第9回予兆学研究会のお知らせ

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SASAHARA Kazutoshi

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Oct 26, 2020, 7:00:13 PM10/26/20
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計算社会科学研究会MLのみなさま

東工大の笹原と申します。
第9回予兆学研究会のお知らせです。

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第9回予兆学研究会

開催日時:2020年11月27日(金) 15:00~16:40
開催場所:Zoomウェビナー
講師:名古屋大学多元数理科学研究科 大平徹教授

演題:予兆と予測 ~風が吹けば桶屋が儲かるか?~

概要:
 我々は意識的にも無意識的にも様々に予測をしながら生きているし、また生きるために予測は重要な機能であると考えられる。そして、予測はさまざまな観測データに基づいて、理論、技術、経験などを統合して行われ、天気予報などに見られるように精度は向上を続けている。
 一方、予兆は「そもそも何を観測するべきか」という問いと密接に関係していると考える。ここにおいては「事象の関係性」が重要であるが、その判断は多くの現場では人に委ねられている。
 例えば、表題のことわざを真に受けて、桶屋の利益を予測するにあたって、風速を計測することをする人はいないであろう。つまり、風速は予兆の要素にはなりえないと考えられている。もしその判断に疑義があれば、実際に風速も計測し、それが利益予測には役に立たないことを示すこともできるだろう。鑑みるに予兆の評価は予測の良さ・悪さによってなされている側面があり、新たな予兆を探索する上でも予測との相互作用は重要である。
 ここでは上記の視点を背景としながら、特に事象の関係性において、ことわざが現実となるような「意外さ」を持つ事例をいくつか提示して、聴衆の皆さんとともに予兆と予測について考察したい

参加費:無料
詳しくは下記ウエブサイトをご覧ください。
https://yochou2020.mystrikingly.com/
 
参加申し込みは下記のサイトからお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeVUTY7wlCx3PmzuUVidUIjlNQg2MG_sZ4Plukx1AADVdZIZg/viewform

申し込みをいただいた方へは開催日の一週間まえに視聴URLをメールにてお送りいたします。
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