MLの皆様、金澤です。
昨日の午前中は、龍神村殿原のフジバカマ園では、快晴ほぼ無風で、気温は16~20度で、アサギマダラが見られてもいい状況でした。しかし、1頭も見られませんでした。
一昨日(11月5日)は、曇りで無風、気温は同様でしたが、1オスに標識しました。他に数回目撃しましたが、このオスかもしれません。結局、1~5頭の飛来でした。これが終見になりそうです。
例年は9月30日の初見が、今年は10月8日が初見で1週間ほど遅れ、約1ヶ月弱の飛来でした。この日までに40頭あまりに標識しました。1日あたりは、多くても約10頭の目撃で、昨年以前に比べてとても少なかった結果です。白絹病と猛暑の影響が強かったと思います。
コバノフジバカマは満開を過ぎていますが、つぼみもまだあります。秋に開花する植物なので、これも猛暑の影響を受けたのでしょう。
それぞれのフジバカマ園でのアサギマダラの初見日・終見日、コバノフジバカマの開花状態を記録しておくと、今後の参考になると思います。
ところで、最高気温の3日間の上昇が北上の刺激になるというのが、私の仮説です。今日、明日の気温降下の後、来週前半にかけて、気温上昇が予想されています。晴れ予定の12日(火)の午前中にまたアサギマダラが増加しないか、興味深いところです。
よろしくお願いいたします。