DC開発フォーラムの皆様
平素よりお世話になっております。
日本医療政策機構(HGPI)の菅原です。
国際社会が直面する課題がますます複雑化する中、国連をはじめとするグローバルな枠組みにおいても、一分野の知見だけでは解決できない「複合的な危機」への対応が求められています。
特に近年、プラネタリーヘルス(地球環境と人間の健康の関係性を探求し、行動を促進する概念)の視点は、気候変動対策と保健医療政策を繋ぐ重要な鍵となっています。
気候変動が人々の健康を脅かす一方で、人命を救うための医療活動そのものが環境に負荷を与えているという矛盾に対し、いかに持続可能な解を見出すべきでしょうか。
この度、当機構では、この構造的課題の最前線である「腎臓医療と環境負荷」をテーマに、以下のセミナーを開催いたします。
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第142回HGPIセミナー
「世界腎臓デー2026」テーマから考える:腎臓の健康と地球の健康を両立する“グリーン・ネフロロジー/グリーン・ダイアリシス”の現在地
2026年の世界腎臓デー(3月12日)のテーマは、「すべての人の腎臓に健康を:人々のケアと地球の保護を両立する」です。
慢性腎臓病(CKD)対策は、個人の健康増進のみならず、透析医療に伴う膨大な水・エネルギー・廃棄物の削減という、環境保護の側面からも再定義され始めています。
本セミナーでは、この領域の議論を牽引する永井恵氏(筑波大学 准教授)をお招きし、エビデンスに基づいた「次の一歩」を議論します。
■ 開催概要
日時: 2026年3月10日(火)16:00 – 17:15
形式: オンライン(Zoomウェビナー)
言語: 日本語
参加費: 無料
登壇者: 永井 恵 氏(筑波大学医学医療系 准教授/腎臓内科医)
■ 詳細・お申込はこちら
https://us06web.zoom.us/webinar/register/7917730208577/WN_EDFOYAeWTZWxfVuRNyzoug
■ 本セミナーの主な論点
気候変動が腎疾患リスクに与える影響(Climate to Kidney)
透析医療のカーボンフットプリントと「資源集約型医療」の課題
ライフサイクルアセスメント(LCA)を用いた、質を落とさない環境負荷低減の実装
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人道支援、開発援助、環境政策、そして臨床現場。多様なバックグラウンドを持つ皆様が参加する「場」で、この学際的なテーマについて共に考える機会となれば幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
日本医療政策機構(HGPI)
菅原