CSSJメーリングリストの皆様
日本マーケティングサイエンス学会分析的マーケティング研究部会では以下のセミナーを行います。
筑波大学ビジネスサイエンス系の吉田光男さんから計算社会科学における自然言語処理の活用について概観いただき、次いで朝日新聞社メディア研究開発センターの新妻巧朗さんから、インフルエンサーからの情報拡散に関する研究についてお話いただきます。
懇親会に参加を希望される方…1月8日(火)の午後5時(それ以降ですとお店に空きがあるか確認します)
それ以外の参加希望者…1月19日の午後12時まで
概要: TBA
概要:
SNSにおいて、インフルエンサーは自身が発信する投稿だけでなく、他者の投稿の拡散においても重要な役割を果たしているのではないか。本研究では、文化進化論で提唱されている名声バイアスの概念を用いて、X(旧Twitter)における情報拡散のメカニズムを分析した。5.2億以上のリポストを分析した結果、インフルエンサーからのリポストは、非インフルエンサーと比較して、より高い確率で更なる拡散につながることが判明した。特に人気の高い投稿においてこの傾向が顕著で、投稿の流通においても約半数のシェアを占めていることが明らかになった。この知見はSNSにおける情報拡散のダイナミクスの理解と実践的な示唆を提供する。
(当日の発表順序は変更される可能性があります)
以上