[さきほどポストした <SUZUKI.98F...@oz.otsl.oki.co.jp>
(1/2) Japanese R4RS texinfo が一部こわれていましたので,
キャンセルし,改めて part0 と part1 に分けて再ポストします。
なお <SUZUKI.98F...@oz.otsl.oki.co.jp>
(2/2) Japanese R4RS texinfo は無事でした]
これは,texinfo 形式の R4RS (Scheme 報告書 四訂版) の和訳です。
元ファイルは Aubrey Jaffer <jaf...@ai.mit.edu> さんの作られた
http://www.cs.cmu.edu/afs/cs/project/ai-repository/ai/lang/scheme/doc/standard/rnrs/r4rs/r4rstxi.tgz
です。快く和訳配布を許可していただいたことに対し Jaffer さんに
感謝します。
# Jaffer さんによると,まもなく R5RS が公表されるそうです。
# うれしいやら,悲しいやら,この文書が最新でいられるのも
# ほんの短い期間です…。
これは gzip + uuencode + split してあります。以下のようにして
復元してください。
$ gawk '/^BEGIN/ {s=1; next} /^END/ {s=0} s==1' この記事 次の記事 | uudecode
$ gunzip -v r4rs-ja.texi.gz
この和訳も,原文と同じく,Scheme コミュニティ全体に属するもの
としようと思います。原文と同様の条件のもと,日本語マニュアルそ
の他の文書のための出発点として自由に使ってください。
なお,現在,これから dvi ファイルを作ることはできていますが,
info ファイルはうまく生成できていません。もしこれを info ファ
イル等に変換することに成功したら,(URL だけでも) 発表してくだ
さると,うれしく思います。
--===-----========------------- SANA ESPRIMO NASKAS SANAN IDEON.
SUZUKI Hisao e-mail: suz...@acm.org, suz...@otsl.co.jp
374 行目の G@"ursel が元々何なんだか分らないんですが
(名前でしょうが)、ここで怒られるので単純に
@ とか @" を消して
mule -batch -q -no-site-file r4rs-ja.texi \
-l texinfmt -f texinfo-every-node-update \
-f texinfo-format-buffer -f save-buffer
とかするとうまくいってるみたいです。
日本語の通る makeinfo とかいう話題だったんでしょうか。
こっちが分ったら改めて教えて下さい。
/****************************************************************
* Makoto Hiroyasu *
* Matsushita Kotobuki Electronics Ind., Ltd. *
* e-mail: hiro...@iedc.mke.mei.co.jp *
****************************************************************/
記事 <6cbnsd$t6q$1...@aquarium.iedc.mke.mei.co.jp>
にて Makoto Hiroyasu さん
>In article <SUZUKI.98F...@oz.otsl.oki.co.jp>,
>suz...@otsl.co.jp wrote:
>> info ファイルはうまく生成できていません。もしこれを info ファ
>> イル等に変換することに成功したら,(URL だけでも) 発表してくだ
>> さると,うれしく思います。
>
>374 行目の G@"ursel が元々何なんだか分らないんですが
>(名前でしょうが)、ここで怒られるので単純に
>@ とか @" を消して
>
> mule -batch -q -no-site-file r4rs-ja.texi \
> -l texinfmt -f texinfo-every-node-update \
> -f texinfo-format-buffer -f save-buffer
>
>とかするとうまくいってるみたいです。
御教示ありがとうございます。m(_ _)m
あと,これを Makefile に書くとかでなくて対話処理でもよいのならば,
mule に読み込んでから M-x texinfo-format-buffer してセーブしても
よいのですよね。
# 後者の方法はさきに二人の方からメールで御指摘いただきました。
なお,G@"ursel の @"u というのは,u ウムラウトです。emacs 19.34
ベースの mule 2.3 では何の文句もいわずに G"ursel とするようです。
しかし,ここは mule で編集して,ESC シーケンスによる latin-1 の
u ウムラウト文字にかえたほうが適切かもしれません。u ウムラウトの
文字は C-] M-s l a t i n - 1 RET u " C-] とすれば入力できます。
実際,これでうまく表示できています。
>日本語の通る makeinfo とかいう話題だったんでしょうか。
>こっちが分ったら改めて教えて下さい。
いえ,それ以前のはなしといいましょうか,身近なところに mule とい
う答えがあることに全然気付かず,makeinfo でうまく処理できない,
どうしよう? というレベルで今まで悩んでいました。>_<
これは,r4rs-ja.texi を TeX で dvi ファイルにコンパイルし,さら
にそれを ps 形式に変換したものです。TeX が整備されていない環境で
も清書出力できるようにと思って用意しました。(蛇足ながら言えば,
この一連の作成過程は FreeBSD 上で行いました ;-)
後続の五つの記事をファイルにし,以下のように復元してください。
$ gawk '/^BEGIN/ {s=1; next} /^END/ {s=0} s==1' 記事1 記事2 記事3 記事4 記事5 | uudecode
$ gunzip -v r4rs-ja.ps.gz
記事の subject は
Japanese R4RS texinfo in dvi
となっていますが,内容を見ればわかるように,ポストしたファイルは
dvi 形式ではなく,それを変換して作成した ps (PostScript) ファイ
ルです。
これは別に商標名を避けたとか,そういう深い配慮があってのことでは
全然ありません。最初,TeX 環境未整備の人のため,texi のソースに
加え,dvi にコンパイル済みのものもポストしようという心づもりでい
たのです。それで「fj.archives.* ガイドライン」を読みながら,こう
かしら,そうかしら,ああかしら,どうかしらと記事のヘッダをこしら
えていました。
それが,あとになって,もし TeX 環境未整備だったら dvi ファイルだ
けあっても無用の長物になるだけかと考え直し,ps ファイルに変換し
たものをポストすることにしたのです。で,このとき,archive-nameを
変更したり,普段使っている GNUS のかわりに mnews を使ってみたり
(texinfo ファイルのポストのとき文字化けを起こして再ポストを余儀
なくされたので,ちょっと GNUS を疑ってみたのです) とまではよかっ
たのですが,うかつにも subject を変更することを忘れていたのです。
別に記事内容に問題があるわけでもないのに,これだけの量をキャンセ
ルして再ポストするのは,資源の浪費でしょうから,そうはしませんが,
まぎらわしい題名になってしまったことをおわびします。m(_ _)m
P.S.
周知のこととは思いますが,実際にプリントアウトするときは,
$ psnup -2 r4rs-ja.ps > poi.ps
として作った poi.ps をプリンタにかけ,できたものを袋とじにすると,
お手頃です。
# ときに,r4rs-ja.texi ソースから html ファイルやプレーン・テキ
# ストのファイル (dvi2tty よりもう少しきれいな) を生成した方は
# おられませんでしょうか? (決して Linuxdoc-SGML に対抗しようと
# いうのではないのですが) これらが出来れば Unix の文書バリエー
# ションとしてはほぼ完璧になるかと…。:-)
> # ときに,r4rs-ja.texi ソースから html ファイルやプレーン・テキ
> # ストのファイル (dvi2tty よりもう少しきれいな) を生成した方は
> # おられませんでしょうか? (決して Linuxdoc-SGML に対抗しようと
html ファイルの生成は <http://wwwcn.cern.ch/dci/texi2html/> の
perl スクリプト texi2html で出来ると,ある方からメールで教えてい
ただきました。
$ texi2html -split_chapter r4rs-ja.texi
# その方の Web ページの内容も,このスクリプトで変換したものだ
# そうです。参考までに紹介します。
# http://www.math.s.chiba-u.ac.jp/~matsu/emacs/lisp/emacs-lisp-intro-jp_toc.html
また,もともとの R4RS texi ファイル化をなされた Jaffer さんが,
r4rs-ja.texi.gz を,御自作の GNU SCM 等と一緒に
ftp://ftp-swiss.ai.mit.edu/pub/scm/r4rs-ja.texi.gz
として置いてくださりました。
ところで話はかわりますが,comp.lang.scheme の
記事 <6cl0ab$1...@maseno.nj.nec.com> によると,さる 2/20
ftp://ftp.nj.nec.com/pub/kelsey/
で R5RS がついに公開されたようです。
IEEE 規格 Scheme に対しスーパーセットになり,
マクロが付録でなく仕様本体に入り,
multiple-value return や eval や dynamic-wind が追加され,etc.
というわけで,自分の訳が時代遅れでなかったのは
たった数日間でした…。>_<
info2wwwってのも、CGI-BINなのでいちいち変換する必要がなくて便利ですよ。
田中聡
TANAKA Satoshi
tan...@twcu.ac.jp