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情報量の格差について4

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Hisashi Koyanagi

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Jul 18, 2002, 10:52:27 AM7/18/02
to
小柳です。

出張等で皆様に返信することが出来ず申し訳ございませんでした。
7月17日の午後7時から9時半まで、NTT東日本職員と話し合いを持ちました。
その内容の前に、皆様からのご意見への回答をしたいと思います。
私が最後に投稿した後のご意見については網羅したつもりですが、
もし抜けているような場合はご容赦願います。


「河野 真治@琉球大情報工学」様のご意見。

In article <3D2EF278...@d1.dion.ne.jp>,
m_s...@d1.dion.ne.jp writes
>>ADSLは電話線の本来使わない周波数帯を使って実現されているので、通話を前提
>>に作られたこれらのシステムでは対応できないのです。

>もちろん、それは嘘で、どっかにルータをはさめば可能なことは、
>あったりまえですよね。

>で、じゃぁ、何で、ルータをはさめないのかってのは、きっと、
>NTT の都合なんだよな...

私もそう思っていました。

「菅原 政雄」様のご意見。

>際どい話になるのですが、成り行き上補足しておきます。(^^;)

>もちろん、RT内にルーターやDSLAMを設置できれば、いくらでもできますよ。
>韓国でやっています。ただし、NTTのRTに入っているのは公衆電話モジュール
>と、ISDNモジュール、アナログ電話モジュールです。

NTTの職員の話によると、菅原様のご意見の通りのようです。
(全ての地域にルーターやDSLAMを設置するとなると莫大な費用になりますよね)

>正確には、NTTと総務省(旧郵政省)のメンツというか、ISDN投資の回収のめどが
>立たなくなるからです。

総務省の事については私との話し合いでも出しました。
民間企業といわれてはいますが、NTTは色々な法律で束縛されているようです。

>当初、郵政省とNTTはISDN→FTTHというロードマップを考えていました。
>さらに線路長の長い地域でも使えるようにピンポン方式の開発までしています。

>ところが、FTTH対抗技術として開発された、xDSLの存在が日本にも知られる所と
>なりました。

>しかし、ISDNの存在価値を否定する技術を導入すれば、郵政省は研究政策ミスを
>認め、NTTはISDN関連投資が不良資産になってしまいます。NTTにとってこれは大
>きな痛手です。

>だから、FTTH整備完了まで、意地でもISDNの存在価値を失わせるようなことはで
>きないのです。

貴重なご意見として承ります。

「河野 真治@琉球大情報工学」様のご意見

>In article <agqul1$qe4$1...@cobalt01.janis.or.jp>,
>"Susumu HANAMURA" <hid...@hotmail.com> writes
>>まあ、これもひとつの商取引ですから、相手を怒らせても利益は望めません。
>>まして、相手は独占企業ですから、へそを曲げられたらそれまでです。
>>けんか腰にならずに、十分に情報を集め、最小のコストで目的を達成できる
>>よう、冷静に行動されるべきだと思います。

>ふーん、はっきりいって、殿様商売から抜け切ってないNTTにとって、
>弱腰の客程扱いやすいものはないってところでしょう。

「光収容」の一言でADSLを断るのですから、殿様商売と言われても仕方ないでしょう。
文句を言わなくては「光収容」の意味さえ教えてくれませんでしたから・・・
(何も言わない奴は納得してるのだと勝手に思っているのでしょう)

>担当の女の子が泣き出すくらいやらないとわからないんじゃないか
>と思う時が一度や二度ではないかなぁ...

>まぁ、喧嘩売って得することはほとんどないことは確かだけど、
>それでも、言うべき事は、ちゃんと伝わるまで言うべきだと思う。

まったくもってその通りだと思います。

>もはや、電話に将来性がないことははっきりわかっているわけだ
>から、NTTの生きる道は、インターネットのインフラしかないわ
>けですよね。資産のある今のうちにがんがん光を引いて赤字で
>身売りなんてシナリオもあるけど...

この事に関してはNTTの職員にも話しました。
電波等を利用し充実したインターネットサービスを提供する通信事業者が
現れたら、どう対応する事やら?
NTT東日本の代表取締役社長もBBフォンに対抗して、
将来同じようなサービスを始めると言ってましたよね?

以後、私の体験談になります。

ここはNTT相手に一発やってやろうと思い、NTT東日本○○支店に行きました。
対応したのは営業担当○○課長でした。
NTT東日本の社長宛公式文書(要請及び要求書)と印鑑を持参。
司法の場に訴える覚悟もあったので、後で「言った言わない」等の揉め事に
ならないようにビデオカメラも持参しました。
また編集したと言われたくないので、NTTにビデオデッキを用意させ
平行録画を要求しましたが、答えは「私の一存では・・・」でした。
とりあえず公式文書に目を通してもらいました。
小一時間程「光収容」に関することや技術等の説明があり、私の地域はとりあえず
簡単にはADSLに出来ない事は納得できました。
(ほとんどが菅原様のお話し通りでした。)
その他の情報ついては「非公開情報」がほとんど。
(インターネットで調べられること以外は、線図などについても
非公開という法律が有るそうです。)
また司法の場に出ることも考えられるので「お互いの不利益を
考え今は回答しない方が良い」といった言葉が何回も使われました。
私の家ではADSLはやはり無理だったのかと、少々諦めも入りました。
そこで「だめもと」でタイプ2の話や工事費の自己負担について触れてみました。
これについては「真摯に受け止め検討してみます」との回答(一歩前進!!)。
ただ回線の空きが無い場合や空きがあっても接続が確立されない
場合や思った程のスピードが出ない場合も有るとの説明を受けました。
(何万もの工事費を払うのは一つの賭になりますね。)
その後「実は・・・」と言う○○課長からの一言に始まり、お互いに立場を
無視した雑談が一時間半ほど続きました。
この○○課長、技術屋上がりの人で最新の知識を持っている方でした。
(全く知らない最新技術の説明もしてくれました)
NTTをかばうつもりは無いですが、技術系の人はNTT自身に相当疑問を持っているようです。
また法律によってがんじがらめ状態になっているようです。
話をしてみると総務省(旧郵政省)に影響されている部分が多々ありました。
(戦うべきは総務省?)
とりあえず今回の話し合いでは公式文書も提出せずに終わってしまいました。
(何だ不甲斐ないと思われる方も居るかもしれませんが・・・)
ただ○○課長はADSLの件・Bフレッツのサービス提供についても
回答をしてくれると約束してくれました。
NTTに対する今回の話し合いについては、私自身これで納得できました。
今後○○課長からどの様な返答が来るかを待っている状況です。

話の進展が有れば、このニュースグループに投稿するつもりでいます。
今後ともよろしくお願いします。

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(Hisashi Koyanagi)
hk...@rose.ocn.ne.jp
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