作成されたファイルを確認してみてください。
もしsampleという名前の実行ファイルを、/usr/binにコピーした場合は、
CEVボードのコンソールから、lsコマンドでファイルの確認をしてください。
# ls -l /usr/bin/sample
-rwxr-xr-x 1 root root 12333 Jan 8 2014 /usr/bin/sample
通常は上記のように確認できます。
アクセス権が、「-rwxr-xr-x」 という表示になっているでしょうか?
「x」というのが実行権です。実行権があればプログラムは実行可能な状態です。
また、/usr/binはパスが通っていると思いますが、念のため環境変数PATHの確認もしてください。
# echo $PATH
/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/usr/bin/X11:/usr/local/bin
もし上記で実行できない場合は、実行プログラムのファイルをホストPC(Ubuntu)で確認してください。
Ubuntu上で、fileコマンドで実行ファイルの状態が確認できます。
$ file sample
sample: ELF 32-bit LSB executable, ARM, version 1 (SYSV), dynamically linked (uses shared libs), BuildID[sha1]=0x498d50b849c9008ee8fc7d4e20aaf357262bd3a4, stripped
ここで、ファイルの種類がARMになっているか確認してください。