林さんのおっしゃる通りの意味です。

> つまり
> ・気づくのが遅い(視聴者の気持ちがわかっていなかった)
> か
> ・処置に逡巡していた(視聴者の気持ちはわかっていたがその気持ちを 
> 裏切りたくなかった~視聴率を気にしていた?!)
> で、どちらにしてもあまいっつーか、なんつーか。情けないです。

そういうことになります。
個人的には、第16話ごろからシンジの心象風景が多用され始めたのが、方向転
換しようという意志の現れだったのではないだろうか、という気がします。

ただ、これらはすべて私の妄想に過ぎませんので、実際がどうであったかにつ
いては一切判断できません。
#最近、第25話と第26話の「当初の脚本」が存在していたという話を聞いて、
#いや~んな予感はしていますが........

>> で、作り手は、多くの人が走っていく先に、「絶望と諦念の底知れぬ闇」
>> を見つけたのでしょう。やむを得ず「危ない!」と叫んで急制動をかけ


>> た結果が第25話、第26話なのかもしれません。当初の目的地とは全然別
>> のところに来てしまったが、とりあえず、命は助かったという感じです。

> 『多くの人が走っていく先に絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた』
> とは、石川さんは何を想像されているのでしょうか?純粋に興味です。
> ぜひ教えてください。

いやあ、これは大した意味じゃありませんでして。(^^;;;
#あくまで私の妄想ですし。

簡単に言えば、「エヴァで何を描きたかったのかをほとんどの人に理解されな
いまま、超駄作との評価を受けてしまう」ような状況を想定していました。
作り手と視聴者双方にとってこれ以上不幸なことはないでしょう。

具体的な例を挙げますと、以前、何かのラジオ番組(確か、アニメスクランブ
ルだったと思います。あやふやですみません)に庵野監督がゲスト出演し、エ
ヴァとは何かと尋ねられて、「アンチナディアです」と答えておられたことが
あります。従って、庵野監督にとって、エヴァが「なんだ。ナディアの二番せ
んじじゃん。しかも、ナディアよりつまらないぞ。」と言われる事態は、(も
しあり得るとしたら)どうしても避けなければならなかったのではないでしょ
うか。

以上、妄想でした。

Haga Masaya

unread,
Apr 9, 1996, 3:00:00 AM4/9/96
to
芳賀@京大マイコンクラブです。
エヴァの話題から離れそうなので軌道修正。

<KAGEO.96A...@inspire.hc.t.u-tokyo.ac.jp>の記事において
ka...@hc.t.u-tokyo.ac.jpさんは書きました。

>> 石川@東大電子情報です。
>>
>> >>>>> " >" == Endo Hideyuki <end...@cs.uec.ac.jp> writes:
>> In article <ENDO-H.96...@tremaine.cs.uec.ac.jp> end...@cs.uec.ac.jp (Endo Hideyuki) writes:
>> > えんどう@電通大です

>> > In article <KAGEO.96A...@celica.hc.t.u-tokyo.ac.jp>
>> > ka...@hc.t.u-tokyo.ac.jp (Akio Ishikawa) writes:

>> >> もしかしたら、実は、本当に「絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた」。
>> >> で、それだけは避けようとした結果が、あの一見プロの作品と思えない
>> >> 第25話、第26話なのかも知れない。という気がしてきています。
>> > と云われても、
>> > そう思えば楽ですね。
>> > としか云えないのですけど。
>>
>> 失礼しました。混乱を招いてしまったようですね。(^^;;;
>>
>> 今まで私は、エヴァの TV アニメとしての評価とは全く別に、庵野監督はなぜ
>> わざわざ、いかにも批判が多そうなあの結末を選んだのだろう。という疑問が
>> あったのです。で、お二人の議論を読んでいるうちに、ふっと、考えたことを
>> 思わず述べてしまいました。

疑問に対して自分の意見を述べるのはそれはそれで立派な姿勢だと思います。
ですから別に、


>> 従って、これは、芳賀さんやえんどうさんの意見への反論とかそういうのでは
>> なくて、単なる私の妄想です。深い意味はありません。

なんて恐縮することは無いと思いますよ。

>> >> しかしながら、作り手の目的地と走っている多くの人の向かう先が、ず
>> >> れていたとしたらどうでしょう。OVA なら、走る人が少ないので方向転
>> >> 換は簡単ですが、TVA の場合、あまりに多くの人が走っていて、容易に
>> >> 方向転換出来ません。

>> > ちょっとこの話はおかしくないですか? どんなに多くの人が走っていて
>> > も、受け手からのフィードバックがリアルタイムで作り手に返っていて、
>> > かつそのフィードバックに拘束力があったわけじゃあるまいし、何の意味
>> > もないのでは?
>>
>> ええ、その通りなのですが、私が想定したのは、作り手が視聴者の評価を非常
>> に気にしており、視聴者が望んでいそうな結末と、作り手が当初作ろうとして
>> いた結末が、かなり異なっていたような場合です。その場合、作り手には「視
>> 聴者に超駄作と思われたくない」という拘束力がかかったと思うわけです。

そうでしょうか?逆に、途中から視聴者の好みに合わせると、話のつじつまが
おかしくなる危険性が高いと思いますが。
それに、視聴者が全て一つの結末を望む、という状態の方が何か不自然なような
気もします。色々な方向性を持たせておいて、視聴者が望んでいないと思われる
方向性を一つづつ摘みとっていき、最終的に一つのエンディングへと導いていく、
というのなら分かりますが。
で、私の主張は、「エヴァは、視聴者を一つのエンディングに導く過程で
失敗を犯した」ということです。
具体的に言えば、#24から#25への場面転換が急すぎた、ということです。
------
芳賀匡哉@京大マイコンクラブ
hag...@kmc.kyoto-u.ac.jp

palu

unread,
Apr 9, 1996, 3:00:00 AM4/9/96
to
月原@電通大です。

>”絶対評価”してあげませんか?

でわ、思ったことを率直に。
みてて思ったことはつまらないでもおもしくもなくではなくて、
もったいないとかものたりないものを感じ、
おいおいこれで終わってしまうのか?という焦りでした。

でもリテイクされるのならみようっと。
#やっぱ間に合わなかったんですね。

--
電気通信大学 電子物性工学科|『天神、麒麟まで巻き込んでおいて、
2年 F科 月原 敦司 | いまさら何を言う』
t941...@edu.cc.uec.ac.jp | by 頑丘

Kentaro ONIZUKA

unread,
Apr 9, 1996, 3:00:00 AM4/9/96
to
In article <T9414076.96Apr9174734@bashful_51.edu.cc.uec.ac.jp> t941...@edu.cc.uec.ac.jp (palu) writes:

>でもリテイクされるのならみようっと。
>#やっぱ間に合わなかったんですね。

間に合わなかったかどうか、、LDの方に、TV版とリテイク、リメイク版が
両方ってところからして、やっぱり今度の「本来の脚本」というのが実は、2
7、28話なのではないかと思います。NewType の五月号での書き方もそんな
感じがします。

#どうせ28話ものなら、4話で1巻のLDにしてくれれば、、もちろん、1
#万円以上でいいから。

鬼塚

Mamoru Kobayashi

unread,
Apr 9, 1996, 3:00:00 AM4/9/96
to
小林 守 です。

#遠藤さんと石川さんの間に割って入るつもりはないですが
#つい引かれてしまいましたので

>石川@東大電子情報です。
>
>エヴァの評価とは全然関係ない話です。
>くだらない妄想だと思って下さい。

その石川さんの想像に乗った上での話です。

>もしかしたら、実は、本当に「絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた」。で、
>それだけは避けようとした結果が、あの一見プロの作品と思えない第25話、第
>26話なのかも知れない。という気がしてきています。

(略)

>しかしながら、作り手の目的地と走っている多くの人の向かう先が、ずれてい
>たとしたらどうでしょう。OVA なら、走る人が少ないので方向転換は簡単です
>が、TVA の場合、あまりに多くの人が走っていて、容易に方向転換出来ません。

この『容易に方向転換出来ない』のは“作り手”ですか? “多くの人”


ですか?
私は作り手だと読みました。そうすると#24まで容易に方向転換出来なかっ
たのに、#25,#26でいきなり急ブレーキをかけてしまったわけですよね。
ちょっと荒っぽすぎやしませんか。

つまり
・気づくのが遅い(視聴者の気持ちがわかっていなかった)

・処置に逡巡していた(視聴者の気持ちはわかっていたがその気持ちを
 裏切りたくなかった~視聴率を気にしていた?!)
で、どちらにしてもあまいっつーか、なんつーか。情けないです。

#逆にそれほどまでに“闇が深かった”から?!

>で、作り手は、多くの人が走っていく先に、「絶望と諦念の底知れぬ闇」を見

>つけたのでしょう。やむを得ず「危ない!」と叫んで急制動をかけた結果が第
>25話、第26話なのかもしれません。当初の目的地とは全然別のところに来てし
>まったが、とりあえず、命は助かったという感じです。

『多くの人が走っていく先に絶望と諦念の底知れぬ闇が広がっていた』
とは、石川さんは何を想像されているのでしょうか?
純粋に興味です。ぜひ教えてください。

#ちょっと公では言えないことでしょうか。ここではほとんどありとあら
#ゆる想像が並べられていると思うのですが。
##『わかってないヤツー』というツッコミでもいいです。何かヒントを

--
---- -- a bird in my hands
小林 守 (male, age 31)
NTTワイヤレスシステム研究所 勤務 (神奈川県 横須賀市)

Takahiro TAGAWA

unread,
Apr 10, 1996, 3:00:00 AM4/10/96
to
多川@九大です。

In article <DpLCH...@kuee.kuee.kyoto-u.ac.jp> masa...@vision.kuee.kyoto-u.ac.jp (Masayuki Maruyama) writes:
> shu>> 彼がリリーナにプレゼントを渡したいと思ったがために、きっと後ろから
>
> リリーナさま、可愛い!
> リリーナが、ドーリアンの性を名乗っているということは、その後養母の元へ
> 帰ったということですかね?僕はなんとなくそう思ってるんですけど。

そうなんだと思います。
また、
ピースクラフトの名もクイーンの称号と結び付けられているから、ためらわれる
ものがあったんでしょう。

> # 僕の知り合いの人は、きっとヒルデがその後どうしたのか知りたがってる
> #だろうな(^^;;;

サリーは?
サリーさんはあっ(笑)
----------------------------------------------------------------------
多川 孝央   tag...@csce.kyushu-u.ac.jp 

Xのヒロインも、リリーナに劣らず目つきがするどいな…
----------------------------------------------------------------------

Yoshihiro Ohta

unread,
Apr 10, 1996, 3:00:00 AM4/10/96
to
太田@松下電器です。

<T9414076.96Apr9174734@bashful_51.edu.cc.uec.ac.jp>の記事において
t941...@edu.cc.uec.ac.jpさんは書きました。

>> 月原@電通大です。
>>
>> >”絶対評価”してあげませんか?
>>
>> でわ、思ったことを率直に。
>> みてて思ったことはつまらないでもおもしくもなくではなくて、
>> もったいないとかものたりないものを感じ、
>> おいおいこれで終わってしまうのか?という焦りでした。

同感ですが、

>> でもリテイクされるのならみようっと。

行き着く先が、シンジの成長でおめでとうで終わる物ならば
話自体が面白くないのでパスです。

今回、おちがいかに重要かを教えられたような気がします。
----
松下電器情報機器事業部
太田善裕 E-Mail :yosi...@sws.cpd.mei.co.jp

Takashi Kurino

unread,
Apr 10, 1996, 3:00:00 AM4/10/96
to
栗野@北大宇宙です

In article <MURAY.96A...@tiger.otsl.oki.co.jp> mu...@otsl.oki.co.jp (Yoshiyuki Murakami) writes:
>村上@OTSLです。
>
>In article <4jveku$f...@ns.hitachi-sk.co.jp>
> m...@pav.hitachi-sk.co.jp (Yoshitsugu Mimuro) writes:
> >#ぶっちゃけた話、「ウルトラマンって何だったの?」ってのも言ってみれば
> >#「謎」ですけど。:-p
>> ウルトラマン??彼は M78 星雲から来た、地球の平和を守ってくれる宇宙人
>> でしょう。
>> M78 星雲にはパトロール隊が組織されていて、凶悪な怪獣や宇宙人から平和を
>> 守ってるんでしょう?。
>> 地球に来たのも、たまたま怪獣を追跡していたためで、その際に事故で地球人を
>> 傷付けた為に責任とって地球に居座った訳ですよ。
>
>番組内でこれほど詳しい:-)説明ってありましたでしょうか?
>ほとんどが(推測可能か)番組以外で得た知識ではないでしょうか?
>--

初代ウルトラマンの第1話が上の事実の説明になっています。ウルトラマンは
ハヤタを事故に巻き込んで殺してしまったため、「申し訳ないことをした、そ
のかわり私の命を君にあげよう」と言っています。(パトロール隊うんぬんは
後のウルトラマンシリーズ内で説明か?)

蛇足ですが、ウルトラマンが地球を守る動機について一言。

ウルトラマンは自力で空を飛んでM78星雲から地球に来たと思っている人も
いるようですが、いくらウルトラマンの寿命が長くてもマッハ3程度ではいつ
までたっても地球には到達しません。
ウルトラマンは「宇宙船に乗って」地球にやってきたのです。ところがその宇
宙船がベムラーに壊されてしまい(と、番組内で言ってた)、M78星雲に帰
れなくなったウルトラマンは「仕方なく」地球の平和を守っていたものと思わ
れます。
その証拠にゾフィーが救出に来ると、(怪獣は地球にもう来ないという保証は
なく、後任も決まっていないのに)あっさりとM78星雲に帰ってしまいます。
以外に薄情な奴です。
しかも、第1話でハヤタに対し「一心同体になって闘おう」などと言っておき
ながら、最終回のハヤタ隊員は1話以後の記憶が全く無くなっていました。


栗野嵩志 kur...@astro1.phys.hokudai.ac.jp

shuichiro nakamura

unread,
Apr 10, 1996, 3:00:00 AM4/10/96
to
Masayuki Maruyama wrote:

> 僕は、五飛がその後どんな生活をしてるのか知りたいです。カトルや
> トロワやデュオが、見かけでもまっとうに生きていけるのは予想できるんですが、
> 五飛だけは想像できません(^^;

これは、私の想像です。…と前置きして…。
世界が統一されたといっても、各地には反政府軍や、過激派がいると思われます。
(特にガンダムの世界では。^^;)
だから、五飛はそこで戦っているんじゃないかなあ?
より強い相手を求めて!
(単にトレーズに勝ち逃げされたストレスを発散させてるだけだったりして…)
デュオやヒイロも、戦う事でしか平和に貢献できない様な気がしますね。

そしてカトルは、ウィナー家当主として、父の後を継ぎ、コロニーを再建しようと
するのではないでしょうか?
当然トロワも力になろうとするでしょう。そこでカトルが
「気持ちだけいただいておくよ。
 人々の心に夢と希望を取り戻す事も重要なんじゃないかな。
 なにより、キミには帰る所があるじゃないか!」
…と言うかどうかは分かりませんが、トロワのその後は
1:サーカスに帰る
2:やはり友は放っておけない
の2つが考えられます。
で、稚拙な手口かも知れませんが、 トロワが帰るシーンを描けば見ている方として
はホッとするな… と思ったのです。

#サリーさんもきっと戦ってますよ。^^; >多川さん

+――――――――――――――――――――――――――――――+
| 中村 秀一郎 s...@sofel.co.jp               |
+――――――――――――――――――――――――――――――+
| 好きな物:格闘技、映画、ゲーム、漫画、アニメ、ドラマ、  |
|      ミステリー、ホラー、スポーツ全般、etc      |
+――――――――――――――――――――――――――――――+

Satou Kouichi

unread,
Apr 12, 1996, 3:00:00 AM4/12/96
to
<4jq9hd$7...@sunst0.hino.kkc.co.jp>の記事において
hi...@hino.kkc.co.jpさんは書きました。

>> ・最終決戦
>>  あんたらはZガンダム最終回かい(^^;>ヒイロ&ゼクス
>>  次作ガンXには「平成のクワトロ」が登場しますが、さらに次作に
>> なったら、「平成の逆襲のシャア」として帰っていらっしゃ~い(笑)
>>  >ゼクス
ノインが「彼(ゼクス)は生きているような気がする」と言ってました
けど、ゼクスの雛型の「あの人」も生きてましたから、多分生きてるん
でしょう。
そんで、死んだ軍人の戸籍をかっぱらって、○年後に再び歴史の表舞台に
出てくるんじゃないんですか。(^^;
>>  大気圏との摩擦で赤熱するゼロ、ぶれる照準。ヒイロの生への叫び
>> に呼応して照準が決まる!……バスター発射シーンは、成功すると分
>> かっていてもどきどきできてしまいました(^^*
あの場面でのヒイロの「オレは死なない」ってセリフにはびっくりしま
したね。生死の境目で間違いなく死を選んでた人間が初めて生を選んだ
んですから。もっとも死のうとしても死ねないんだから説得力がないで
すね。(^^;;
>> ・そして、約束の……
>>  ドーリアン外務次官、リリーナの誕生パーティ、引き裂かれるカード
>> ……OP1で出てきたテディ・ベアまで出てきたぞ\(^^)/もぅ笑うしかな
>> いですねん。
その前に、ヒイロがあのぬいぐるみをどうやって手に入れたのかを考える
だけでも笑えるものがあると思うんですが。
だって、あの無頂面でぬいぐるみ売場をうろついている場面を想像するだ
けで、充分爆笑ものです。(^^;;;
不満としては、ヒイロ以外の4人のその後もちらっと見せて欲しかったな
というのがあるのですが、これは皆さんの御想像にお任せしますというこ
となんでしょう。

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名古屋大学大学院多元数理科学科D1 佐藤晃一
e-mail:f930...@eds.ecip.nagoya-u.ac.jp

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