CEV Linux SDK V2.00.00をリリースしました。
以下のURLからダウンロードできます。
http://www.computex.co.jp/products/cev/index.htmLinux SDK 導入ガイド V2用
http://www.computex.co.jp/products/pdf/manual/cev/cev_rza1l_embeddedlinux_installation_guide_v2.pdfCEV Linux SDK V2.00.00
http://www.computex.co.jp/ftproot/pub/cev/rza1l/V2/CEV_Linux_SDK_V2.00.00.tgzビルド方法1.ubuntu 12.04が動作するPCまたは仮想PC(VMware player等)で以下のコマンドでビルドします。
$ tar zxf CEV_Linux_SDK_V2.00.00.tgz
$ cd CEV_Linux_SDK_V2.00.00
$ sh initial-setup-packages-cev-sdk.sh (以前やっていれば不要)
$ sh initial-buildroot-make.sh
これで全てコンパイルされます。
2.Linux起動用のUSBメモリを作成します。
USBメモリを挿入してマウントしておきます。
"/media/cev"がUSBメモリのマウントとすると以下のようにUSBメモリを作成できます。
$ cd buildroot-2013.08.1-cevrza1l-20131202-1
$ sh usbcpy /media/cev
[sudo] password for ubuntu: {ubunbuのパスワードを入力}
これで、USBメモリへのコピーとアンマウントが終わります。
完全にアンマウントの状態まで待ってからUSBメモリを取り外してください。
主な変更点◆ buildrootをbuildroot-2013.05からbuildroot-2013.08.1にバージョンアップしました。
buildrootからコンパイルされる各種パッケージがバージョンアップされます。
◆ gccをlinaroバイナリからgcc-4.7.3ソースからコンパイルするように変更しました。
◆ 無線LANモジュール(CM-J100必要)の動作モードを以下に変更しました。
アクセスポイント・モードの追加(に伴ってアドホック・モードを廃止しました)
デフォルトで作成されるファイルシステムで実行した場合、各種スマホ(Android,iOS)から、CEV-RZ/A1LボードのSSIDとパスフレーズの設定だけで接続可能になりました。
セキュリティ : WPA/WPA2-PSK(AES/TKIP)
SSID : CEV00a00b****** (*は無線モジュール(CM-J100)のMACアドレス)
パスフレーズ: : pass1234
無線接続出来たらブラウザを開いて以下のURLでCEV-RZ/A1LのWebメニューにアクセスできます。
http://192.168.100.1/ 宅内のアクセスポイントに接続する場合は、Webメニューの無線LANからインフラストラクチャモードを選択してセキュリティの種類とSSID、パスワードを設定してください。
◆ 無線LANモジュールの動作スピードが1Mbpsに制限されていたのを解除しました。
iperfで計測したところ実測値で送受信共に10Mbps前後となりました。