[ザウルスの法則] 「味の素」は明治以来ずっと 「騙し」 専門の企業?  2023-12-30

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Dentsudai Thai OBs & OGs

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Jan 8, 2024, 10:28:03 PMJan 8
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味の素社は、明治時代から 「舌を騙す魔法の粉」 で巨万の富を築いたが、1970年代からその毒性、危険性が指摘されだした。しかし、いつも巧妙な宣伝工作によって、批判をかわしてきた。その反撃に動員されるのはいつも 「テレビで人気の料理人」 と決まっている。 味の素社はテレビでも巨大スポンサー。 テレビをよく見る家庭ほど「味の素」 に受容的である可能性・・・つまり、「テレビ漬け」の、知的レベルの低い家庭ほど「味の素漬け」になっている?     

「味の素」 は、本質的に 「騙し」 の企業
 
● 1908年からグルタミン酸の代替物としてのグルタミン酸ナトリウムという 「化学物質で人々の舌を騙している」
● 1970代からグルタミン酸ナトリウムの害毒が露呈すると、「味の素」 はグルタミン酸だ、アミノ酸だと  「言葉で騙している」
● 一貫して 「騙して金儲け」   

「味の素」がキッチンや食卓にある家のほとんどは、テレビ漬けで知的レベルが低く、健康についての警戒心が希薄なので、ワクチンも疑わず打っている公算が高いだろう。その意味で、リュウジの指摘はおおむね正しい。そして、彼らは日本政府によって 「優先的に」 淘汰される運命にある。味の素社は、今でこそ日本最大の食品会社であるが、金になればなんでも作る石油化学会社である。「味の素」自体も長いこと石油から作っていたが、その事実をすっぱ抜かれてから、石油以外の他の原料に転じざるを得なくなったという過去がある。20世紀、化学によって人々の生活は大きく変わった。その代表的なものの1つが 「味の素」 であった。

日本人化学者が、グルタミン酸がいわゆる 「うま味」 の元であることを突き止めた。当初はグルタミン酸をそのまま液体として販売していたが、重量がかさむのと、日持ちが悪いためにナトリウムに化合させることを思いついた。グルタミン酸ナトリウムにすることによって、ナトリウムの結晶としてサラサラの粉になり、軽くなり、保存もよくなった。そして、今日の化学調味料 「味の素」 が商品として完成した。食品化学のはしりであった。しかし、それは、天然の食材を使ったうま味を人工的な化学物質で近似的に真似た、人々の舌を騙す魔法の粉 であった。化学は自然をフェイクする技術として歓迎された。化学繊維、プラスチック、そして、口に入るものでは人工甘味料、着色料、香料、保存料、増粘剤等々さまざまな食品添加物が登場した。大衆の舌を騙すフェイク物質、フェイク食品 が今日ほど氾濫している時代はないだろう。その先駆者こそ 「味の素」 だったのだ。それが人体に悪影響のないものならば、何の問題もなかっただろう。しかし、現実には、口に入るフェイク物質 は多かれ少なかれ、みな人体に有害なものなのである。

もちろん、「味の素」 を一つまみ口にしたら即死するわけではない。しかし、スーパーの食品売り場でパッケージを一つ一つを手に取って見ると、実に多くのものにグルタミン酸ナトリウム(味の素)が入っている。外食産業ではメニューの多くは味の素漬けである。なぜか?そのほうが顧客満足度が高く、リピーターが多くなるからだ。「味の素」 をぶち込んでおかないと、客離れが起きるからだ。つまり、われわれ日本人は 「味の素」 によって、シャブ漬けにされているのだ。無意識に 「味の素」 によって強化されたうま味を選び、それが美味しいと思わされているのだ。これは、依存性化学物質による消費者行動の操作である。日本人の味覚の鈍化であり、日本の食生活の破壊である。

1970年代以来、消費者団体からの批判、攻撃をかわすために、味の素社は必死に 「味の素」 が無害であると主張してきた。

味の素社の、昔から繰り返される強弁・詭弁:

1) 「味の素」 はグルタミン酸である、という強弁・詭弁
これは事実に反する。グルタミン酸とグルタミン酸ナトリウムは別物である。グルタミン酸は天然に存在するが、グルタミン酸ナトリウムは天然には存在しない人工的な化学物質である。

2) 「味の素」 はアミノ酸である、という強弁・詭弁
これもさらに事実に反する誤り。グルタミン酸はアミノ酸であるが、「味の素」 は、グルタミン酸ナトリウムであって、これはアミノ酸ではない。

3) 「味の素」 は天然の物質で、無害である、という強弁・詭弁
グルタミン酸ナトリウムは天然の物質ではない。グルタミン酸じたいは天然の物質、そして、ナトリウムじたいも天然の物質である。しかし、化合した形では自然界には存在せず、しょせん 人工的な化合物 である。

酸素も炭素も天然に存在する。しかし、化合して一酸化炭素となると、酸素とも炭素とも異なる性質を持った別の有害な物質である。このように化合物が元の物質と異なる性質を持つことは化学の常識である。たとえば、クエン酸とクエン酸ナトリウムは別物であるのは常識。どちらも別々なものとしてならば自然界に存在する。クエン酸は酸性で酸っぱいが、クエン酸ナトリウムはアルカリ性で酸っぱくない。しかし、両者が化合した形では自然界には存在しない。同じようにグルタミン酸とグルタミン酸ナトリウムは別物なのである。しかし、味の素社はグルタミン酸ナトリウムである 「味の素」 をグルタミン酸であると一貫して強弁し続けている。それは、「味の素」 がグルタミン酸であるということにすれば、天然に存在する物質であって、人体内にも存在するので、無害で安全だということになるという勝手な理屈のためである。そして、一般の消費者、特に女性、それも中高年   を騙すのには、この程度のごまかしで十分であると高をくくっているのである。グルタミン酸ナトリウム(味の素)が天然のグルタミン酸とは別物の人工物質なのに、さらに 「「味の素」 はアミノ酸である」 という詭弁まで弄する。これほどのウソ、科学的な誤りを宣伝文句にしているのが、味の素社である。

繰り返すが、「味の素」 は アミノ酸 ではない。

しかし、近年、味の素社はアミノ酸関連商品を多く発売して 「味の素」 の周りを取り囲み、あたかも、主力商品の 「味の素」 も、アミノ酸であるかのようにイメージ操作をしている。日本人だけでなく、世界の人々の味覚を破壊し、健康を損なっている張本人が、今や日本や世界の食生活と健康に最も貢献しているような、嘘で塗り固めた バラ色のイメージ戦略 を精力的に展開している。依存性化学物質によって、舌を騙し、言葉によって、人々を騙し、イメージ操作によって、日本人と世界の人々を騙し続けている 「味の素」・・・


https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/5ad777ff5436570a3cfde61c23efbc46

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Jan 8, 2024, 10:40:22 PMJan 8
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関連記事:
そこを乗り越えても、安心はできない!?
https://twitter.com/retopsnart/status/1743251701128405270

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Jan 18, 2024, 12:45:55 AMJan 18
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地元のスーパーでキューピーのドレッシングを調査
● 9割以上に 調味料(アミノ酸等)の表示
● これは有害なグルタミン酸ナトリウム等を一括した表示
● 海外では MSG と呼ばれて忌避され、No MSG でないと売れない
● 日本では厚労省が 「アミノ酸等」 というまやかし表示で 巧妙に隠蔽している

カップ麺の老舗、日清食品の「カップヌードル」全商品をチェック!
● 現在販売されている33点にすべて 調味料(アミノ酸等)の表示あり
● 全商品に MSG (グルタミン酸ナトリウム)が添加されているということ
● 日本は MSG 添加食品が堂々と売られている稀有な国
● 味の素社の謀略の可能性
日清食品は、日本人にはいつまでも有害な MSG 添加のカップヌードルを食べさせている
● バカな日本人を化学調味料依存症にして忠実なリピーターにするため
● 海外でカップヌードルを食べた日本人は、美味しくないと言うが、それは MSG 無添加だと物足りないからなのだ

日本国民はもうすでに歴史的にどっぷり  MSG漬けにされている。明治時代から、戦争を挟んでずっとである。「味の素」の味に行き当たってはじめて「美味しい」と感じるまでに味覚染脳されているのだ。しかし、MSG 入りのカップヌードルを発見!カップヌードルはヨーロッパでは 「グルタミン酸ナトリウム入り」で堂々と売られている?  
● EU では食品添加物に独自の E-number を使うことがある
● グルタミン酸ナトリウム(MSG) は、E621 と表示
● E621 表示を使えば、MSG 添加は気づかれにくい
● 日本を除くアジア圏と北米では MSG 表示

eBay で販売されている 「味の素」、何とフランスで製造されているものだ!
ヨーロッパでは MSG という表記は避けて、E621 と呼ぶ場合があるようだ。
グルタミン酸ナトリウム(味の素)の生産量は中国が世界最大
● 国内消費も多いが、現在世界中に輸出
● 需要も多く、その量も莫大
● 「最低発注量 23 トン」 は決して冗談ではないのだ
● これらは当然、人々の口の中に入っていく
● 日本はおそらく人口当たり世界最大の消費国  

厚労省を抱き込んだ謀略
E621 でも、それは MSG(グルタミン酸ナトリウム)  を意味するのだから、まだいい。突き止められる。 しかし、日本では、  
1) 調味料(アミノ酸) もしくは、 調味料(アミノ酸等) という表示になっており、いくら探ってもグルタミン酸ナトリウムを突き止められないようになっている。
2) そればかりか、「アミノ酸」 という表示にして、天然で無害な調味料であるかのような見かけにしている。
1) 証拠隠滅  と  2) 詐欺表示  を同時に成就している。

これは厚労省を抱き込んでの謀略であると考えられる。今回、船瀬俊介氏の著書によって、味の素の実態をより深く知ることができた。
以下に、非常に重要な箇所を引用する。同書 319ページより。https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/dd/a8325f3e593ae58ffe01af5f3f26b5db.jpg 
いかがであろうか?著者はその ”工作資金” がどこから出たかについては賢明にも言及を控えている。出版物の場合は、そのくらいの慎重さが必要だろう。 以下は、ザウルスの勝手な想像である。 
● 1991年当時、グルタミン酸ナトリウム(MSG) は、国内でも海外でも有害な化学調味料として、批判の声が高まる一方だった。
● 化学調味料:グルタミン酸ナトリウム を 調味料(アミノ酸等) に変えることによって最も利益を得るのはどこの誰か? 
● ここで 「利益を得る」 とは、槍玉に上がっているグルタミン酸ナトリウムを材料表示から消すことによって、 「大きな損失を免れる」 = 「利益を得る」 という意味である。
● 最大の受益者が犯罪の容疑者である公算が高いというのは、犯罪捜査の常識である。もちろん 「公算が高い」 というだけであって、「必ずそうだ」 というわけではない。
● この内部告発が事実とした場合、最大の受益者としては グルタミン酸ナトリウムを大量に売っている食品会社 が当然予想されるのではなかろうか? 
● それでは、グルタミン酸ナトリウムを大量に製造、販売する食品会社の中で最大の業者はどこだろうか? 
● 自らの会社の存亡をかけて、6億円でも7億円でもポンと出せるほどの大企業は一体どこであろうか? 
●    考えようによっては、7億円は安いものだ。
グルタミン酸ナトリウム という証拠をまったく見えないように覆い隠すことによって、1つのグローバル企業が消費者からの攻撃と多大な損失を回避できるのならば、10億円でも出しただろう。
わたしが厚労省の担当役人だったら15億円までつり上げただろう。相手の企業側はそれでも手を打ったはずだ。しかし、その後わたしは数年後には消されていたに違いない。

 https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/9de1997f2e386349c36c7228952d8e55

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Jan 21, 2024, 5:19:28 AMJan 21
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せんべい、ポテトチップの97%は 「MSG 味の素」入り:日本人は味覚染脳されている? 2024-01-18
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/7545de7236ca8ff589bd90eebcca09cb
スーパーマーケットでのフィールドワークの続きである。 
もちろんMSG(味の素)を添加した食品がどのくらいあるかを見るためである。今回は特に 「菓子類のMSG 汚染度の検証」 と言ってもいいだろう。 今回は大型スーパーで調査した。 菓子は嗜好品である。味や風味を楽しむために摂取される食品で、栄養摂取を目的とした食事とは別に消費される。その意味で、より味覚による快感が追求される。そうした食品にどれだけ味覚増強剤であるMSG(グルタミン酸ナトリウム)が使われているかを調査することが目的である。今回は  せんべい類、  ポテトチップ類、  ビスケット類  の3つのカテゴリーに限定した。スナックにはまだいろいろあるのだが、あえて3つに絞った。

せんべい類:
まずは せんべい・米菓 だが、今回のスーパーではこのカテゴリ商品は113点あった。そのうち、 調味料(アミノ酸等) の表示があったものは 108点(96%)で、いっぽう無かったものは、わずか6点(4%)であった。 
1) 大手製菓メーカーのものはほぼ100%、 調味料(アミノ酸等)= MSG の表示あり。大手メーカーはどの商品にも一貫して MSG を入れている。  
2) 中小メーカーのものは9割以上に 調味料(アミノ酸等) の表示あり。
中小メーカーの9割以上は、調味料(アミノ酸等)表示の商品、つまり MSG商品をもっぱら作っている。一方、MSG商品をポリシーとして作らない 反MSGメーカー は存在するが、全体の1割も無い。
3) 反MSGメーカーの商品は、概して包装も地味で、「調味料不使用」 などと謳っている場合があり、陳列棚の端っこに置かれている。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/50/ead5f8170d27bc4df2cc0177307bb5ec.jpg
赤枠は、 せんべいコーナー。 青枠(4%)は、調味料不使用などのオーガニック志向(反MSG)商品。
4) 大型スーパーにはこうした反MSG 商品を置いていることがあるが、普通規模のスーパーではあまり見かけない。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/61/91260bd133a49951935288b6bdf3fc24.jpg

せんべい類の結論: 
1)日本人に最も馴染みのある菓子である、せんべい・米菓類はほとんど MSG に汚染されているといっていいだろう。われわれが子供の頃から食べてきたせんべいのほとんどは、「味の素まみれ」 のものだったにちがいない。実際、今もそうであるし、これからもずっとそうであろう。
2) しかし、「MSG汚染」 されていないものを見つけることは可能である。大型スーパーなら、おそらく見つかるだろう。大型スーパーが近くになかったら、ネットショップで原材料表示を確認して買うことだ。  
3) 逆に言うと、漫然といつも中程度の規模のスーパーで食品を買っていると、ほとんどが MSG食品になっているだろう。

ポテトチップ類:
ポテトチップ類は、今や1つのカテゴリーをなすほどの人気商品だ。今回調査した大型スーパーでは、107点もあった。せんべい・米菓の113点に迫る勢いだ。
赤線の範囲がすべてポテトチップ系である。こんなにあるのか、と驚きながら、調査する。「ポテトチップス」 という見出しは、ほぼ中央にある。
右の画像の「ポテトチップス」が左の画像では奥の方に見えている。以下に、一部の画像を挙げるが、こんなものがあるのか!と思うくらいさまざまな新商品で消費者を誘っている。  https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/dc/3ada04926e10b01ff6450fb6280a7fc1.jpg
せんべい類も、あとで見るビスケット類もそうだが、食品会社は常に消費者の目を引くようなネーミングとパッケージデザインを繰り出しているようだ。スーパーの食品棚はほとんど  イメージ商品がしのぎを削る熾烈な戦場 となっているかのように見える。陳列棚で他社の商品を差し置いて手にしてもらうために各社涙ぐましいほどの努力をしている。
上の画像の右側の 「冬ポテト」 という意味不明なネーミングも、ポテトチップに付加価値として無理やり季節感を覆いかぶせたかのようだ。 さて、ポテトチップ類でも、MSGを含まない商品がごく少数あった。せんべいにも MSG商品でないものがあったのだが、ポテトチップ類では、やや事情が違う印象がある。まず、ポテトチップ系商品は全部で107点あったが、そのうちMSG 不使用のものはわずが3点しかなかった。それら A、 B、 C を以下に挙げる。
A) この商品のメーカーは、せんべいでもMSG不使用商品を作っていることは、すでに上で見てきた。こちらのポテトチップでは、なぜかせんべいとは違って 「調味料不使用」 とまでは謳っていないが、明らかに反MSGのポリシーがうかがえる。https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ef/28944aa58c6daa830a8e167031026e92.jpg
B) この商品は原産国名が何と 「アラブ首長国連邦」 である。アラビアでポテトチップを本当に作っているのかどうか、まあ、信用するしかないのだが、たしかに「調味料(アミノ酸等)の表示はない。これが反MSG のポリシーによるものとは考えにくい。単にあちらでは、MSGを添加する慣習がないだけかもしれない。 しかし、「マルトデキストリン」 という聞き慣れない添加物が表示されている。https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/a4/a5a912f3476a11d69c994ec2760359b4.jpg
C) さて、この商品はちょっとトリッキーである。これは「泣く子も黙る」 カルビーの製品である。   カルビーはポテト系食品では圧倒的最大手のメーカーであって、その商品のほとんどは実際 MSG商品である。今回、陳列棚のすべての商品を一つ一つ手に取って確認してきて、カルビーの商品になってくると大手のメーカーらしく、どれもこれも「調味料(アミノ酸等)」が当然のように表示されていた。しかし、これだけには、その表示が無いのだ! 何かのミス? とも思ったが、その表示がない以上、そうなのだと思うしかない。ミスやウソの可能性をここで論じても意味がない。そういうこともあるのだ、と思うしかないだろう。 おそらく、「酵母エキスパウダー」 「こんぶエキスパウダー」 「こんぶ粉末」 が十分に MSG の役を果たしているのだろう。https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/8e/b8fbaf183fc019419bf8b987ed537340.jpg

ポテトチップ類の結論:
1) せんべいと同様、よく目にしたり、耳にする商品ほど MSG が入っていると思っていい。宣伝・広告費に大金を注ぎ込む 大手食品メーカー はとにかく大量に売ることを至上目的にしており、そのためには、MSG という化学物質がリピーター購入を保証するのだ。
2) MSG(グルタミン酸ナトリウム) は単に食品に 「うま味」 を加えるだけではない。元からある味を強化し、ガツンと味に 「手応え」 を加えるのだ。つまり、MSG 食品の消費者は、MSG のおかげで、数段ブーストされた味を賞味していることになる。
3) MSGは食品の味覚を増強して、美味しく感じさせる。その効果が明らかなので、食品会社はできるだけ MSG を添加しようとする。「あとを引くポテトチップ」 は、リピート購入したくなる。MSG の添加をやめると、リピート率が下がり、売り上げが落ちる。
4) MSG(グルタミン酸ナトリウム)という化学物質には、中毒性があることがわかっている。依存性と言ってもいい。アルコールやニコチンほど強くはないが、MSGが味覚を増強させること自体が、依存性を持つ。甘さ、しょっぱさ、辛さといった基本的な味覚がMSGによって増幅され、その味覚での刺激が中毒性を持つのだ。
5) 健康志向、オーガニック志向、反MSG の消費者は、今の日本ではしょせん絶望的少数派である。そのわずかな消費者層のためにMSG不使用商品を作るヒマがあったら、圧倒的多数派向けに今のままMSG商品を手を変え品を変えながら売っている方がよっぽど儲かるし、楽だと多くの企業は考えるだろう。

ビスケット類(ビスケット、クラッカー、クッキー):
和のせんべい に対して、洋のクッキー という図式があるが、ここでは、ビスケット・クラッカー・クッキーと間口を広げている。和風の焼き菓子に対して、洋風の焼き菓子というと、こうならざるを得ない。今回のリサーチでは、この3種合わせたカテゴリーで、145点の商品をチェックした。陳列棚を一枚の写真に収めた。見出しのプレートが奥まで見えるだろうか?手前から、「スティック・ビスケット」、「クラッカー」、「ビスケット」 と並んでいる。さて、このビスケット系の商品を手に取って調査を進めて驚いた!MSG商品が非常に少ないのだ!MSG商品は、145点中11点(8%)しかない!145点中134点(92%)が、MSG不使用の商品だ。今まで見てきたせんべい系、チップス系とはまるで逆転したような状態にあると言える。せんべい系では、全体を赤枠で囲み、その中の一部のMSG不使用商品を青枠で囲んだ。 それが、ビスケット系では、以下のように見事に逆転している! https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/9f/27fbcda516652fd79a8ddceb759e3b16.jpg

 典型的なビスケット
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/6e/1bf38ce1e92441bdd581297c05946257.jpg
上のロングセラーのビスケット類はみなMSG 不使用
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/87/55e3c9890e1e0670f43036cd3306a0c1.jpg
意外にも(?)、おなじみのポッキー系の商品もすべてMSG不使用

調べてみると、森永の 「チョイス」 は90年以上の歴史がある。「マリー」は100年だ。和のせんべい系と違って、洋のビスケット系の食品のバター系の香りには、 「うま味強化剤」 としてのMSGは合わないのかもしれない。今回の記事は、MSG(グルタミン酸ナトリウム)だけにフォーカスしているので、MSG以外の添加物までは特に問題視していないことに注意されたい。さて、MSG商品 にスポットを当てよう。今回、11点あると書いたが、右の赤枠のように2つのグループであり、別のメーカーの別々のラインナップである。上から見ていくが、これは グリコの「ビスコ」 というロングセラー商品で、今回3つのバリエーションを見たが、ネットで見ると他にもあるようだ。ビスコも長い歴史があり、90年のロングセラー。いつからMSGを入れているかわからないが、最初からであっても何ら不思議はない。https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/1a/025d32e2cd3f6c5fcafff83066934324.jpg
次のMSG商品シリーズは、ブルボンの「プチ」シリーズ である。ほとんど幼い子供をターゲットにしたパッケージであり、しかも小さな子供の目線に陳列されてある。店内で見ただけでもたくさんの種類があったが、ネットで確かめると、何と24種類もある。このプチシリーズは発売以来25年の歴史がある。

 ビスケット類の結論:
1) ごく一部の商品(グリコのビスコとブルボンのプチ)を除けば、ほとんどMSG不使用と思っていいだろう。せんべい類やポテトチップ類に比べれば、比較的安心して口にできる。
2) とは言え、この記事では MSG(グルタミン酸ナトリウム)の有無しか調査していないので、他の添加物の有害性については何も言及していない。
3) さて、ビスコ と プチ について気がかりなのは、どちらもかなり低年齢の子供をターゲットにしている点だ。幼児、園児、学童くらいの年齢層に照準を合わせている。もちろん、ビスコはいかにも子供の発育に良さそうなうたい文句につられて親が子供に買い与えるものだろう。プチシリーズは、子供が主体的に手に取って、「ママ、これ買って!」とねだる姿が彷彿とする。

幼い子供の頃から MSG(味の素)漬け にされ、味覚染脳 される日本人の食生活の危うさが覗いているのではなかろうか?
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