[delphi-users:1190] Delphi2010 ブレークポイントのずれについて
show770
同じ現象で困っている方がいればと思いとりあえず情報まで。
Delphi2010で、interface部に下記のような宣言があると、そのUnit内のブレークポイントの位置がずれてました。（私の環境だけかもしれませんが？）
TDoubleRect = packed record
case Boolean of
False: (Left, Top, Right, Bottom: Double);
True : (TopLeft, BottomRight: TDoublePoint);
end;
case部からendまでの改行を削除し一行で書ききるとブレークポイントが正しく働きました。(メーラーの処理で改行が入りますが、Unit上では一行です。)
TDoubleRect = packed record
case Boolean of False: (Left, Top, Right, Bottom: Double); True : (TopLeft, BottomRight: TDoublePoint); end;
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ken
手元の Delphi 2010(Update4,5)で試してみましたが、とくにブレークポイントが
ずれる現象は見られませんでした。
show770さんの使っておられるDelphiのバージョンや、TDoublePointの定義によるの
でしょうか...
--
高橋智宏
Java読書会( http://www.javareading.com/bof/ )
show770 wrote:
> お世話になります。
>
> 同じ現象で困っている方がいればと思いとりあえず情報まで。
>
> Delphi2010で、interface部に下記のような宣言があると、そのUnit内のブレークポイントの位置がずれてました。（私の環境だけかもしれませんが？）
>
> TDoubleRect = packed record
> case Boolean of
> False: (Left, Top, Right, Bottom: Double);
> True : (TopLeft, BottomRight: TDoublePoint);
> end;
>
> case部からendまでの改行を削除し一行で書ききるとブレークポイントが正しく働きました。(メーラーの処理で改行が入りますが、Unit上では一行です。)
>
> TDoubleRect = packed record
> case Boolean of False: (Left, Top, Right, Bottom: Double); True : (TopLeft, BottomRight: TDoublePoint); end;
>
> 以上。よろしくお願いします。
>
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show770
私の環境だけでしたか。
とりあえず、私の環境とそこに至るまでの経緯を記載しておきます。
Delphi2010 Professional を Windows7 Professional で使用しています。
Updateは4,5ともにあててあります。
TDoublePointは、その前の行で下記のように記述しています。
TDoublePoint = record
X,Y : Double;
end;
PDoublePoint = ^TDoublePoint;
該当のUnitは、共通ライブラリー的なもので、各種 Unit の interface 部の Uses で宣言して使用しています。
Delphi6,Delphi7,Delphi2005,Delphi2010、と使用してきました。
Delphi2005は移行する際に、共通ライブラリーの全てを別フォルダーにコピーし、ライブラリーパスをDelphi2005用で統一しました。
Delphi2010に移行する際にも、同様に処理しました。(String 関連修正のため)
ブレークポイントが、ずれた時期は不明です。
Delphi7の時には、正常に働いていたのは間違いないのですが。
再構築は、一つの Project で何度か行ったのですが、変わりませんでした。(DCUファイルを削除してから再構築してみましたが変化無しでした。)
一行に修正した理由は、バイナリーエディタで該当 Unit を見たところ、先の箇所で改行コードが 0D のみになっていました。
そこで、一度改行を消してから再度改行をしなおしたのですが、改行コードが 0D のみのままでした。
notepad で編集し改行コードが 0D+0A になったのを確認し、Delphi2010で開くと end; の前に空行が追加されていました。
その、状態で実行するとブレークポイントがやはりずれてしまいます。
空行を消しても、ブレークポイントはずれていました。
バイナリーエディタで確認すると、やはり 0D のみになっています。
今回のように、TDoublePoint 部分の Case 以降 End; までを一行で書ききる形にしたところブレークポイントが正常な位置になりました。
このメールを書きながら気になったので古い Unit (Delphi7,Delphi2005用)も確認してみましたが、同じく 0D のみでした。
また、別の Project で確認してみたところ、こちらは以前の状態に戻しても正常な位置にブレークポイントが設定出来ました。
その後、今回の原因になった Project で確認すると正常な位置に設定出来るようになりました。
ちなみに、バイナリーエディタで確認すると、改行位置は全て 0D+0A になっています。
end;の前に空行も出来ていません。
あれほど悩んだのが嘘のようです。
以上。
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show770
> 今回のように、TDoublePoint 部分の Case 以降 End; までを一行で書ききる形にした
TDoublePoint ではなく、TDoubleRect の間違いです。
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