なお、ここでは反論のみにします。
"Naoya Kinjo" <mg...@hotmail.com> wrote in message news:3f1b22e4.8191%mg...@hotmail.com...
> 子供が学校に行きたくないと言い出したときには、条件反射的に学
> 校に行くように説得したり強いたりするのはやはり危険だと思いま
> す。
>
> 子供が学校に行かなくなる原因は多様です。したがって、対処する
> 側の思考も柔軟でなければなりません。
>
> 子供が学校に行きたくなくなる原因としては、主に次のようなもの
> が考えられると思います:
(反論がないので中略)
> <いじめ>
>
> 学校に行かせるか行かせないかの境界線にあたると思います。親と
> しては、状況を解決するために学校に働きかける、子供を鍛え直す
> などの努力を怠るべきではないのですが、努力が実らない場合も考
> えておかねばならないでしょう。
状況解決の為の努力はしなくてはなりませんが、
単純に子供の優劣だけでいじめが起きるわけではありません。
ちょっとしたきっかけで誰もがターゲットになってしまうのです。
故に「子供を鍛え直す」といった方法をヘタに積極的にとってしまうと、
逆に子供が萎縮する可能性もあります。
単純に努力すれば解決する問題ではありません。
学校を変えるというのは1つの方法ではあると思います。
私もいじめにあいましたが、幸い親の都合での転校で解決しました。
(中略)
> <レベル不適合>
>
> 学校の教育のレベルが高すぎても低すぎても、子供にとっては不利
> 益になります。こういった場合には、学校を代えるべきでしょう。
おそらく、例えば私立中学などの高度な教育についていけなくなった場合のことを指していると思いますが、
仮に学校を変えたとしてすぐに解決する問題ではありません。
学校を変えたことをネタに、先の「いじめ」問題に発展する可能性もありますし、
また、本人が自信を無くすきっかけになる可能性も高いです。
なお、義務教育での公立校のレベルは基本的に変わらないはずです。
(でなければ文部科学省の学習指導要領を無視していることになります)
故に、この場合は、塾あるいは家庭教師などの、家庭学習でのフォローの方が重要になるかと思います。
もちろん、高校以降の不登校についてはこの限りではありません。
あくまでも高校以降の教育は義務教育ではありませんので。
> 子供が学校に行きたくないと言い出したときには、条件反射的に学
> 校に行くように説得したり強いたりするのはやはり危険だと思いま
> す。
Albert Einstein(1879-1955) も Thomas Edison(1847-1931)も
不登校児であったことは、何を物語っているのか、教師も父兄も
よーく考えてみるべきだ。
# もっとも、Einstein や Edison が不登校児であったことさえ知らぬ
教師や父兄が大多数であるのが≪実情≫だろうが。 (゜д゜)
学校という子どもたちに立ちふさがる社会の壁を、
乗り越えられずにどうするのか?
多くはEinsteinでもEdisonでもない、one of themなのだ。
彼らが生きるには、この壁ぐらい乗り越えられなければ
なかろう。
先の引用文は確かに一理あり。我々も考えるに値するものであるが、
一般化させて考えるには危険である。
そして「Edisonも不登校児だったんだから」という甘美な論理は、
逆に学校をスケープゴートにして、不登校やひきこもりを
いたずらに生み出すことの免罪符になっていたとはいえまいか?
「不登校生徒には登校刺激を与えるな」が、先ごろのまで
現場がもつべき共通理解事項とされてきた事実がる。
しかし昨今では「やはり登校刺激は与えよ」と、単純な図式に
戻りつつある。テーゼにアンチテーゼ。
この事象が何を物語っているのか教師も保護者も
よく考えてみるべきではなかろうか?
--
Takuya SATO
[Take the Color Out of the BLUES]
しかし、いわゆる天才教育から天才が出た試しなし
天才は逆境にあってこそ天才性を発揮すると思う
In article <bflv7c$pn0$1...@news512.nifty.com>, "GON" <g...@mocha.freemail.ne.jp> writes
> しかし、いわゆる天才教育から天才が出た試しなし
> 天才は逆境にあってこそ天才性を発揮すると思う
この糞馬鹿に、くだらん凡才教育が僕に取って、どんなにつらかっ
たか教えたいよ。自分が、さして頭が良い方だったと思わないが、
退屈で死にそうならばまだしも、勉強したいことを邪魔するのは止
めて欲しかったね。
天才教育ってのは、そんなものは、ある意味では必要ないです。た
だ、機会があれば良いだけ。しかし、その機会を得るために、どれ
だけ、自分に関係ないものを勉強すれば良い?
日本の中学/高校という隔離動物園をなくしてしまえば、教育とい
うのが「なにも悪いことをさせないこと」ではないってのがわかる
のか? 可能性を延ばすことが教育だろ?
あらゆる子供は、天才になる可能性を秘めている。教育は、
すべて天才教育であるべきです。全員を凡才にする教育して
どうする。
---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus,
PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科,
科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)
GON wrote:
Einstein や Edison に限って言うならば、彼らは「つまらぬ学校」に
登校しなく済むようになったことこそ幸運だったのであって、決して、
放校されたことにいって、逆境に追い込まれたわけではない。
Takuya SATO wrote:
> "M_SHIRAISHI" <eu...@apionet.or.jp> wrote in message
> news:3F1D6797...@apionet.or.jp...
> > Albert Einstein(1879-1955) も Thomas Edison(1847-1931)も
> > 不登校児であったことは、何を物語っているのか、教師も父兄も
> > よーく考えてみるべきだ。
>
> 学校という子どもたちに立ちふさがる社会の壁を、
> 乗り越えられずにどうするのか?
> 多くはEinsteinでもEdisonでもない、one of themなのだ。
> 彼らが生きるには、この壁ぐらい乗り越えられなければ
> なかろう。
学校など、行かなくても、一向に、差し支えない。
世界には、学校には行かず、家庭で優れた教育を受けて
いる子供たちが*沢山*いる。
「登校しなければならない」などという強迫観念から子供
たちを解放してやることのほうが、よっぽど、教育的だ。
M_SHIRAISHI @ The_New_York_Academy_of_Sciences
In article <3F1EAA17...@apionet.or.jp>, M_SHIRAISHI <eu...@apionet.or.jp> writes
> 学校など、行かなくても、一向に、差し支えない。
> 世界には、学校には行かず、家庭で優れた教育を受けて
> いる子供たちが*沢山*いる。
階級社会ではそれが一般的だったみたいだね。今でも、一般の学校
のレベルの低いところはそうだろうな。 日本でも私立の受験校を
受けさせるような家庭では学校なんて行かないで家庭教師や塾に通
わせたいと思っていることであろう....
それが良いか悪いかは、「家庭で優れた教育を受けて」がいくらか
かるかによる。金持ちだけが優れた教育を受けるので良いなら話は
べつだが。
> 「登校しなければならない」などという強迫観念から子供
> たちを解放してやることのほうが、よっぽど、教育的だ。
強迫観念があるのは、子供じゃなくて、親でしょ?
> 全員を凡才にする教育してどうする。
質のそろった労働者を育成して、世界に冠たる工業製品生産国家を目指すの
です。資源のない国は加工貿易で儲けるしかない?
--
Tomoaki Akiyama 秋山 智朗
mailto:tom...@akiyama.nu
http://www.akiyama.nu/~tom-a/
Shinji KONO wrote:
> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
> In article <3F1EAA17...@apionet.or.jp>, M_SHIRAISHI <eu...@apionet.or.jp> writes
> > 学校など、行かなくても、一向に、差し支えない。
> > 世界には、学校には行かず、家庭で優れた教育を受けて
> > いる子供たちが*沢山*いる。
>
> 階級社会ではそれが一般的だったみたいだね。
英国のように、今も「貴族」がいるような社会では、子弟を学校には
行かせず、家庭教師をつけて、家庭(=城:ヽ(^。^)ノ)で優れた教育
を授けるってのは、今でも行われていることだけど、そのような「階級
社会」でなくとも、オーストラリアとかアメリカなど、人口密度があまり
に低い地域では(学校に行こうにも行けなくて?)通信教育を家庭で
受けている子供たち相当数いる筈です。
> 強迫観念があるのは、子供じゃなくて、親でしょ?
強迫観念に悩まされているのは、親もそうかも知れないけど、
子供だってそうでしょう。
Tomoaki Akiyama wrote:
> ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:
>
> > 全員を凡才にする教育してどうする。
>
> 質のそろった労働者を育成して
高レベルで質が揃えば、それもいいかも知らんが、
「ゆとり教育」などをやっていたのでは、「低レベル
で質が揃う」結果になるおそれが大きいゾ。 ヽ(^。^)ノ
Tomoaki Akiyama さん wrote:
>
> ko...@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:
>
> > 全員を凡才にする教育してどうする。
>
> 質のそろった労働者を育成して、世界に冠たる工業製品生産国家を目指すの
> です。資源のない国は加工貿易で儲けるしかない?
で、そのうち同様の教育を施された、安い賃金の国に
国際競争力で負けて衰退するんですよね?
--
+N+
西4東 さいとう のぼる<j0...@cocoa.ocn.ne.jp>
+S+
> で、そのうち同様の教育を施された、安い賃金の国に
> 国際競争力で負けて衰退するんですよね?
そうそう。状況は変化するので、永遠にうまくいく方法はなかなか見つけに
くい。どこかにはあるのかもしれませんが。このあたり、アメリカなんかは割
と時代の変化に柔軟に対応しているような気がします。
教育の点で言えば、他人と同じ事をして何が楽しいやら、という気はします。
が、やはり他人と意思の疎通を図れる程度には共通の基盤がないと困りますね。
それがどのくらいなのか、というのも難しい問題ですが。
あとは理屈を自分なりに追いかけて納得する、といったことを徹底してもら
いたいです。といっても、これをやると生徒一人一人で進捗が違うので、教え
る側は大変でしょうね。
In article <868yqnj...@sun.akiyama.nu>, Tomoaki Akiyama <to...@sun.akiyama.nu> writes
> そうそう。状況は変化するので、永遠にうまくいく方法はなかなか見つけに
> くい。どこかにはあるのかもしれませんが。このあたり、アメリカなんかは割
> と時代の変化に柔軟に対応しているような気がします。
>
> 教育の点で言えば、他人と同じ事をして何が楽しいやら、という気はします。
> が、やはり他人と意思の疎通を図れる程度には共通の基盤がないと困りますね。
> それがどのくらいなのか、というのも難しい問題ですが。
そうだね。教育のキーワードは、
多様性
であるべきだと思う。って、どっかで見た気もするけどさ。手段を
規制するお役人的な手法を脱して、教育の成果を見るような仕組み
にした方が良いと思う。そういう意味では検定試験はいいと思う
んだけど、あれも量が膨大なんですよね。どうせ大学の入学資格
にしかつかわないなら、入学試験で十分だと思うんだけど。
> あとは理屈を自分なりに追いかけて納得する、といったことを徹底してもら
> いたいです。といっても、これをやると生徒一人一人で進捗が違うので、教え
> る側は大変でしょうね。
それも向いている人と向いてない人がいるみたい。理屈無くても
頑張れる人って、それなりに使い途があるような気が...
アメリカの教育制度は面白いですね。私はカリフォルニアに住んで
いて、
この6月に息子が高校を卒業し、ウエストポイントに行きました。
アメリカの大学制度は自分で体験したので、分かっていましたが、
高校から下の教育は息子を通して体験しました。
一番面白いと思ったのは、セミナープログラムです。これはカリ
フォルニア州の優等生制度です。
これは小学校3,4、年時に資格試験があります、知能テストと思
いますが。これに受かると公立中学、高校は特別学級です。
先生もそれなりに優秀な人が担当します。時には大学の先生が教え
に来ます。
教科書は大学生向けのが使われ、APと言う検定に合格すれば大学
によっては単位の認定をしてくれます。
中学高校で大学レベルの臭いを嗅がせるのでしょう。中学生でも歴
史のプレゼンテーションはMSパワーポイントを使います。
高校の1年時のCSではでC++を勉強していて、魚群に関するプ
ログラムを作っていました。感心なことに先生も細かくチェックを
して、コメントをつけていました。中学3年の夏休みの宿題にカン
ト、ニーチェなどが出てきたのには驚きました。
ウエストポイントは陸軍の学校で特別なのでしょうが、すべて講義
ではなく、セミナー(討論)方式だそうです。
予習をしないと大変で、かつ、毎日5時間分の宿題があり、それを
3時間の勉強時間でこなさなければならないそうです。
教師はウエストポイント卒の若い現役兵ですが、かなり立派な学歴
を持っています。軍隊に戻ればPh.Dでも銃を担いでいます。
コンピューターは最新のラップトップ、パームが支給(給料天引
き)されます。構内は無線LANですべて繋がれています。
OSはXPで、電卓は全員にTI89が支給(自腹)されます。高
校ではTI83を使っていました。
生徒の生存率?は75-80%。3、4年生のときに自主退学する
と1年7万ドルの教育費の請求が来ます。
パスポートも必要です。戦争に行くのにパスポートが必要なの?と
ジョークを言った人がおりましたが、結構、休みを利用して、海外
に研修に出すのですね。もともと士官学校はエンジニアの大学です
が、いまは語学にも力を入れています。
それと生徒3人がコースを要求すると、学校は無条件でそのコース
を提供するそうです。
場合によってはマンツーマンもOK。
> 教育の点で言えば、他人と同じ事をして何が楽しいやら、とい
う気はします。
> が、やはり他人と意思の疎通を図れる程度には共通の基盤がない
と困りますね。
> それがどのくらいなのか、というのも難しい問題ですが。
アメリカの学校は小学校から大学まで、作文に力を入れています。
いろいろな種類の小論文を書け、また発表することが要求されま
す。
>
> あとは理屈を自分なりに追いかけて納得する、といったことを
徹底してもら
> いたいです。といっても、これをやると生徒一人一人で進捗が違
うので、教え
> る側は大変でしょうね。
アメリカの学校はプロジェクトが好きですね。息子も一人またグ
ループで良くやっていました。
先生もくだらないと思っていても、よく付き合ってくれます。
アメリカは高校まで遊んでいると言う人がいますが、すべてが本当
ではありません。
雑談で済みませんでした。