☆環境市民は、ぶれずに30年☆
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◇◆ 環境市民 メールニュース Vol.801 2025.10.5-2025.10.18
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「旅する時の持ち物がとても少ないそうですね」という質問に、
朝の連ドラやダンスと歌で大人気のタレントさんが
「はい。どこにいくのも小さなカバン一つで済みます」と答えていました。
パッキングが上手なんだなと興味がわいてきて続きを聞くと……
……コラムに続く
◇◆ 目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)環境市民のラジオ 環境を身近に感じる15分
・今週はお休みです。
2)環境市民の主催・協力行事情報
・おしえて、あなたが感じる店頭プラ包装
・第16回SJS交流ウェビナー「スイスに学ぶ:ネイチャーポジティブな川づくりの最前線」
・市民再エネプロジェクトin京都
・環境市民の動画紹介
コラム<旅のスタイル>
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1)環境市民のラジオ 環境を身近に感じる15分
・今週はお休みです。
バックナンバーをぜひ
<インターネットから聞けます(各回約15分)>
https://radiocafe.jp/200304006/
★一緒に番組をつくってみませんか?★
毎週月曜日13:00から15分間、FM79.7MHz京都三条ラジオカフェから放送ボランティアも募集中。
はじめての方も大歓迎。環境問題への理解が深まりますよ。
電話 075-211-3521 メール
li...@kankyoshimin.org
2)環境市民の主催・協力行事情報
○おしえて、あなたが感じる店頭プラ包装
お店のプラスチック調査2025 参加・協力者募集中
https://kankyoshimin.org/market-research/afer-2025/
お店のプラスチック調査2025年は、昨年見えてきた
「青果物売場のはだか売り商品率12.5%(目視)」という調査結果から、
消費者は今のプラ包装の状況をどのように感じているかを探っていきます。
「プラ包装少なめの店」や、環境問題に熱心に取り組んでいる
チェーン・店、全国的にきわめて少なくなったバナナやほうれん草の
はだか売り実施店など、宝探しのような感覚で、かつ誰でも参加できる活動です。
プラ包装の削減は、消費者の理解がなければ進展しません。
今年は多くの消費者の店頭プラ包装への思いを募ります。
ふだん行き慣れた店でも、あらためてプラ包装について、見て、感じていただく、
そんな活動に参加してください。
■調査対象店:スーパーマーケット(ふだん買い物されている近所のお店でOK)
■調査方法:
1:青果物売り場の、はだか売り(無包装)の野菜・果物が占める割合を目視で確認
2:スマホアプリ(グーグルフォーム)で入力して送信
上記の2ステップで完了というシンプルで簡単な調査です。
また、お店で状況を記憶して帰宅してから入力し送信してしていただいてもOKです。
*調査用紙も準備していますので遠慮なくご連絡ください。
■調査期間:10月~12月15日
■調査票の提出締切:12月15日必着
■お申込み・問合せ:認定NPO法人環境市民
電話(075)211-3521 FAX(075)211-3531
Email
li...@kankyoshimin.org
*リモート勤務を実施しています。電話がつながりにくいことがありますので、
できるだけメールでお問い合わせください。
○第16回SJS交流ウェビナー
「スイスに学ぶ:ネイチャーポジティブな川づくりの最前線」
SJS スイス‑日本サステナビリティ交流会
https://sjs-webinar.com/2025/09/16th_webinar/
ネイチャーポジティブとは、2030年以降を見据え、
生物多様性を回復基調に転換することを掲げる国際的な枠組みです。
とりわけ、土地利用やインフラ整備に深く関わる建設分野においては、
その実践が急務とされています。
川に十分な場所を与え、自然に近い形態を取り戻し、生態系や水質を回復させ、
水力発電による悪影響を緩和し、レクリエーションの場を創出する――。
スイスでは1990年代から河川の再生・再活性化が始まり、
今日では市民社会にも広く理解が浸透しています。
2011年に改訂された水域保護法では、人工的構造になった
水域区間の4分の1(約4,000 km)を、2090年までに再活性化する
目標が定められ、国・州・自治体・民間の協力の下、
多くのプロジェクトが推進されています。
本ウェビナーでは、スイスの専門団体「水アジェンダ21」から
シモーネ・クネヒト 氏を講師に迎え、最新事例を交えながら
わかりやすく解説いただきます。
主催/協賛・後援
共催:SJS スイス‑日本サステナビリティ交流会、公益財団法人リバーフロント研究所
後援:認定NPO法人環境市民
開催情報
日時:2025年11月26日(水)17:00 ~ 18:30(スイスより生配信)
参加費:無料
申込方法:Peatix →
https://peatix.com/event/4586977
プログラム・講演構成(ポイント)
1. スイスの河川の現状と「近自然な川づくり」
2. 水域保護法とその実施体制・現状
3. 2030年までの水力発電所改修対策
4. 各規模での再活性化事例
5. 再活性化に伴う課題
講師紹介:シモーネ・クネヒト 氏
所属:スイス NPO 協会「水アジェンダ21」(Wasser‑Agenda21)
担当:再活性化プラットフォーム
学歴・経歴:
・チューリッヒ州立大学およびベルン州立大学で水文学を重点に地理学修了
・2012‑15年:チューリッヒ州建設局 水・エネルギー・大気庁にて河川再活性化
プロジェクト担当
・2016‑21年:エンジニア事務所 Holinger にて水域空間管理コンセプト策定
・2021年より現職
コメント提供者
中村圭吾 氏(国立研究開発法人 土木研究所)
※本年9月発刊 『建設ネイチャーポジティブ』 の著者
講演後、日本の状況を踏まえたコメントを予定
共有・拡散案内
本ウェビナーはどなたでも無料でご参加いただけます。
関心のある方への情報共有(SNS シェア、メール案内等)にご協力いただけると嬉しいです。
問い合わせ先
SJS スイス‑日本サステナビリティ交流会
in...@sjs-webinar.com
○市民再エネプロジェクトin京都
~みんなでつくるおひさま発電所×防災~
https://econetkinki.org/topics-20250326/
太陽光発電を設置する施設を募集しています。
■プロジェクト概要
地球温暖化の抑制と災害に強いまちづくりを進めるため、
地域の施設に市民が協力して太陽光発電などを設置します。
市民からの寄付や補助金を利用して、設置施設の負担を少なくできる仕組みです。
20年余りこの活動を続けてきた非営利の団体が設置をサポートします。
資金の一部に、市民や企業からの寄付、市民再エネプロジェクトin京都からの助成金、
補助金などを活用します。
■応募について
1,京都市内及び京都府内にある、幼稚園、保育園、学校、地域のコミュニティセンター、
障がい者、高齢者の施設、福祉避難所などの地域の身近な施設。
2,環境問題に関心を持ち、自主的に継続して環境活動に取り組んでいただけること。
3,本プロジェクトの趣旨に賛同し、設置後、基金にご協力いただけること。
なお、ヒアリングと現地調査を実施することがあります。
ご不明の点についてはご相談ください。専門家のアドバイスを受けることもできます。
■お申込み・お問い合わせ
市民再エネプロジェクトin京都事務局(認定NPO法人 きょうとグリーンファンド内)
TEL:(075)352-9150 (火~金 13:00~16:00) FAX:(075)352-9150
E-mail:
in...@kyoto-gf.org(なるべくメールでお願いします。)
◆プロジェクト参加団体
NPO法人京都地球温暖化防止府民会議(京都府地球温暖化防止活動推進センター)、
認定NPO法人気候ネットワーク、認定NPO法人環境市民、
一般社団法人市民エネルギー京都、NPO法人エコネット近畿、
認定NPO法人きょうとグリーンファンド
○環境市民の動画紹介
環境市民で開催したセミナーやイベントなどの動画を順次公開しています。
(1)「市民が主役!脱プラスチック新潮流」取り組み事例と意見交換
パタゴニア環境助成金を活動資金として実施した催し
当日は、パタゴニア京都店の取り組みについても紹介していただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=7Hb-h1q2fM4
(2)日本の環境問題を根っこから解決するために必要なこと
テーマ「消費者力と日本社会」
【講 師】中原 秀樹氏 東京都市大学名誉教授、地球環境戦略研究機関(IGES)シニアフェロー (持続可能な消費と生産領域)
https://youtu.be/2ppFWUFACy4
◇ コラム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<旅のスタイル>
旅行の荷物が少ないというタレントさんの続きの言葉が衝撃でした。
「下着や靴下などは、旅行先で購入して使った後は捨ててくるんです。」
え~、ちょっと待って!!
購入するまではよしとして、現地で捨ててくるってどういうこと?
下着や靴下を使い捨てにしているってこと?
その地域のごみを増やしているっていうこと?
好感度で売っていたタレントさんでしたが、
一気にメッキが剥がれてしまったと感じました。
環境市民ではアーバンエコツーリズムを団体設立当初から提唱しています。
エコツアーというと大自然の中に行ったり、
自然を満喫したりする旅行と思われがちです。
では、エコツアーは自然の中でしかできないのでしょうか?
環境市民ではエコツアーは、
どこに行くかではなく「旅のスタイル」だと考えています。
つまり魅力を感じて訪問した地域の環境や
アイデンティティを大切にした旅がエコツアーなのです。
具体的には、次のようなことが挙げられます。
・訪問時の荷物は最小限に抑える
・移動にはできる限り公共交通を使う
・環境への取り組みができている宿泊施設を選ぶ
・持ち込んだものから出たごみは可能な限り持ち帰り、現地でごみを発生させない
・暮らしや食生活など地域のアイデンティティを大切にして地域を深く知る
こんなことを書くと制約が多すぎて楽しめないのでは
と思う人もいるかもしれませんが、
難しいことではなくむしろ訪問先を深く知り、
その地域を応援することにつながる旅となります。
訪問時の荷物を最小限にするということは移動が楽になります。
マイカーでなく電車やバスの利用は渋滞させない環境づくりや
二酸化炭素の排出量を抑えることになります。
環境への取り組みを熱心にしている宿泊施設を選べば、省エネや水の汚染、
ごみ減量などにつながる使い捨てのアメニティグッズを減らしていたり、
シーツやタオルの交換がリクエスト制になっていたりします。
これで滞在中も無理せず環境配慮型の宿泊をすることができ
環境で地域貢献できます。
他にもマイボトルや買い物袋持参で
無駄なプラスチックを使うこともなくなります。
そして、なによりも「ここに行った」という上辺だけの観光でなく、
その背景や地域の人々の暮らし、
文化を知る満足度の高い旅ができるのです。
みなさんも、興味を持って訪問した地域に
できるだけ負担をかけない旅のスタイルを実践してみませんか。
(イバラノカンザシ)
<今週のコラムニスト>
ペンネーム:イバラノカンザシ
ドリトル先生に憧れ、海の中の生きものといつか話ができることを夢見て世界の海に潜り続けています。
最近、海の中にいると一瞬エラ呼吸できそうな気分になります。
─ボランティアスタッフが交代でお届けしています─
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誰もが参加できる環境NGO 認定NPO法人環境市民
TEL:075-211-3521
FAX: 075-211-3531
E-mail:
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環境市民は地域から持続可能で豊かな社会をつくることをめざす
環境NGOです。「環境市民」という団体名には、社会的に自立した
行動と責任を取り、他者への依存的な要求や非難の行動よりも、率
先して実践と提案を行う、「市民」が集う場でありたいという想い
が込められています。設立1992年。
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