このボードにあるSDRAMでLinux以外のプログラムを実行するには以下のようにします。
このボードには以下のメモリが存在します。
SPIシリアルフラッシュが2Mバイトあります。(0x18000000 - 0x0x181FFFFF番地)
SDRAMが32Mバイトあります。(0x0C000000 - 0x0DFFFFFF番地)
U-Bootが使用するメモリを避けてプログラムを作成します。
U-Boot (0x18000000-0x1803FFFF)
実行手順としては、以下のようになります。
1.ARM用コンパイラ(ARM-C, IAR-C等)で、SDRAMのアドレス(0x0C000000番地)で実行可能なプログラムを作成してUSBメモリにコピーします。
2.USBメモリをこのボードに挿します。
3.USBケーブルをパソコンと接続してターミナルソフトでCOMポートを開きます。(Bardrate=115200bps)
4.U-Bootのコマンド待ちを確認します。
Enterキーを押してU-Bootのプロンプト(==>)が出てくればOK
・ コンパイルされた実行バイナリをUSBメモリからSDRAMに転送して実行する場合は以下のようにU-Bootのコマンドを実行します。
==> usb start
==> fatload usb 0 c000000 /program.bin
==> go c000000
Linuxのブートで使ったbootmコマンドの代わりにgoコマンドを使用します。
goコマンドは指定のアドレスにジャンプするコマンドです。