No.885電気自動車関連主要海外ニュース(2010年6月22日送付)
-本日の項目一覧-
(1)100 Drivers to Test Smart Electric Car in UK for 12 Months【UK】
-テスラ製のリチウムイオン電池を搭載した100台のスマートがイギリスで1年
間の実走試験を行う。その後月400ポンド程度で一般にリース販売される予定
である。
(2)When Will Electric Cars Catch On In India?【IN】
-Revaは世界で3500台を売り上げているインド製の電気自動車である。しかし
発展途上のインドにおいては、価格が高価であることや、走行距離が短いこと
からほとんど普及していない。Revaは現在年産30000台の工場を建築中である。
世界でRevaが普及すれば、それがインドでの普及にも通じるかもしれない。
(3)MINIのEV、極端なスペックには理由がある【JP】
-2011年より日本での実証実験を行う、MINIの電気自動車『MINI E』。260kg
ものリチウムイオン電池を後部座席に搭載し、航続距離は最大約240kmを実現。
最大出力204ps、最大トルク22.4kgmのモーターを搭載し、回生率を高めたブレー
キは0.3Gもの強烈な減速力を発揮する。こうした極端なスペックには、理由が
あるのだという。BMWジャパン広報室の前田雅彦氏は、「MINI Eは量産を前提
としたものではなく、あくまで実証実験向け。航続距離、出力、回生の具合な
ど、実現できる最大の容量を実験車両に搭載することで、実際にユーザーが使っ
てみて、『これだけあれば十分』、『ここまでの性能はいらない』などの判断
をしてもらい、今後の開発に役立てるという意味があります。ですから、ある
意味で極端とも言えるスペックになっているんですね」と語る。
(4)電気自動車とスマートグリッド構築の実験をナノオプトが開始【JP】
-電気自動車(EV)や環境関係のベンチャーであるナノオプトニクス・エナジー
は、自動車開発製造の拠点となる米子工場においてマイクログリッドを構築す
ることを発表した。同社は2010年3月に米子工場に電気自動車の開発・製造を
発表したばかり。この工場内にスマートグリッドの実験場となるマイクログリッ
ドを構築する。米子工場は3月に撤退したJTE(ジェイティエンジニアリング)の
工場の跡地を譲り受けたもの。JTEは日本たばこ産業(JT)が全額出資した生産
システムを提供するエンジニアリング会社だ。この工場跡地には変電所がすで
に設置されており、新たに電力システムを作るのには都合が良い。だからこそ、
米子工場は単なる自動車の生産だけにとどまらないという訳だ。生産工場内を
スマートグリッドとしての実験を含めた電力の平準化に取り組む。ナノオプト
は電気自動車を主体とするベンチャーであるからこそ、スマートグリッド時代
の電気自動車の位置付けを、実験を通して把握でき、イニシアティブを握るこ
とができる。これまで電気自動車はスマートグリッドシステムの中で、蓄電池
としての応用しか語られてこなかった。今回、ナノオプトの代表取締役社長の
藤原洋氏は、インターネットを通じて電気自動車と連携することを考えている。
ただし具体的なイメージはこれから検討していく。
(5)上高地などを電気自動車観光地域に 松本で推進協が初会合【JP】
-松本市は21日、電気自動車(EV)を活用して上高地など山岳観光地を
「EV観光地域」にしようと、EVや充電器メーカー、地元の観光・宿泊施設
の団体など55団体を招き、「アルプス広域EV普及利活用推進協議会」の初
会合を市内で開いた。EVの開発状況や利用法の事例などについて情報交換し、
活用を進める。三菱自動車の担当者は、屋久島(鹿児島県)で同社製EVのレ
ンタカーを利用するツアーが始まる実例を紹介。日産自動車の担当者は、最寄
りの充電場所を運転手に知らせる開発中のシステムについて説明した。上高地
の五千尺ホテル&ロッヂの田中寿穂総支配人は、今夏から業務用の運搬車両に
EVを導入することを明らかにし、「急速充電器を導入できないでいる。モデ
ルとして急速充電器の設置を支援してもらえないか」と提案した。EVの普及
を見据え、市は昨年度、上高地や乗鞍高原などへの乗り入れを視野にEVの走
行調査やインターネットによる市場調査を実施。EVを利用した旅行企画の誘
致、EV関連産業の育成も期待している。
(6)日産 リーフ、接近音は “EVサウンド”【JP】
-歩行者にクルマの接近を気づかせる人工音発生装置を、電気自動車(EV)や
電気モーターだけで走行可能なストロングハイブリッド車に義務付ける方針を
日欧米の当局が打ち出している。日産自動車が今月公開した新世代EV『リーフ』
のプロトタイプには、「車両接近通報音」が装着されていた。日産がどのよう
なサウンドを採用するのか、いやが上にも関心が高まるポイントであったが、
試乗会場でいざクルマが接近してきてもそのような電子音らしき音が実装され
ている気配がない。キツネにつままれたような気分であったが、その理由は日
産スタッフの説明ですぐに氷解。何とリーフの車両接近通報音は“EVサウンド”
だったのだ。EVやハイブリッドカーは出力制御のためのインバーターや電気モー
ターなどから「ピー」「シュー」といった高周波ノイズが出る。身近なところ
では、ハイブリッドカーのベストセラー、トヨタ『プリウス』に乗れば、その
音は正常な聴力を持っていれば誰にでも聞き取れる。日産はその音を増幅した
ような人工音を、車両接近通報にチョイスしたのだ。クルマが近づいてくると、
ノイズですぐに危険を察知できるのだが、そのノイズはほとんどEVの音そのも
の。人工音の発生装置が実装されていると気づかなかったのはそのためだ。
(7)千葉県内初、電気自動車導入 省エネは時代の流れ 市原・潤井戸タクシー
【JP】
-市原市のタクシー会社「潤井戸タクシー」(同市潤井戸、菊岡文夫社長)が
来月、県内で初めて電気自動車(EV)を1台導入する。同社創立50周年を
記念した地球環境保全の取り組みの一環。車両は来月6日にお披露目される。
-北米-
-欧州-
■100 Drivers to Test Smart Electric Car in UK for 12 Months【UK】
Source: Mirror/UK
[June 22, 2010]
http://blogs.mirror.co.uk/cars-motorbikes/2010/06/smarts-penny-a-mile-electric-c.html
-アジア-
■When Will Electric Cars Catch On In India?【IN】
Source: Global Post/India
[June 22, 2010]
http://www.globalpost.com/dispatch/india/100618/electric-cars-india-wheres-the-buzz
-その他-
-日本-
■MINIのEV、極端なスペックには理由がある【JP】
Source: Response
[June 22, 2010]
http://response.jp/article/2010/06/22/141852.html
■電気自動車とスマートグリッド構築の実験をナノオプトが開始【JP】
Source: マイコミ
[June 22, 2010]
http://journal.mycom.co.jp/series/car-electronics/020/?rt=na
■上高地などを電気自動車観光地域に 松本で推進協が初会合【JP】
Source: 信毎WEB
[June 22, 2010]
http://www.shinmai.co.jp/news/20100622/KT100621SJI090006000022.htm
■日産 リーフ、接近音は “EVサウンド”【JP】
Source: レスポンス
[June 22, 2010]
http://response.jp/article/2010/06/22/141858.html
■千葉県内初、電気自動車導入 省エネは時代の流れ 市原・潤井戸タクシー【JP】
Source: ちばとぴ
[June 22, 2010]
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1277169637
-シンポジウム・学会-
※国の略号(ISO 3166-1)
US:米国 CA:カナダ DE:ドイツ PT:ポルトガル ES:スペイン
CH:スイス IE:アイルランド MC:モナコ AT:オーストリア
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HR:クロアチア NZ:ニュージーランド CN:中国 KR:韓国 TW:台湾
SG:シンガポール PH:フィリピン ZA:南アフリカ OM:オマーン
JP:日本
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東京電力株式会社 営業部 唐鎌圭彦
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