species minimum maximum
0 -0.00006 0.00004
1 -0.72955 5.42238
0 -0.00008 0.00005
1 -0.85929 0.38053E+38
1 2.5405
2 2.5397 0.0016
3 2.5406 0.0020
4 2.5451 0.0091
5 2.5426 0.0086
6 2.5403 0.0084
7 2.5398 0.0071
8 2.5354 0.0108
9 2.5345 0.0097
10 2.5334 0.0090
--
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GROMACSのトラジェクトリはポータブルなフォーマットになっており、
エンディアンの異なる機種間でも全く同一のフォーマットになります。
http://www.gromacs.org/Documentation/File_Formats/Trajectory_File
ですので、ご指摘のような問題は本来起きないはずです。
> gmx trjconv -s md.trr -o traj.xtc
こちらは、
"-f" md.trr
が正しいコマンドとなりますでしょうか?
もしその他のオプションを付けてgmx trjconvを呼んでいましたら、
正確なコマンド列をペーストしていただけると幸いです。
> また、その際、「このトラジェクトリを使ったらおかしくなったが、このトラジェクトリだと正しかった」などが分かると助かります。
2 six-core 2.5 GHz Intel Xeon E5-2640 | sandybridge |
2 six-core 3.07 GHz Intel Xeon X5675 | nehalem |
xtc -s
> ../solvent/Production_MD/md.tpr -pbc mol -ur compact -center -o
> traj_solvent.xtc < ../1.txt
> ..
> これに対して、上記のコマンドを実行してermod を走らせると以上のようなおかしな結果になりました
> 平衡後の構造も溶質系の計算も上のをくぐらせれば、soln も前のとうこうのようにuvrange.ttはうまくいっていますので、
> この剛体としてとってきた構造がおかしいということもすくなく思います
・「平衡後の構造」とは、純溶媒系の計算結果のトラジェクトリの事を指している、という理解で良いでしょうか?
・-pbc mol -ur compact -center を付けてトラジェクトリを変換すると、
溶液系(soln)の場合では、付けなかった場合に比較して、「結果が改善された」
という事で良いでしょうか?
2.:
> gmx trjconv -f ../solute/Production_MD/md.xtc -s
> ../solute/Production_MD/md.tpr -pbc mol -ur compact -center -o
> traj_solute.xtc < ../1.txt
Soluteは周期境界系では無いトラジェクトリであり、box情報を持たないはずだと思うのですが、
-pbc molで周期境界処理を行えていることから、異なる条件でシミュレーションを行っていることが予想されます。
Soluteを適切に(真空、非周期境界条件が正しくなります)シミュレーションしているかどうかの確認をお願いできますでしょうか。
> 2. GROMACS 5.1 betaを利用中とのことですが、なにぶんβ版ですし、GROMACSはバージョンアップ時に良く問題を起こします。
> ついては、5.0系でももし計算可能でしたら、大変お手数ですが、5.0系で問題が起きないかどうかを確認願えませんでしょうか。
浦野さん松林です。> 水ーメタン系において
> 1. 石塚さんから送られてきたファイルではuvrange.ttに異常がないことを確認> 自由エネルギーが-3.16 kcal/mol と 2.21 kcal /mol から全く異なる値を得ていますが> (--rigid にしたせいでしょうか?)--rigidとはおそらく関係はないと思います。> メタン系としておかしいと思えます、> slvfe の自由エネルギーの出力値を教えていだたけますか?おっしゃる通り、おかしい結果ではあります。問題がなければ、2.5 kcal/molぐらいになるはずです> 3. 2からさらに input ファイル(水1000 個)を私がつかっていた元のpdbファイルに> 戻しました(水 600)。すると異常な結果が発生しました結果として> 溶媒のサイズが小さすぎるときに()、周期境界条件をつかってERMOD を計算すると> 起きるようです実は、そうでもなくて、例えば、私は、メタンやエタノールで、テストの目的で、周期境界条件で、水の分子数を100まで減らしたことがありませんが、問題はありませんでした。ちなみに、周期境界を使わずに、dropletでやった場合は、溶媒の個数を1にしても、まともな数字が得られます
> このプロダクションRUN のトラジェクトリにおいて、> ボックスサイズがかなり大きく変化しているので、こちらが原因として有り得そうですが、> ボックスサイズの可変性などは倍などに変化しても大丈夫なのでしょうか?ボックスサイズが倍も変わるのは、MD自体の問題だと思います。系の体積をVとすると、体積変化の相対幅は1/sqrt(V)の程度であるべきで、ある程度の大きさの系であれば、Vの最初の桁の話でありません
> 1. 上の計算の失敗に関して、周期境界条件を使い、> セルサイズが小さいときにおきているようなのですが、> もし、圧力が高かったり、低かったりして、セルサイズが変更しやすい場合も> 上と同じような計算の失敗が起こる可能性があるのでしょうか?計算が熱力学の範疇に入って、体積変化の相対幅が1/sqrt(V)の程度であれば、大丈夫と思います。ちなみに、臨界点の近くにきて、cell sizeが大いに揺らぐ場合でも、体積変化の相対幅が1/sqrt(V)となるように、Vをちゃんと大きく取れば問題はでない、というのがこれまでの経験です
> 2. 上で見たようにメタン系において、rigid と flexible の場合に s> lvfe の結果に大きな違いが見られたのですが、
> メタン程度のサイズが自由エネルギーの正負がひっくり返るような大きな違いが> 起きるのはよくあることなのでしょうか?今回が初めてです。メタン程度の小さな分子であれば、rigid でも flexible でも、溶媒和自由エネルギーの値は、それほど変わりません
1 2.4891
2 2.4856 0.0070
3 2.4965 0.0222
4 2.4931 0.0171
5 2.5003 0.0195
6 2.4954 0.0187
7 2.4967 0.0160
8 2.4925 0.0161
9 2.4900 0.0151
10 2.4863 0.0154
--
浦野様
> では、カットオフとボックスサイズがほとんど同じというのが問題だったのかもしれないですね。
> 本計算ではそうおきない気がしますが、注意することにします
本件の問題はこの点ではなく、"--rigid"について誤った使い方を行っているのが原因と思われます。
rigid を使う場合、チュートリアルにも明示してありますが、
Solution系のシミュレーションを、分子が剛体であるように扱って実行する必要があります。
(通常、GROMACSではこれは[ constraints ]またはfreezegrpsを用いて実行します)
総合しますと、今回はそのようなシミュレーションを行っていないとの事ですので、これが原因と思われます。
溶液系と、参照溶媒系が一致しない場合に当たりますので、異常な数字が出る事になります。