発行しました!(GAU+71号)+世界エイズ・結核・マラリア対策基金の案件形成プロセスが開始

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Masaki Inaba

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10:43 AM (8 hours ago) 10:43 AM
to ajf.glob...@gmail.com
皆様 こんにちは。(重複申し訳ありません)

世界のHIV/AIDSや国際保健政策の最新情報を掲載しているメールマガジン「グローバル・エイズ・アップデート+」 4月号をお届けします。

今月号の書き下ろし記事では、昨年1年間の増資プロセスの後、その資金を元に2027-29年の3年間の三大感染症対策の事業形成が始まった世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)の事業案件形成プロセスの現状とスケジュール、課題について扱っています。また、今年・来年は、グローバルファンドの新事務局長選出に始まり、国連事務総長、世界保健機関(WHO)の事務局長なども新たに選出される、<国際保健「選挙の年」>です。これらについて、プロセスや最新状況をまとめています。

HIV/AIDSの最新記事4つについては、HIV治療と高齢化・非感染性疾患の関係についての研究報告や、HIVの影響が拡大する要因としての貧困や移住といった課題についての記事を取り上げています。ご関心の方、是非お読みいただけると幸いです。

グローバル・エイズ・アップデートは以下の発行サイト「まぐまぐ」殻購読できます。定期購読したい方は、簡単ですので是非お申し込みください。

※まぐまぐ「グローバルエイズアップデート」 こちら

では、皆様今後ともどうぞよろしくお願いします。

稲場 雅紀

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Global AIDS Update

GLOBAL AIDS UPDATE PLUS (+)
グローバル・エイズ・アップデート・プラス

#再刊第71号  #New Edition No.71
2026年4月1日   April 1, 2026

「グローバル・エイズ・アップデート」は、メールマガジンとして、2004年に創刊し、隔週刊で世界の最新のHIV/AIDSや国際保健の最新情報を紹介してきました。

国際保健のトレンド変化の中で、2020年6月より、グローバル・ヘルスの深層をより広く取り上げる新たなメールマガジンとして、月刊で再出発します。(原則、各月第1水曜日発行)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の地球規模の拡大などを踏まえ、今後の国際保健政策のトレンド変化をとらえつつ、世界の市民社会の声を伝えていきます。

再刊第71号  目次

1. 国際保健アップデート

● 世界エイズ・結核・マラリア対策基金の案件形成プロセスが開始

2. 国際保健トレンド

● 2026-2027年は保健関係国際機関のリーダーの選挙が目白押し

3. 海外最新情報

 ● ベナン、HIVの予防・ケアおよびスティグマ・差別の撤廃に向けた前向きな新法を採択

 ● HIVと加齢による認知機能の変化: HIVが抑制されていれば、老化スピードは非感染者と変わらず

 ● ジョンソン・エンド・ジョンソン財団、スコール財団、コミック・リリーフUKが、アフリカ全土の地域医療システム強化のために約1500万米ドルを拠出することを表明

 ● 移住と貧困はHIV感染の可能性が増加する要因(オランダ)

国際保健アップデート

世界エイズ・結核・マラリア対策基金の案件形成プロセスが開始

2026年3月14日

途上国のエイズ・結核・マラリア対策や保健システム強化に資金を拠出する国際機関、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)の第8次増資プロセスは、合計129.4億ドルを確保することでいったん終了し、2月の第54回理事会を経て、この資金によって2027-29年の3年間で実施する第8次資金サイクルの案件形成プロセスへと移行している。確保した資金のうち、各国に配分される中核資金は107.8億ドルで、これ以外に、民間財団・企業等からの資金3億ドル余を含む5.6億ドルは、複数国にまたがる案件や緊急案件、革新的な保健製品の普及など「新世代の市場形成」(Next Gen Market Shaping)、人権・ジェンダー障壁へのアプローチ、コミュニティの参画促進など優先課題に資金を拠出する「触媒的投資」(Catalytic Investment)に充てられる。案件形成プロセスは、27年初頭から事業を開始できるように、26年を通じて行われる。

国際保健トレンド

2026-2027年は保健関係国際機関のリーダーの選挙が目白押し

2026年3月21日

国際保健セクターは、2000年の国連ミレニアム宣言・ミレニアム開発目標(MDGs)から2016年の「持続可能な開発目標」に引き継がれて20年以上続いた、比較的「恵まれた」時代が終わりつつあり、先行きが見えない「過渡期」へと移行しつつある。過渡期において、新たな時代の構築に向けた方向性を決めていく上で重要なのは<リーダーシップ>である。国際保健セクターを左右する主要な国際機関のリーダーの選出と交代のプロセスが、2026年から27年にかけて少なくとも3つ行われる。

海外最新情報

ベナン、HIVの予防・ケアおよびスティグマ・差別の撤廃に向けた前向きな新法を採択

Benin Adopts Positive New Law on HIV Prevention, Care and Elimination of Stigma and Discrimination

UNAIDS
2026/2/20 | https://www.unaids.org/en/resources/presscentre/featurestories/2026/february/20260220_benin

【2026年2月20日 ポルトノボ(ベナン)発】国連合同エイズ計画 UNAIDSは、2026年2月9日に西アフリカ・ギニア湾岸に位置するベナン共和国のパトリス・タロン大統領 Patrice Talonが法律第2026-02号法を公布したことを歓迎する。本法は、HIVの予防とケア管理に焦点を当て、ベナン共和国におけるエイズ終息に向けた進展を加速させるものである。

HIVと加齢による認知機能の変化: HIVが抑制されていれば、老化スピードは非感染者と変わらず

People with undetectable HIV age cognitively at the same rate as those without HIV

AIDSMAP
2026/02/06 | https://www.aidsmap.com/news/feb-2026/people-undetectable-hiv-age-cognitively-same-rate-those-without-hiv

【2026年2月6日】最新の研究によると、HIV陽性者であっても、治療によってウイルス量が検出限界以下に抑制されている場合、加齢に伴う認知機能の低下スピードは非感染者と変わらないことが明らかになった。ジェームズ・ケネディ博士 James Kennedy らの研究チームによるこの大規模な長期調査の結果は、専門誌『The Journal of Infectious Diseases』に掲載されている。

ジョンソン・エンド・ジョンソン財団、スコール財団、コミック・リリーフUKが、アフリカ全土の地域医療システム強化のために約1500万米ドルを拠出することを表明

Johnson & Johnson Foundation, Skoll Foundation and Comic Relief UK Commit Nearly US$15 Million to Strengthen Community Health Systems Across Africa

The Global Fund
2026/01/21 | https://www.theglobalfund.org/en/news/2026/2026-01-21-johnson-johnson-foundation-skoll-foundation-comic-relief-uk-commit-nearly-usd15-million-strengthen-community-health-systems-across-africa/

【2026年1月21日 ダボス/ジュネーブ(スイス)発】アフリカにおける地域保健システムの強化に向け、国際的な資金拡充の動きが加速している。途上国の三大感染症対策に資金を拠出する国際機関、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド Global Fund)は、英国のチャリティ団体コミック・リリーフUK Comic Relief UKから300万ポンド(約6億3,000万円)の拠出を受けることを発表した。この資金は、ジョンソン・エンド・ジョンソン財団 Johnson & Johnson Foundationによる500万ドル、米国スコール財団 Skoll Foundationによる600万ドルの拠出に続くものであり、さらにゲイツ財団 Gates Foundationからの追加1,490万ドルの資金を引き出す契機ともなる。これらは同ファンドの第8次増資の一環として、アフリカ全土の地域保健体制の強化を目的としている。

移住と貧困はHIV感染の可能性が増加する要因(オランダ)

Immigration and poverty tied to heightened HIV risk in the Netherlands

aidsmap
2026/02/10 | https://www.aidsmap.com/news/feb-2026/immigration-and-poverty-tied-heightened-hiv-risk-netherlands

【2026年2月10日】オランダの研究機関である「HIVモニタリング財団」、Stichting HIV Monitoringのヴィータ・ヨンゲン(Vita Jongen)博士らによる最新の研究報告が、学術誌『ランセット・リージョナル・ヘルス・ヨーロッパ(The Lancet Regional Health-Europe)』に掲載された。本研究では、オランダにおいて社会的な地位が低くなるほど、HIVと診断される割合が高く、社会的な格差が健康の格差につながっていることが明らかになった。特に低所得層や、第一世代の移住者(外国で生まれ、オランダに移住してきた人)の人々は、HIVと診断される割合が非常に高く、貧困と移民という要素が重なると、HIV感染リスクが高まることがわかった。

編集後記

2月下旬にバンコクで開催された国連のSDGs評価会議「アジア太平洋持続可能な開発フォーラム」(APFSD)に参加した直後、3月初旬にケニアで「グローバルファンド活動者ネットワーク」(GFAN)の世界戦略会議に参加する予定となっていましたが、ちょうど私がバンコクから帰国した日(2月28日)の夜に米国のイラン攻撃が始まり、エミレーツ航空で行く予定だった私は、飛行機がキャンセルになってしまって、参加できなくなってしまいました。会議自体は、アフリカや欧州、中南米などから多くの人たちが集まって開催去れたのですが、アジアから参加予定だった人の多くが参加できなくなってしまいました。

GFANの世界戦略会議は、以前は毎年2月か3月に必ずアムステルダムの老舗ホテル「ロイド・ホテル」で開催しており、私は毎年必ずアムステルダム詣でをしていたのですが、コロナ明け以降、地域回り持ちでやるようになり、2022年はドイツ、23年はナイロビ、24年はバンコク、25年はカナダで開催されました。いつも世界各地から80-100人が集まり、3~4日缶詰めになってグローバルファンドに関わるアドボカシーについて戦略を作っていくのです。毎年ある世界戦略会議でアジアやアフリカ、欧州、中南米の活動家たちとネットワークを作れたことは、私たちの運動にとって、とても良い財産となっています。(稲場)

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稲場 雅紀
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