災害支援団体・機関の皆様
※複数のMLにて共有いたしております。重複の際はご容赦ください。
上村@災害情報支援ポータルです。昨日の地震についての第1報です。
以下にまとめています。
・「20190618 山形県沖を震源地とする最大震度6強の地震 (M6.7)」
http://u0u0.net/HubW
また、facebookグループにおいても情報共有グループを設置しております。
・「20190618 新潟・山形地震 情報支援グループ」(facebook)
https://www.facebook.com/groups/733109373787298/
<今後の防災・気象状況>
気象庁によりますと、新潟県と山形県では、上空の気圧の谷の影響で雨が降っていて、19日夜にかけてところによって雷を伴って強く降るおそれがあるとのことです。突風にも注意が呼びかけられています。新潟県村上市と山形県鶴岡市では、地震の影響で地盤が緩んでいるとして、「大雨警報」と「大雨注意報」、「土砂災害警戒情報」の基準を引き下げて運用中です。
各支援団体の先遣隊の皆様が現地調査・情報収集を始めていますが、くれぐれも余震(土砂災害・津波避難)や気象状況の変化にご注意ください。
被災された方も住まいの応急処置を進めていますが、同様に二次被害がないことを祈ります。
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※2019年6月19日10時30分現在
<地震諸元(気象庁)>
発生時間(JST) 2019/06/18 22:22
震源地 山形県沖
緯度(北緯、度) 38.6°N 経度(東経、度) 139.5°E
規模(マグニチュード) 6.7(暫定値; 速報値6.8から更新)
深さ(km) 14km(暫定値; 速報値約10kmから更新)
震度(6強) 新潟県村上市
震度(6弱) 山形県鶴岡市
震度(5弱) 秋田県由利本荘市、山形県、酒田市・大蔵村・三川町、新潟県長岡市・柏崎市・阿賀町
<<防災上の留意事項>>
津波が発生しており、海の中や海岸付近は危険です。海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。潮の流れが速い状態が続きますので、注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近づいたりしないようにしてください。
揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るように心がけてください。
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。
※『令和元年6月18日22時22分頃の山形県沖の地震について』(2019/06/19 気象庁)
<<専門家の見解>>
・『地震専門家「今後も同程度の強い揺れの可能性 注意を」』(2019/06/19 00:03 NHK)
東京大学地震研究所の平田直教授は「震源が浅いため、今後も同じ程度の地震が発生するおそれがある。この地域は昭和39年の新潟地震や平成16年の新潟県中越地震など過去に繰り返し大きな地震が起きているが、新潟県中越地震では最初の地震のあとに同程度の規模の地震が起きて被害が出た。今後も最初の地震と同じぐらいの強い揺れが発生する可能性があるので、住宅が損傷したり、物が落ちそうだったりする場合はすぐに退避してほしい」
・『専門家「日本海側も地震リスクあること忘れてはいけない」』(2019/06/19 02:26 NHK)
地震調査研究推進本部は、この日本海東縁部を、8つのエリアに分けて、規模の大きな地震の発生頻度を推定していますが、発生間隔が1000年程度以上など、太平洋側のプレート境界より長いのが特徴で、地震の記録が少ないために、わからないことも多い領域だということです。
古村教授は「南海トラフなど太平洋側の地震が注目されるが、日本海側も地震のリスクがあることを忘れてはいけない。ひとたび大きな地震が起きると、短時間で津波が到達するので、備えを進めてほしい」と指摘しています。
<被害状況>
※新潟県、山形県、NHK報道等
<<人的被害>>
以下の被害がでています。新潟県、山形県以外は、避難中のけがが目立っています。
重傷:1名(新潟県1)
軽傷:20名(新潟県3、山形県12、石川県1、宮城県4)
新潟県(負傷者4名)
・村上市で70代の男性がガラスで左足を切って市内の病院に運ばれた
・柏崎市では60代の女性が車いすから転落して頭を打つ軽いけが
山形県(負傷者12名)
・鶴岡市で、68歳の女性が避難場所に向かう途中で転倒し足にけが
・高畠町で、65歳の女性が自宅の階段で転倒し、病院に搬送。右の手首を骨折した疑い
石川県(負傷者1名)
・七尾市(津波注意報)で、89歳の男性が避難中に転倒し、頭を打つ軽いけが
宮城県(負傷者4名)
・大崎市、仙台市、栗原市で、避難中に転倒するなどして4人が軽いけが
<<家屋被害>>
調査中
<<その他の被害>>
・窓ガラスの破損等
山形県鶴岡市三瀬地区のコミュニティーセンター:棚からものが落ちたり、窓ガラスが割れたりする被害
液状化
・山形県鶴岡市
『山形 鶴岡駅前の駐車場で液状化か』(2019/06/19 05:55 NHK)
JR鶴岡駅前駐車場では、至るところに車がタイヤの半分ほどまで埋まる水たまりができていて市の職員が状況を確認していました。周辺では、配管の破裂などは確認できず、液状化の可能性が高い
ブロック塀の倒壊
・村上市府屋地区
・秋田県由利本荘市御門地区
ブロック塀が約10メートルにわたって大きく崩れた
<<インフラ>>
電気
・停電
新潟県、山形県(9232戸)→07:00前までにすべて復旧
水道
・断水
山形県鶴岡市三瀬地区(5世帯)
・漏水
山形県鶴岡市三瀬地区、湯温海地区、水沢地区、末広地区
<行政の対応>
政府
2019/0
・22:25、総理大臣官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置
<支援団体等の対応>
全国社会福祉協議会
・山形県社協、新潟県社協と連絡を取りながら、被害や市町村社協の状況について情報収集を行っている
※『6月18日・山形県沖の地震(第1報)』(2019/06/19 全国社会福祉協議会)
JVOAD
・関係機関・団体と連携し情報収集中
災害NGO結
・現地調査中
OPEN JPAN
・山形県鶴岡市で現地調査
災害情報支援ポータル
・先遣隊への情報支援
・被害・支援状況の集約・情報発信
・情報支援コミュニティーグループの設置
<報道>
『新潟県と山形県で雨 土砂災害に注意を 地盤緩んでいるおそれ』(2019/06/19 09:13 NHK)
気象庁によりますと、新潟県と山形県では、上空の気圧の谷の影響で雨が降っていて、19日夜にかけてところによって雷を伴って強く降るおそれがあります。
激しい揺れによって地盤が緩んでいるとして、気象庁は新潟県村上市と山形県鶴岡市で当分の間、「大雨警報」と「大雨注意報」、「土砂災害警戒情報」の基準を引き下げて発表することにしています。
気象庁は、今後の地震活動や雨の降り方に十分注意するよう呼びかけています。
以上
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災害情報支援ポータル 代表
http://saigaiinfo.jp/
浦安市災害ボランティアセンター(浦安市社会福祉協議会)専門スタッフ
愛媛県地域支え合いセンター アドバイザー(宇和島市担当)
TEAM防災ジャパン お世話係(関東担当)
特定非営利活動法人 神奈川災害ボランティアネットワーク 会員
日本災害情報学会 会員
上村 貴広(かみむら たかひろ)