新型コロナによる災禍を体験した私たちは、芸術文化を成り立たせるための仕組みを再考する必要性に迫られています。劇場・音楽堂等、実演家・団体、統括団体、企画制作者、行政機関、研究者等は、今後どのように連携していくべきでしょうか。2022 夏の研究会ではこの課題を、新たな視点を提供する概念『劇場圏』と、「骨太の方針2022」で言及され、今後の担い手の一つと期待される文化芸術の『統括団体』という、二つの切り口から考えます。
総合司会:
壬生千恵子 エリザベト音楽大学 教授/JaSMAM理事
13:00~
理事長挨拶
石田麻子 JaSMAM 理事長/昭和音楽大学 教授・学長補佐
13:10~
第一部 シンポジウム「『劇場圏』とは何か」 「劇場圏」とは、劇場を中心に、その周囲に位置する行政や地域社会の諸団体、芸術マーケットのアクター(関係諸要素)が構成する一種の文化的な磁場です。劇場の公演活動を介して、その周囲に展開するさまざまな機関や団体、個人は、相互に影響を与えあい、それはまた劇場の内部の活動にも作用していると考えられています。
オペラを中心にドイツが歴史的に作り出してきた劇場を取り巻く公共圏を「劇場圏」と名付け、このモデルを通じて日本の舞台芸術の特徴を解き明かすことをめざす研究グループを招き、最新報告を伺います。
登壇者:
江藤光紀 筑波大学人文社会系 准教授
辻 英史 法政大学人間環境学部 教授
城多 努 広島市立大学国際学部 准教授/ JaSMAM 会員
モデレーター:
石田麻子 昭和音楽大学 教授・学長補佐/ JaSMAM 理事長
15:00~
第二部 パネルディスカッション「芸術文化の統括団体の役割を考える~コロナ禍を経て~」 法人格からSNS による緩やかな連携まで、芸術文化の「統括団体」には様々な形が存在します。コロナ禍前の活動は、事業連携に積極的に取り組む団体もあれば、情報交換活動中心の団体もあり、その機能も多様でした。そしてコロナによる危機が到来すると、統括団体は、蓄積されたネットワークを駆使し、情報の拡散、意見の集約、ガイドラインの策定、助成の窓口など、それまでの枠をこえた役割を果たし、行政機関と芸術文化を担う人々との間に新たなパイプを作り上げました。その活動には、行政も注目しています。
コロナ禍3 年目に突入した今、アフター/ウィズコロナの課題や人口減少や少子高齢社会というコロナ禍前からの大きな社会課題を見据え、今後の統括団体の役割と課題を考えます。
登壇者:
岸 正人 (公社)全国公立文化施設協会 専務理事兼事務局長
丹羽 徹 (一社)日本クラシック音楽事業協会 常任理事・事務局長/JaSMAM 理事
米屋尚子 文化政策・芸術運営アドバイザー/芸術コーディネーター/EPAD 事務局/JaSMAM 理事
モデレーター:
堀田栄作 (公社)関西二期会 事務局長/JaSMAM 理事
※敬称略/内容・登壇者は変更されることがあります。
後援/劇場・音楽堂等連絡協議会
【参加費】JaSMAM会員・賛助会員・団体会員:1,000円
JaSMAM学生会員:無料
非会員: 2,000円
非会員学生:1,000円
【事前申し込みのお願い】
準備の都合上、事前申し込みにご協力お願いいたします。
お申し込みは以下の決済サイトより受け付けております。
https://bit.ly/3RzDSLO(短縮URL)
締切:8月31日(水)[必着]
また、下記内容を明記の上、電子メールまたはファクスでお申込みいただいても結構です(電子メールの件名は「2022 夏の研究会申込み」としてください)。
①お名前、②ご連絡先(電話番号、メールアドレス)、③会員種別、④来場/配信視聴のどちらか
申込先 e-mail(jimu...@jasmam.org)/FAX(044-953-6652)
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。