> F1をみていてよく気になるのですが、
> 0-400 ってどのくらいのタイムがでるものなのでしょうか?
俗に言う「ゼロヨン」のレースは、「ドラッグカー」と言う特別な
車体でやるのが、まぁ普通だとは思いますけれど。
しかし「F1カー」でも、後輪を軽くスピンさせるほどの「強烈な
トルク」は有るわけですから、相当な加速は可能だとは思いますね。
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2000/12/16 車両などの「制動距離」計算方法。( 2G)
http://queen.heart.ne.jp/cgi-bin/queen4?msgid=%3C3A3B7AD5.64CF03D%40mx2.wt.tiki.ne.jp%3E&go=%B8%A1%BA%F7
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実際に計測した「ゼロヨンのタイム」などは、私も知らないのです
が、おおまかな計算で良いのなら、以前投稿しました「制動距離」
を求める方式と同様の考え方で、計算は出来そうです。
今回の、基本な考え方としては、
1.「加速計算」では、タイヤ面の「摩擦係数」が大きく影響する。
2.「加速計算」では、駆動輪への「重量配分」が大きく影響する。
3.「加速計算」では、加速による「重量配分の変化」は無視する。
4.「加速計算」では、エンジンなどの「トルク変化」は無視する。
結局「タイヤのスピン限界」まで、トルクを最大にかけ続けられる、
と言う大前提で、大まかな計算をしてみるわけですね。
「タイヤの摩擦係数:μ」は、高性能な値「1.0」としました。
「駆動輪への重量配分:X」は、60%の「0.6」としました。
距離:S 「m」= 400m
時間:t 「sec」=(計算で求める)
初速度:v0「m/sec」=0Km/h=0m/sec
加速度:α 「m/sec^2」(計算で求める)
重力加速度:G 「m/sec^2」=9.8m/sec^2
摩擦係数:μ 「単位なし」=1.0 ←(F1タイヤの場合)
重量配分:X 「単位なし」=0.6 ←(F1に限って)
「F1カー」の「最大加速度:α」は、「重力の加速度:G」に、
「タイヤの摩擦係数:μ」と「駆動輪への重量配分:X」を、
掛け合わせたものになります。
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α = XGμ
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上で紹介のページから、下の「運動の方程式」の一部を借りてきて、
それを展開しますと、
S = v0t+(αt^2)/2
S = (αt^2)/2
2S = αt^2
2S/α = t^2
------------------------------
t = √(2S/α)
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これらの式に、値を入れますと、
α = 0.6×9.8×1.0
= 5.88
t = √(2×400/5.88)
= √(136.05)
= 11.664
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= 約 11.7「秒」
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と、「加速タイム」が求まりましたね。
ちなみに、一般の「スポーツカー?」の値としては、
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http://www.fuchu.or.jp/~tak/GTRep/NewCarTest.html
まずは結果から
車種 タイム
1 R34 SKYLINE GT-R V spec 13.260
2 LANCER Evolution VI RS 13.348
3 RX-7 Type RS 14.139
4 S2000 14.380
5 S15 SILVIA spec R 14.778
6 ALTEZZA RS200 15.475
7 CELICA SS-II 15.971
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なのだそうですよ。
# 今回計算した「F1のゼロヨン加速タイム」を、
『さすが速い!』とみるべきか、『大したことは無かった!』
とみるべきかは、個人の判断にお任せしましょう。(@^.^@)/~~~
# さてその時点での「終速度:v」が、どのくらいになっている
か、それはご自分で計算して見てください。(これは宿題:笑)
# ( A )さん?。むかし確か( aa )さんと言う人がいたはずな
のだが?。 あっ現在もご健在だったのかも。(これは失礼!)
# 例の如く?、 news:fj.engr.misc にも、送ってみよう。
> ------------------------------
> = 約 11.7「秒」
> ------------------------------
> と、「加速タイム」が求まりましたね。
> # 今回計算した「F1のゼロヨン加速タイム」を、
> 『さすが速い!』とみるべきか、『大したことは無かった!』
私にはこの値は『大したことない』もに思えますが、
ドラッグカーでも言えることだと思いますが、速度と共に増す
ダウンフォースの影響はこの計算には入っていないのですよね。
それを考えると、10秒を切る程度の値がでるんじゃないかなぁ。。。
--
ヒデヨシ
御当人に転載の許可をいただきましたので、投稿いたします。
> 私も興味を持ったので、gooで検索してみました。
> その結果、↓が引っ掛かりました。
> http://home.att.ne.jp/sky/kzs/japan/jlaptime.html
> どうも、実測値っぽいデータが見付かりました。
>
> F1では、約8秒のようです。
>
> では。
--
ヒデヨシ
唐突に「としました」と言われても困りますので、上記の値の根拠を示してい
ただけますか?
ちなみに
http://www5.plala.or.jp/Fulcrum/eng/collections/Ty_p34/Ty_p34_31.htm
では、かなり前にμ=1.6に達していたようなことが書かれています。
#全角の英数字で書かれた式って、読みづらいなぁ。
--
ISHIKAWA
この結果が正しいとして、
<3B12FC00...@mx2.wt.tiki.ne.jp>
の、式に代入して逆算すると、
# 単位はめんどくさいので書いてません
t = 8
= (64)^(1/2)
= (2 * 400)^(1/2)
したがって
a = 12.5
= X * 9.8 * m
故に、
X * m = 1.27
# ただし、aはalpha, mはmu
といわけで、
の近似は大まかすぎて今回の場合の
計算には向かない、ということではないでしょうか?
仮に、重量配分を1にしても、
摩擦係数が、1.27になっちゃいますし、
0.6のままだと、2.11なんて事になりますぜ。
すずき。
あまりに考慮が足りなく、無駄なだけなので、引用は最低限。
teruo Takeuchi <take...@mx2.wt.tiki.ne.jp> wrote in
message <3B12FC00...@mx2.wt.tiki.ne.jp>
> = 約 11.7「秒」
> と、「加速タイム」が求まりましたね。
普通のギヤを組んで9秒台出ますし、ゼロヨン専用ギヤなら、8秒台は
出るでしょうね。
で、あなたが引用した乗用車の平均タイムが約14.479秒、
あなたの仮想F1が11.7秒、その差約2.78秒。
そこから本物のF1のタイムまで、(平均9秒だとして)2.7秒。
乗用車と「あなたの仮想F1」ぐらいかけ離れた誤差のある計算をして、
何か意味があるのか?
--
T'S Formula
高崎@Nifty
HIDEYOSHI wrote in message ...
>> > > ------------------------------
>> > > = 約 11.7「秒」
>> > > ------------------------------
>> > > と、「加速タイム」が求まりましたね。
>> >
>> > > # 今回計算した「F1のゼロヨン加速タイム」を、
>> > > 『さすが速い!』とみるべきか、『大したことは無かった!』
>> >
>> > 私にはこの値は『大したことない』もに思えますが、
>> > ドラッグカーでも言えることだと思いますが、速度と共に増す
>> > ダウンフォースの影響はこの計算には入っていないのですよね。
>> >
>> > それを考えると、10秒を切る程度の値がでるんじゃないかなぁ。。。
>>
>> 私も興味を持ったので、gooで検索してみました。
>> その結果、↓が引っ掛かりました。
>> http://home.att.ne.jp/sky/kzs/japan/jlaptime.html
>> どうも、実測値っぽいデータが見付かりました。
>>
>> F1では、約8秒のようです。
以前私が聞いた話では0-100km/h が2秒だったか3秒だったかという世界なの
ですが、問題は上記計算や実測値は”どのような環境で”行われたのか、という
ことです。なにしろF1はコース毎にミッションのギアレシオはもちろん、エン
ジンのトルクカーブまで変えてきますので例えばモナコとシルバーストーンとで
はかなり違った値がでると思います。更にアロウズのようにラップタイムはたい
したことない(^^;くせに直線”だけ”はマクラーレンとタメはれるようなセッ
ティングをしてくるところもあります。正確なところは何ともいえないのでは。
--
成岡@DTI(yn...@jade.dti.ne.jp)
> > 「タイヤの摩擦係数:μ」は、高性能な値「1.0」と
( bi...@lycos.ne.jp )さん。 news:u7kz05...@densan-s.co.jp
> 唐突に「としました」と言われても困りますので、上記の値の根
> 拠を示していただけますか?
え~っとこれはですね。以前どこかのウエブで見たタイヤ摩擦係数
の記事に、「F1タイヤの摩擦係数」が、「1.0~1.15」と
載っていたもので、それの少ない方を取って「1.0」としました。
そのページは、現在は存在しないようですので、上の値は「少し古
い数値」だったのかも知れません。
> ちなみに
> http://www5.plala.or.jp/Fulcrum/eng/collections/Ty_p34/Ty_p34_31.htm
> では、かなり前に μ=1.6 に達していたようなことが書かれてい
> ます。
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4WD亜流説
勝利の決定的な因子は大出力のエンジンの有無だった。
タイヤの摩擦係数は μ:1.6
(一般車用はμ:1.0 止まり)に至って、更に大きな向上は
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確かに上のページには、「μ:1.6」と書かれていますよね。
しかし私も、この「μ:1.6」の出てきた根拠は見つけましたよ。
ただし、「μ」では無いのですがね 。。。
http://www.f1greatcars-museum.com/wingcar4.htm
http://www.f1greatcars-museum.com/sub11.htm
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ウィングカーと従来のマシンとの性能差
速度 従来のマシン ウィングカー
コーナリングG コーナリングG
100km/h 1.2G 1.6G
200km/h 1.2G 2.9G
300km/h 1.2G 5.0G
ウィングカーのグランドエフェクト効果によって得られるダウ
ンフォースは、100km/hで走行時約255kgとなって
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上の記事では、「加速度:Gの変化」として書かれているわけです
が、「横方向の加速度」は、一応「タイヤ摩擦係数」と、同じに考
えても良いと思われます。
これらの考え方や内容から、判断出来そうな結論を先に言いますと、
「本来のF1タイヤ摩擦係数」としては、「サーキット」と言う特
殊な路面状況と相まって、『μ=1.2前後』と言う値が、どうも
妥当なところのようです。
先ほどの「μ=1.6」と言う大きな値は、F1カーに「ウィング」
を付けた場合に発生する、「ダウンフォース」と呼ばれる下向きの
力を、《 車重の増加分として加味するのではなく 》て、「摩擦係
数の増加分としての値の方」に入れて考えた、そう言う考え方だと
思われます。
ですので、「ウイングカー」と書かれた方の「Gの値」では、
「G:1.6から、G:5.0まで」変化していますよね。
結局、最初の方のページの内容は、「μの値」と「Gの値を」混同
して、記事を書いてしまわれたのだと、そう私は想像しています。
ちなみに、「時速300Km」の場合の「横方向G」は、「5.0」
だそうで、「ウイング無し」と「ウイング有り」を比較しますと、
5.0/1.2 = 4.16「倍」となって、車重を差し引いた残
りの、「車重の約3倍もの力」が、その「ウイング」によって発生
しているのが分かります。
> # 全角の英数字で書かれた式って、読みづらいなぁ。
# そうですかそれはすみません。でも私のような「お年より?」
には、この方が見やすいと思いましたので 。。(@^.^@)/~~~
# news:fj.rec.motorcycles にも、送っておきましょう。
> > 「タイヤの摩擦係数:μ」は、高性能な値「1.0」と
( bi...@lycos.ne.jp )さん。 news:u7kz05...@densan-s.co.jp
> 唐突に「としました」と言われても困りますので、上記の値の根
> 拠を示していただけますか?
# news:fj.rec.motorcycles にも、送っておきましょう。
# 送ってなかったので、出しなおし。(しまったぁ!!!。)
# 仮に「μ:1.6」だったとすれば、それはどんな「ゴム」?
# 信じられない! 。。。 ぶつぶつ、ぶつぶつ、仏、仏、仏。
teruo Takeuchi <take...@mx2.wt.tiki.ne.jp> wrote in
message <3B184A9E...@mx2.wt.tiki.ne.jp>
> そのページは、現在は存在しないようですので、上の値は「少し古
> い数値」だったのかも知れません。
その「少し古い数値」の代わりが
> ウィングカーと従来のマシンとの性能差
>
> 速度 従来のマシン ウィングカー
ここに出てくる「ウィングカー」とは、約20年前まで使用されていた
システムで、「従来のマシン」とは、約25年前のものです。
> これらの考え方や内容から、判断出来そうな結論を先に言いますと、
> 「本来のF1タイヤ摩擦係数」としては、「サーキット」と言う特
> 殊な路面状況と相まって、『μ=1.2前後』と言う値が、どうも
> 妥当なところのようです。
これですか。いつの時代の話をしているの?
> # 仮に「μ:1.6」だったとすれば、それはどんな「ゴム」?
スチレン・ブタジエン(:p
> # 信じられない! 。。。 ぶつぶつ、ぶつぶつ、仏、仏、仏。
摩擦係数*荷重で摩擦力が決まるなら、接地面積はパラメータとして
不要?