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確率密度関数の宿題

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kei.shindou

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Jul 27, 2003, 5:04:56 AM7/27/03
to
職場のバイトの学生の宿題ですが、どなたか解いていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。


1
(1)αに対して

Γ(α)=∫(0から+∞までのインテグラル) (χ^(α-1))(e^(-χ))dχ
とおく。Γ(α)をガンマ関数と呼ぶ。講義中、自然数nに対して
    Γ(α)=(n-1)!
であることを示した。ここでは
    Γ(α+1)=αΓ(α)
を証明せよ。

(2)λ>0,α>0とする。確率密度関数
    f(x)=((α^λ)/(Γ(α))(λ^(α-1))(e^(-αχ)) 
(χ≧0)
    f(x)=0    (x<0)

を持つ、確率変数χに対して,E(χ)とV(χ)を求めよ。
(λ=n/2,α=1/2 のときχ^2分布を得る)


2
以下では、a∈R に対して

(1+t)^a=Σ(r=1から+∞までのシグマ)(aCr)t^r  (|t|<1)

が成立が成立することを用いてよい。ただし,

aCr=a(a-1)(a-2)・・・(a-r+1)/r!
aC0=1
とする。0<p<1、q=1-pとする。

P(x,l)=(l+k-1)C(l)p^k q^l   (l=0,1,2,・・・)
と定めると,xは確率変数であることを示せ。
  E(x),V(x)
を求めよ。

Yoshitaka Ikeda

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Jul 27, 2003, 8:21:08 PM7/27/03
to
From <YAMUa.2175$Fk4.3...@news1.rdc1.ky.home.ne.jp> Written by kei.shindou
>職場のバイトの学生の宿題ですが、どなたか解いていただけないでしょうか。
>よろしくお願いします。

自分で解いた方が、本人のためになると思うし、やってみてダメでも先生は文
句言わないと思う。

あるいは、先生に質問に行くとか。

>1
>(1)αに対して
>
>Γ(α)=∫(0から+∞までのインテグラル) (χ^(α-1))(e^(-χ))dχ
>とおく。Γ(α)をガンマ関数と呼ぶ。講義中、自然数nに対して
>    Γ(α)=(n-1)!
>であることを示した。ここでは
>    Γ(α+1)=αΓ(α)
>を証明せよ。

Γ(α)=(α-1)!
Γ(α+1)=α!
故に
Γ(α+1)/Γ(α)=α

から導かれるんじゃないんでしょうか。

--
池田 尚隆(Yoshitaka Ikeda) mailto:ik...@4bn.ne.jp

IIJIMA Hiromitsu

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Jul 27, 2003, 11:37:02 PM7/27/03
to
いいじまです。

> >職場のバイトの学生の宿題ですが、どなたか解いていただけないでしょうか。
> >よろしくお願いします。
>
> 自分で解いた方が、本人のためになると思うし、やってみてダメでも先生は文
> 句言わないと思う。
>
> あるいは、先生に質問に行くとか。

同意。
大学2-3年生レベルの問題でしょうから、自分で解くのがスジというものです。
せめて、どこまでは自力でわかって、どこで躓いているのか書いてもらわないと。

> >1
> >(1)αに対して
> >
> >Γ(α)=∫(0から+∞までのインテグラル) (χ^(α-1))(e^(-χ))dχ
> >とおく。Γ(α)をガンマ関数と呼ぶ。講義中、自然数nに対して
> >    Γ(α)=(n-1)!
> >であることを示した。ここでは
> >    Γ(α+1)=αΓ(α)
> >を証明せよ。
>
> Γ(α)=(α-1)!
> Γ(α+1)=α!
> 故に
> Γ(α+1)/Γ(α)=α
>
> から導かれるんじゃないんでしょうか。

私もそう思ったのですが、これはαが自然数以外でもΓ(α+1)=αΓ(α)
が成り立つことを証明せよという意図なのではないでしょうか。

========================================================================
飯嶋 浩光 / でるもんた・いいじま http://www.ht.sakura.ne.jp/~delmonta/
IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta mailto:delm...@ht.sakura.ne.jp

Tsukamoto Chiaki

unread,
Jul 28, 2003, 7:16:09 AM7/28/03
to
工繊大の塚本と申します.

In article <3F249A5E...@ht.sakura.ne.jp>
IIJIMA Hiromitsu <delm...@ht.sakura.ne.jp> writes:
> 私もそう思ったのですが、これはαが自然数以外でもΓ(α+1) = αΓ(α)
> が成り立つことを証明せよという意図なのではないでしょうか。

Reα > 0 なる複素数 α について

Γ(α) = ∫ t^{α-1} e^{-t} dt
0
なる積分で定義される関数 Γ(α) が, やはり Reα > 0 で
Γ(α+1) = αΓ(α) を満たすこと, が大事ですが, 多分,
実数 α (> 0) で考えるのでしょうね.

# 一回部分積分するだけ.
--
塚本千秋@応用数学.高分子学科.繊維学部.京都工芸繊維大学
Tsukamoto, C. : chi...@ipc.kit.ac.jp

Tsukamoto Chiaki

unread,
Jul 28, 2003, 7:23:57 AM7/28/03
to
工繊大の塚本と申します. # Hint のみ.

In article <YAMUa.2175$Fk4.3...@news1.rdc1.ky.home.ne.jp>


"kei.shindou" <04348...@jcom.home.ne.jp> writes:
> (2)λ>0,α>0とする。確率密度関数
>     f(x)=((α^λ)/(Γ(α))(λ^(α-1))(e^(-αχ)) 
> (χ≧0)
>     f(x)=0    (x<0)
>
> を持つ、確率変数χに対して,E(χ)とV(χ)を求めよ。
> (λ=n/2,α=1/2 のときχ^2分布を得る)

問題を写し間違っているようですね.

% (2) λ > 0, α > 0 とする。確率密度関数 f(x)
%
% f(x) = ((α^λ)/Γ(λ)) x^{λ-1} e^{-αx} (x≧0)
% f(x) = 0 (x < 0)
%
% を持つ、確率変数 X に対して, E(X) と V(X) を求めよ。
% (λ = n/2, α = 1/2 のとき χ^2 分布を得る)

E(X) = ∫ x f(x) dx
0

= ((α^λ)/Γ(λ)) ∫ x^λ e^{-αx} dx
0
とか

E(X^2) = ∫ x^2 f(x) dx
0

= ((α^λ)/Γ(λ)) ∫ x^{λ+1} e^{-αx} dx
0
とかは, t = αx と変数変換すれば直ぐにΓ関数の形になります.

V(X) = E(X^2) - {E(X)}^2

ですね.

> (1+t)^a=Σ(r=1から+∞までのシグマ)(aCr)t^r  (|t|<1)

「 r = 0 から」ですね.

(1 + t)^a = Σ (aCr) t^r (|t| < 1).
r=0
# ここでも t^0 は t = 0 のとき 1 とすることになる.

> 0 < p < 1, q = 1 - p とする。
>
> P(X, n) = (n+k-1)Cn p^k q^n (n = 0, 1, 2, ...)
>
> と定めると, X は確率変数であることを示せ。

(n+k-1)Cn = ((n+k-1)(n+k-2)…(k+1)k)/(n!)
= (-1)^n ((-n-k+1)(-n-k+2)…(-k-1)(-k))/(n!)
= (-1)^n ((-k)(-k-1)…(-k-n+2)(-k-n+1))/(n!)
= (-1)^n (-k)Cn

に気が付けば, まあ何とかなるでしょう.

> E(X), V(X) を求めよ。

E(X) はともかく, V(X) は E(X(X-1)) を計算することに
気が付かないと難しいかも.

# 積率母関数 E(e^{tX}) を計算する方が実は易しいかも.

kei.shindou

unread,
Aug 1, 2003, 4:47:03 PM8/1/03
to
有り難うございました。
池田 尚隆さま、飯嶋 浩光さま、塚本千秋さま
助かりました。
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