みなさま
文化政策学者の松本茂章でございます。
メールにて失礼いたします。
ご連絡するか、迷ったのです。
とても個人的な書籍なので、恥ずかしいのですが……。
しかし、みなさまの「学び直し」の参考になれば、とも考え、投稿させていただきます。
そして、
25年12月27日(土曜)に、出版記念会を開きます。
執筆者ら約10人が駆け付けてくださる予定です。
社会人の方、現役の院生や学部生の方、ぜひご参加くださいませ。
参加費無料。
(後述いたします)
(1)
◆書籍『大学教授の転職するキャリアデザイン 学び直しがひらく実務家教員への道』
(公職研、2025年10月半ばに発売予定)
大学教授、特任教授、客員准教授、特命准教授、助教、非常勤講師など
計大学教員等、計15人のライフストーリーズを掲載いたします。
若手・中堅、シニア世代など、幅広い先生方に、ご執筆いただきました。
(2)
松本は、読売新聞記者・デスク・支局長を経て、パナソニック系の劇場・音楽堂・CATVを経営する会社に出向。
そして県立高知女子大学文化学部教授(現・高知県立大学)、公立学校法人静岡文化芸術大学文化政策学部教授を経て、
2022年3月31日付にて、定年退職いたしました。
無我夢中で走って来たのですが、シニア世代になり、自分の歩んできた道を振り返って活字にしておきたいと願うようになりました。
なかでも、パナソニック系企業に出向した際に、行った企業メセナ活動について、
今まで、活字では振り返ったことがなく、記録しておきたいと考えました。
しかし、松本の人生など、とても平凡で、それほど、みなさまの参考にならないだろう、と考え、お知り合いの先生方に、ご執筆をお願いいたしました。
(3)
普通の社会人生活を過ごしていた人々が、
・いかにして大学教員に就いたのか、
・どのように学び直したのか、
・何が人生の転機になったのか、
などを綴っております。
他者の多彩な人生を追体験することで、何らかの参考になれば、と願いました。
(4)
前職は
著名企業の会社員、自治体職員、財団職員、外国大使館員、個人事業主、一級建築士、芸術家、主婦……など、実に多様でございます。
教授、准教授、助教、客員准教授、非常勤講師、リサーチ・アドミニストレーター(URA)などの事例を掲載しております。
(5)
・夫の転勤に伴い海外生活をしているとき、新しい学問や概念に触れて、学び直しされた方
・アカデミックポストに「44回」挑まれた方
・母の介護のために東京都職員を退職して帰郷することになり、大学ポストに就かれた方
・行政職員として勤めていたが、他部門への異動に迫られ、専門職を求め、「44回」アカデミックポストに挑まれた方
・ひとり親家庭のなか、娘と紡いだキャリアデザインの方
・家庭の事情から、拠点となる地域で生き続けるために大学教員を選択された方
・自然教育のフリーランスから教員になられた方
・自治体財団職員から大学院に学び直した方
など、多彩でございます。
(6)
本書は、「四六判」で、224ページ。
第1章「キャリアデザインと学び直しの時代」
第2章「女性たちのしなやかな生き方」
第3章「会社員からの転身」
第4章「公務員等からの転身」
第5章「専門性を究める」
第6章「多様な研究生活」
第7章「事例から浮かぶ人生模様」
電車内でも読みやすいように、初めて「四六判」にいたしました。
(7)
松本は、編者を拝命するとともに、
第3章2節「関連会社への出向が『人生』を変えた ~明日には明日の出会いがある」
などを書かせていただきました。
(8)
事例編では、ご指導いただいた恩師として、
東京藝術大学、青山学院大学、法政大学、大阪公立大学(当時、大阪市立大学)、同志社大学、近畿大学、九州大学……などなど
多数の先生方のお名前が、感謝の気持ちを込めて、ご紹介されています。
院生たちは、ご指導いただく恩師らに、このように影響を受けていたのだ、と気づかされます。
(9)
書籍名のメインタイトルは、とても直截的なので、赤面するばかり。
しかし、テーマの底流は、副題にこそ、ございます。
「学び直し」。
どのように大学院を選んだのか。
いかにして通ったのか。
結果的に、大学教員に転じたけれど、
-***********************
文化政策学者/博士(政策科学)
文化と地域デザイン研究所代表/法政大学大学院講師
博士(政策科学) 松本茂章
日本アートマネジメント学会会長/文化ジャーナリスト・読売新聞記者出身
***********************