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八幡勇一の「キーボード論」

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Nobuhiro Shibuya at Office

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Feb 23, 2004, 3:24:12 AM2/23/04
to
日経バイト3月号の記事

(085p) 八幡勇一の「キーボード論」 【前編】キー配列に凝縮されたコンピュータの歴史

タイプライター以来のキーボードの歴史を俯瞰する面白い記事だなあと
思って読んでいたらHHKの開発者の方が筆者だったのですね。
来月も読もうと思わせてくれる記事だったのでした。
--
mailto:shi...@dd.iij4u.or.jp
Nobuhiro Shibuya at Office
Tokyo Japan

Atsushi SHIMIZU

unread,
Feb 23, 2004, 3:45:22 AM2/23/04
to
Nobuhiro Shibuya at Office <shi...@dd.iij4u.or.jp> writes:
>タイプライター以来のキーボードの歴史を俯瞰する面白い記事だなあと
>思って読んでいたらHHKの開発者の方が筆者だったのですね。

件の記事は読んでおりませんが、
http://member.wide.ad.jp/~wada/bit.hhkbd/hhkbd.html
の4節に登場している方でしょうか。
--
清水 厚@つくば/千駄木
mi...@yahoo.co.jp

Nobuhiro Shibuya at Office

unread,
Feb 23, 2004, 4:09:11 AM2/23/04
to
Atsushi SHIMIZU wrote:

> 件の記事は読んでおりませんが、
> http://member.wide.ad.jp/~wada/bit.hhkbd/hhkbd.html
> の4節に登場している方でしょうか。

日経バイト誌の筆者紹介ではPFU在籍の頃HHKを開発された
とのことでしたのでおそらく同一人物でしょう。
上掲のWIDEのサイトのHHKの文は読んだことあるのに八幡さんの
お名前は全然覚えていなかったのではなはだ恐縮です。

Koichi Yasuoka

unread,
Feb 25, 2004, 2:02:34 AM2/25/04
to
 京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センターの安岡です。
Nobuhiro Shibuyaさんは書きました。

>日経バイト3月号の記事
>(085p) 八幡勇一の「キーボード論」

日経バイトが近くの図書室に届いたので、読んでみました。でも

| タイピング・スピードが高速になると印字ヘッドが交差してしまうと
| いう機械部分の問題から,あまりタイピング速度が上がらないQWERTY
| 配列に収束していったと言われている。1880年代後半のことだ。

なんて書いてあったので、ちょっと白けてしまいました。うーん、
この説、私は非常に眉唾だと思ってるんですけど、やっぱり世の中
の人は、みんなこれを信じてるのかなぁ…。
=======================================================================
安岡孝一@京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター
http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~yasuoka/
=======================================================================

Junn Ohta

unread,
Feb 25, 2004, 2:31:40 AM2/25/04
to
fj.comp.dev.keyboardの記事<c1hhaa$p4r$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>で
yas...@kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jpさんは書きました。

> | タイピング・スピードが高速になると印字ヘッドが交差してしまうと
> | いう機械部分の問題から,あまりタイピング速度が上がらないQWERTY
> | 配列に収束していったと言われている。1880年代後半のことだ。
> ...

> この説、私は非常に眉唾だと思ってるんですけど、やっぱり世の中
> の人は、みんなこれを信じてるのかなぁ…。

信じてないでしょう。

「印字ヘッドが隣り合う文字を続けて打つと機構部分の
問題から印字ヘッドがからまってしまう。だから連続
して打たれやすい文字は印字ヘッドが並ばないように
文字を配列した」

のがQWERTYだったはず。
--
太田純(Junn Ohta) (株)リコー/新横浜事業所
oh...@sdg.mdd.ricoh.co.jp

Nobuhiro Shibuya at Office

unread,
Feb 25, 2004, 2:47:44 AM2/25/04
to
渋谷@職場から です

Koichi Yasuoka wrote:

>  京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センターの安岡です。

> | タイピング・スピードが高速になると印字ヘッドが交差してしまうと

英文タイプ用にOlivettiのLettera Blackを愛用していたのですが
ヒットしたTypeFaceが直接紙をひっぱたいて印字する際に
指の運びがもつれるとそれに呼応してキー同士ももつれるから
そうなのかなあと鵜呑みにして今に至る、です。

Lettera Blackはメカニカル部分がよく見えるデザインなので
もつれた活字/キーボードを眺めて楽しむこともままありました。

ダイアブロ端末やIBMのゴルフボール型ではそんな制約ないですよね。

> | いう機械部分の問題から,あまりタイピング速度が上がらないQWERTY
> | 配列に収束していったと言われている。1880年代後半のことだ。
>
> なんて書いてあったので、ちょっと白けてしまいました。うーん、
> この説、私は非常に眉唾だと思ってるんですけど、やっぱり世の中
> の人は、みんなこれを信じてるのかなぁ…。

わたしは信じていました。現在も信じている立場、かなあ。

同時複数キーヒットではなくリズミカルに hit and away をこなす
という部分が主眼で、QWERTY云々との関連性に薄い話ですが。

レッスンしたことはないのですが Dvorakの 方が速いタイピングに
向いているのですよね?であればそれより劣るポピュラーな方式
ということなのかなあと。

Koichi Yasuoka

unread,
Feb 25, 2004, 4:28:26 AM2/25/04
to
 面白そうなので、もう少し続けようかな。安岡です。リコーの太田純
さんは書きました。

>「印字ヘッドが隣り合う文字を続けて打つと機構部分の
> 問題から印字ヘッドがからまってしまう。だから連続
> して打たれやすい文字は印字ヘッドが並ばないように
> 文字を配列した」
>のがQWERTYだったはず。

実は、この説もやっぱり眉唾じゃないか、と私は思ってたりします。
こっちの理由はちょっと長くなりますけど…。

 Christopher Latham Sholesの1872年の試作タイプライタと、1873年
の商用モデルとは、印字機構が相当違っているんですよ。しかも、1872
年の方は、印字ヘッドの並べ方に相当自由度があって、ヘッドの並びが
必ずしもキー配列を制限しないのです。なのに、この2つのモデルのキ
ー配列は、どちらもほぼ現在のQWERTYに近いものだったりするわけです。
とすると、Sholesとしては「まずキー配列ありき」で、それに合わせて
印字機構の方を何とかしたんじゃないか、と思えるわけです。

 ちなみに1872年モデル(U.S.Patent No.182511)の印字機構と1873年モ
デル(U.S.Patent No.207559)の印字機構は
http://patft.uspto.gov/netahtml/srchnum.htm
で特許番号を入れて次のページで「Images」をクリックすれば、tifで
見ることができます。あと、それぞれのモデルのキー配列は
http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~yasuoka/publications/ISCIE2004.pdf
の第1図と第2図をどうぞ。

Hideki Kato

unread,
Feb 25, 2004, 5:18:24 AM2/25/04
to
加藤@ODNです.

In article <c1hj0s$o9u$1...@ns.src.ricoh.co.jp>, Junn Ohta wrote:
>fj.comp.dev.keyboardの記事<c1hhaa$p4r$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>で
> yas...@kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jpさんは書きました。
>> | タイピング・スピードが高速になると印字ヘッドが交差してしまうと
>> | いう機械部分の問題から,あまりタイピング速度が上がらないQWERTY
>> | 配列に収束していったと言われている。1880年代後半のことだ。
>> ...
>> この説、私は非常に眉唾だと思ってるんですけど、やっぱり世の中
>> の人は、みんなこれを信じてるのかなぁ…。
>
>信じてないでしょう。
>
>「印字ヘッドが隣り合う文字を続けて打つと機構部分の
> 問題から印字ヘッドがからまってしまう。だから連続
> して打たれやすい文字は印字ヘッドが並ばないように
> 文字を配列した」
>
>のがQWERTYだったはず。

はて,私には同じ事を言っている様に思えますが?
#読み違えてる?
--
Hideki Kato <mailto:ka...@pop12.odn.ne.jp>


----== Posted via Newsfeed.Com - Unlimited-Uncensored-Secure Usenet News==----
http://www.newsfeed.com The #1 Newsgroup Service in the World! >100,000 Newsgroups
---= 19 East/West-Coast Specialized Servers - Total Privacy via Encryption =---

TANAKA Yorihito

unread,
Feb 25, 2004, 5:59:39 AM2/25/04
to
At 25 Feb 2004 07:31:40 GMT,
Junn Ohta wrote:
> > | いう機械部分の問題から,あまりタイピング速度が上がらないQWERTY
> > | 配列に収束していったと言われている。1880年代後半のことだ。

> 「印字ヘッドが隣り合う文字を続けて打つと機構部分の
> 問題から印字ヘッドがからまってしまう。だから連続
> して打たれやすい文字は印字ヘッドが並ばないように
> 文字を配列した」

同じことを指しているように見えますが。


Yorihito Tanaka
Keio University
Graduate School of Media and Governance

Junn Ohta

unread,
Feb 25, 2004, 11:05:42 AM2/25/04
to
fj.comp.dev.keyboardの記事<403c7436.6926%ka...@pop12.odn.ne.jp>で
ka...@pop12.odn.ne.jpさんは書きました。
> はて,私には同じ事を言っている様に思えますが?

安岡さんの引用部分は「キー配列がどうであろうとタイ
ピング速度が高速になるとからまるので、タイピング速
度を抑えるという観点からQWERTYが選ばれた」ように読
めます。

私が書いたのは「同じタイピング速度でタイプしたとき
にからまりにくいQWERTYが選ばれた」ということです。

八幡さんの文章をこっちが読み違えているのかもしれま
せんが...。

Hideki Kato

unread,
Feb 25, 2004, 1:53:58 PM2/25/04
to
加藤@ODNです.

In article <c1ih4m$3qm$1...@ns.src.ricoh.co.jp>, Junn Ohta wrote:
>fj.comp.dev.keyboardの記事<403c7436.6926%ka...@pop12.odn.ne.jp>で
> ka...@pop12.odn.ne.jpさんは書きました。
>> はて,私には同じ事を言っている様に思えますが?
>
>安岡さんの引用部分は「キー配列がどうであろうとタイ
>ピング速度が高速になるとからまるので、タイピング速
>度を抑えるという観点からQWERTYが選ばれた」ように読
>めます。
>
>私が書いたのは「同じタイピング速度でタイプしたとき
>にからまりにくいQWERTYが選ばれた」ということです。
>
>八幡さんの文章をこっちが読み違えているのかもしれま
>せんが...。

どうも良く分かりません.(併記するのではなく)「相違点」を明記して貰
えるとありがたいのですが.

「QWERTY 配列を採用したのは絡まり難くするため」という点は同じで,

八幡さん:QWERTY 配列はタイピング速度が遅い → 絡まり難い
太田さん:QWERTY 配列は(速度に無関係に)絡まり難い

という主張でしょうか? もしそうだとすると,何故 QWERTY 配列は絡まり
難いのか,という次なる疑問が生じるのですが?

尚,私自身の記憶は QWERTY 配列は絡まり易い(近くにある)文字が続けて
打たれる確率が低いので絡まり難い,というものです.

Junn Ohta

unread,
Feb 25, 2004, 8:14:15 PM2/25/04
to
fj.comp.dev.keyboardの記事<403cef15.6927%ka...@pop12.odn.ne.jp>で
ka...@pop12.odn.ne.jpさんは書きました。

> どうも良く分かりません.(併記するのではなく)「相違点」を明記して貰
> えるとありがたいのですが.

そうですね。失礼しました。

> 「QWERTY 配列を採用したのは絡まり難くするため」という点は同じで,
> 八幡さん:QWERTY 配列はタイピング速度が遅い → 絡まり難い
> 太田さん:QWERTY 配列は(速度に無関係に)絡まり難い
> という主張でしょうか?

そうです。

> もしそうだとすると,何故 QWERTY 配列は絡まり
> 難いのか,という次なる疑問が生じるのですが?

これは

> 尚,私自身の記憶は QWERTY 配列は絡まり易い(近くにある)文字が続けて
> 打たれる確率が低いので絡まり難い,というものです.

とお書きになったとおりです。「近くにある」というの
はキートップ上ではなくて印字ヘッドのアーム位置のこ
とですけどね。

ちょっと検索してみたらこんなページがありました。

Why QWERTY was Invented
http://home.earthlink.net/~dcrehr/whyqwert.html

Kawaguti Ginga

unread,
Feb 25, 2004, 10:53:34 PM2/25/04
to
川口です

<c1hj0s$o9u$1...@ns.src.ricoh.co.jp>の記事において
oh...@src.ricoh.co.jpさんは書きました。


> 「印字ヘッドが隣り合う文字を続けて打つと機構部分の
> 問題から印字ヘッドがからまってしまう。だから連続
> して打たれやすい文字は印字ヘッドが並ばないように
> 文字を配列した」
>
> のがQWERTYだったはず。

# Dvorak との比較とかでそういう話はよく聞くのですが...

そういう話を知るより前に,そもそも昔,blind touch の
練習帳かなにかでキー配列について
"er" とかはよく使うので打ちやすいように並んでいる,
という話を聞いたように記憶しています.

そのほか,as, gh, ty, 辺りも英語でよく見掛ける並びですよね.
(すべてのよくある並びを排除するのは不可能だと思いますが,
それにしたって er なんてよくありすぎなクラスの
並びではないでしょうか)
--
∧∧
Zzz.. (- - )⌒⌒⊇~ 川口 銀河
############## ginga-fj-s...@ginganet.org

Junn Ohta

unread,
Feb 25, 2004, 11:39:17 PM2/25/04
to
間違えてメールで返信してしまいました。川口さん、ど
うもすみません。(^^;

fj.comp.dev.keyboardの記事<0402261253...@athena.ginganet.org>で
ginga-fj-s...@ginganet.orgさんは書きました。


> そういう話を知るより前に,そもそも昔,blind touch の
> 練習帳かなにかでキー配列について
> "er" とかはよく使うので打ちやすいように並んでいる,

タイプライタで“er”は決して打ちやすいものではない
ですよ。なんせストロークが1cm以上あったりするので、
計算機のキーボードのように手首の返しでちゃちゃっと
打てるものではないです。左右交互打ちのほうがよほど
打ちやすいでしょう。

> そのほか,as, gh, ty, 辺りも英語でよく見掛ける並びですよね.
> (すべてのよくある並びを排除するのは不可能だと思いますが,
> それにしたって er なんてよくありすぎなクラスの
> 並びではないでしょうか)

私もそう思わないではないのですが...。

Hideo Sir MaNMOS Morishita

unread,
Feb 26, 2004, 1:11:17 AM2/26/04
to

In article <c1jt9l$h1m$1...@ns.src.ricoh.co.jp>,

oh...@src.ricoh.co.jp (Junn Ohta) writes:
> fj.comp.dev.keyboardの記事<0402261253...@athena.ginganet.org>で
> ginga-fj-s...@ginganet.orgさんは書きました。
> > そういう話を知るより前に,そもそも昔,blind touch の
> > 練習帳かなにかでキー配列について
> > "er" とかはよく使うので打ちやすいように並んでいる,
>
> タイプライタで“er”は決して打ちやすいものではない
> ですよ。なんせストロークが1cm以上あったりするので、
> 計算機のキーボードのように手首の返しでちゃちゃっと
> 打てるものではないです。左右交互打ちのほうがよほど
> 打ちやすいでしょう。

結構"th"が打ちやすいです。英語に限らず良く出てくるし。


--
___ わしは、山吹色のかすてーらが大好きでのぅ
[[o o]] ふぉっふぉっふぉ
'J' 森下 お代官様 MaNMOS 英夫@ステラクラフト
PGP Finger = CD EA D5 A8 AD B2 FE 7D 02 74 87 52 7C B7 39 37

Koichi Yasuoka

unread,
Feb 26, 2004, 4:18:19 AM2/26/04
to
 安岡です。川口銀河さんは書きました。

> "er" とかはよく使うので打ちやすいように並んでいる,


>そのほか,as, gh, ty, 辺りも英語でよく見掛ける並びですよね.

この辺に関しては20世紀前半に統計学的研究が行われてまして、Roy T.
Griffithなんかは「QWERTY配列はランダムな配列に比べて、良く使われ
るキーの組合せがむしろ近くに配置されている」と結論づけてます。と
いうか、直感的にもそうですよね。

Roy T. Griffith: The Minimotion Typewriter Keyboard, Journal of
the Franklin Institute, Vol.248, No.5 (Nov. 1949), pp.399-436.

ちなみにJournal of Franklin Instituteは
http://www.sciencedirect.com/science/journal/00160032
で全号が読めます。

Hideki Kato

unread,
Feb 26, 2004, 8:22:02 AM2/26/04
to
加藤@ODNです.

In article <c1jh97$dig$1...@ns.src.ricoh.co.jp>, Junn Ohta wrote:
>fj.comp.dev.keyboardの記事<403cef15.6927%ka...@pop12.odn.ne.jp>で
> ka...@pop12.odn.ne.jpさんは書きました。

>> 尚,私自身の記憶は QWERTY 配列は絡まり易い(近くにある)文字が続けて
>> 打たれる確率が低いので絡まり難い,というものです.
>
>とお書きになったとおりです。「近くにある」というの
>はキートップ上ではなくて印字ヘッドのアーム位置のこ
>とですけどね。

勿論そういう意味です.#本当に絡まるんですよね,あのアーム.

で,本題ですが,(元記事を読んでないので,私の勝手な推測になります
が)八幡さんがおっしゃっている事も同じだと思います.

Koichi Yasuoka

unread,
Feb 26, 2004, 10:34:07 AM2/26/04
to
 安岡です。ODNの加藤さんは書きました。

>で,本題ですが,(元記事を読んでないので,私の勝手な推測になります
>が)八幡さんがおっしゃっている事も同じだと思います.

私には、加藤さんの書かれていることと、日経バイト3月号の記事で

| タイピング・スピードが高速になると印字ヘッドが交差してしまうと
| いう機械部分の問題から,あまりタイピング速度が上がらないQWERTY
| 配列に収束していったと言われている。1880年代後半のことだ。

八幡勇一さんが書かれていることとは、全く異なっているように思わ
れます。そもそも1880年代のタイプライタは

>本当に絡まるんですよね,あのアーム.

アームなんて機構を持っていません。フロントストライク機構がタイ
プライタにおいて主流となるのは、Underwood No.5以降です。

Junn Ohta

unread,
Feb 26, 2004, 11:08:34 AM2/26/04
to
fj.comp.dev.keyboardの記事<c1l3lf$rk5$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>で
yas...@kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jpさんは書きました。

> アームなんて機構を持っていません。フロントストライク機構がタイ
> プライタにおいて主流となるのは、Underwood No.5以降です。

なるほど。特許のページはまだうまく読めないのですが、
もう少し文献をあさってみます。

Hideki Kato

unread,
Feb 26, 2004, 11:53:15 AM2/26/04
to
加藤@ODNです.

In article <c1l3lf$rk5$1...@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>, Koichi Yasuoka wrote:
> 安岡です。ODNの加藤さんは書きました。
>
>>で,本題ですが,(元記事を読んでないので,私の勝手な推測になります
>>が)八幡さんがおっしゃっている事も同じだと思います.
>
>私には、加藤さんの書かれていることと、日経バイト3月号の記事で
>
>| タイピング・スピードが高速になると印字ヘッドが交差してしまうと
>| いう機械部分の問題から,あまりタイピング速度が上がらないQWERTY
>| 配列に収束していったと言われている。1880年代後半のことだ。
>
>八幡勇一さんが書かれていることとは、全く異なっているように思わ
>れます。そもそも1880年代のタイプライタは
>
>>本当に絡まるんですよね,あのアーム.
>
>アームなんて機構を持っていません。フロントストライク機構がタイ
>プライタにおいて主流となるのは、Underwood No.5以降です。

なるほど,これは確かに.勉強させて頂きました (_ _).

Koichi Yasuoka

unread,
Feb 27, 2004, 1:31:48 AM2/27/04
to
 京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センターの安岡です。

>フロントストライク機構がタイプライタにおいて主流となるのは、
>Underwood No.5以降です。

Virtual Typewriter Museumにいいページなかったかな、と思って捜
してたら、けっこう分かりやすく書いてあるページがありました。

http://www.typewritermuseum.org/collection/indexk.html

ここから、UpstrikeとDownstrikeとFrontstrikeにそれぞれ行くと、
一応、それぞれのタイプライタの写真を見ることができます。えっ
と1880年代の5大タイプライタのうち、Remington No.2とCaligraph
No.2とYost No.1とSmith Premier No.1はUpstrikeに分類されますが、
Hammond No.1はType-Shuttleという全く異なる機構で動作します。

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