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No Gnus v0.8 is released (development version)

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Katsumi Yamaoka

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Apr 11, 2008, 11:58:09 AM4/11/08
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新しい開発版の No Gnus 0.8 がリリースされました。

http://quimby.gnus.org/gnus/dist/ngnus-0.8.tar.gz
または ftp://quimby.gnus.org/pub/gnus/

リリースアナウンス:
http://article.gmane.org/gmane.emacs.gnus.announce/54
,----
| No Gnus 0.8 は GNU GPL 第3版 (およびそれ以降) でライセンスされます。
|
| No Gnus 0.6 からの主な変更点:
|
| * インストールに関する変更
|
| ** インストール先のディレクトリ名が空白文字を含むことを許容します。
|
| * Gnus に含まれる新しいパッケージとライブラリー
|
| ** EasyPG を使うことができる場合、Gnus は PGG の代わりにそれを使いま
| す。EasyPG は GNU Privacy Guard へのユーザーインターフェースです。
| (info "(epa)Top")
| EasyPG は Emacs 23 に含まれていますが、単独でも利用可能です。
|
| * グループモードの変更
|
| ** 入ってきたメールを一時蓄えるファイル (`Incoming*') の古いものは、
| 即時ではなく何日か後に消去されます。
|
| * 概略モードと記事モードの変更
|
| ** 粘着記事バッファーを使えるようになりました。これは別の記事を選択
| したときに再利用されない記事バッファーです。
| (info "(gnus-ja)Sticky Articles")
|
| ** Gnus は `K H' で `text/html' 記事を WWW ブラウザーで選択的に表示
| することができます。(info "(gnus-ja)MIME Commands")
|
| ** 非-ASCII グループ名の取り扱いが非常に改善されました。完全にサポー
| トしているバックエンドは現在 `nntp', `nnml', および `nnrss' です。
| エージェント、キャッシュ、それに印 (marks) もそれらのバックエンド
| で機能します。(info "(gnus-ja)Non-ASCII Group Names")
|
| ** 新コマンド `S W' (`gnus-article-wide-reply-with-original') は記事
| バッファーで広い返答をするためのもので、もし領域が設定されたテキ
| ストがあれば `R' コマンド (`gnus-article-reply-with-original') と
| 同様にそれを引用します。以前は `R' コマンドに広い返答をさせるため
| に使われた接頭引数が、今では受け付けられないことに注意してくださ
| い。(info "(gnus-ja)Article Keymap")
|
| ** 記事バッファーで使う新コマンド `C-h b'
| (`gnus-article-describe-bindings') は、記事コマンドだけでなく記事
| バッファーから利用することができる真の簡略コマンドも表示します。
`----

これは将来 Emacs 23.1 に Gnus 5.13 として含まれる予定のものですが、
Emacs 21.1 以上または XEmacs 21.4 以上でも使うことができます。現在開発
中の Emacs 23 を使っているユーザーは、それに含まれている Gnus 5.13 ま
たはもしそちらの方が新しければ開発の先端にある Gnus を使うべきです。
(開発の先端の No Gnus および同じく先端の Emacs に含まれている Gnus は
同期していますが、一方で行なわれた変更が他方に反映されるのに若干の時
間がかかります。)

使っている Gnus や Emacs のバージョンを古いものに変えると、少々やっか
いな問題が起きる場合があります。以下は Info マニュアルからの抜粋です:

,---- (info "(gnus-ja)No Gnus") ----
| * No Gnus を使ったことがあるが、以前の (安定した) 版に戻してしまった
| 人たちへの注意。
|
| No Gnus (このリリースにつながる不安定な Gnus の枝) を試してみたも
| のの、安定版に戻してしまっている場合、このバージョンへアップグレー
| ドするときには注意してください。特に、`~/News/marks' ディレクトリー
| の内容を (もしかしたら注意深く選んで) 削除する必要があるでしょう。
| (訳注: 削除しないと、新しい No Gnus を再び使い始めたときに安定版を
| 使っていた時期に更新されなかった marks ファイルが読み込まれて、
| `~/.newsrc.eld' ファイルの既読記事番号などを古いもので上書きしてし
| まいます。) 削除することによって、このリリースで nntp のフラグを保
| 存している marks ファイルからではなく `~/.newsrc.eld' からフラグを
| 読むようになります (訳注: そして新しい marks ファイルが作られます)。
| nntp marks については、一般にダウングレードすることは安全ではあり
| ません。
|
| * Emacs 23 から Emacs 22 に切り替えると非互換性の問題が生じます。
|
| Emacs 23 では、Gnus は記事のドラフトと `~/.newsrc.eld' を保存する
| ために Emacs の新しい内部 coding system である `utf-8-emacs' を使
| います。これらのファイルは Emacs 22 以下では正しく読み込まれないか
| もしれません。Gnus を異なるバージョンの Emacs にまたがって使いたい
| 場合は、`mm-auto-save-coding-system' を `emacs-mule' に設定すれば
| 良いでしょう。
`----

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