昨年に白絹病が蔓延した龍神村殿原フジバカマ園では、いくつか実験をしています。最も緊急性の高いのが、白絹病で枯れたフジバカマ類・土の除去、雑草対策、肥料追加です。10月18日に小町茶屋の10周年記念祝賀イベントが開催されるので、今月中に格好をつける必要があります。
ところで、それらの実験・作業により、ほぼ対策が確立した気がしています。それを電子本用にまとめましたので紹介します。次のようです。
「フジバカマ類、特にコバノフジバカマを植栽すると、3年目くらいまでは順調だが、必要な手当を行わないと、それ以降はいろいろな障害が現れることがある。必ず起こるのが、根元の方から葉が枯れる肥料不足であり、植栽した場所によっては、白絹病の発生により枯死する。これらの障害の詳細と対策を紹介する。
年間対策
私たちが実施している年間作業計画は次のようである。本州中・西部で通用するだろう。
3月中旬 降霜の可能性が無くなったら、スイゼンジナを屋外に出し、苗をプランターなどに植栽する。
4月 フジバカマ類の株分けと移植を行い、その際に植栽土に石灰類と腐葉土肥料を混ぜる。
4~6月 スイゼンジナをフジバカマ園に置き、北上するアサギマダラを誘引。
5~6月梅雨時 フジバカマ類、特にフジバカマ原種の新枝を剪定し、挿し芽を採取する。ビール酵母剤を混入した苗床で発根させ、植栽。
5~6月 晴れが続いた日に、フジバカマ類の株元に消石灰を散布する。株まわりの雑草を引き抜き、フジバカマ園全体の雑草を5センチ高で刈る。
5~8月 白絹病で枯れ始めたら、すぐに土ごと除去し、となりの植物も同様に除去する。植物体は焼却し、土は焼却用ゴミ袋で太陽熱殺菌する。
7~9月 広い範囲の地面を透明なビニールシートでおおい、白絹病菌や雑草を殺す。雑草対策でサツマイモを植栽?
9~11月 アサギマダラ飛来。
11月末 スイゼンジナの挿し芽を採取し、水入りペットボトルに挿す。
12月 降霜の前にスイゼンジナの防寒対策を行う。ペットボトル苗とプランターを玄関内に置き、露地植えのものはビニールシートのトンネルでおおう。」
ビニールシートの利用は、吉田さんたちの報告を参考にしましたが、雑草を枯らすことにも使えるという情報を発見しました。雑草の場合には日当たりの良い場所では、1~2日で効果があるらしいです。どんどん移動していけば広い範囲の草を枯らすことができます。
ご意見をよろしくお願いいたします。
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