ブランコの運動と、コイルばねの振動の一次元調和振動子は閉じた楕円軌道を位相空間に毎振動ごとに1周する。
位相空間で毎週のどの時点、どの位置でも運動エネルギーとポテンシャルエネルギーとの合計が一定値だから、エネルギー保存則が成り立っている。
そのとき軌道は一定し、周期ごとに毎周、毎時同じ位置を繰り返すので、軌道が円でも楕円でもエネルギー保存則が納得できる。
位相空間に周回が閉じないものではカオスが有名だ。
起点と終点が一致した、閉じた輪でも、また閉じていない輪のどちらあにもバタフライとよばれる位相空間の軌道がある。
バタフライはただの一周で閉じることはない。
バタフライでは各周回でどの時点、どの位置でも運動エネルギーとポテンシャルエネルギーの和は異なり続けるだろう。
では15周半でやっと、コイル状の軌道の起点と終点が一致して閉じる、すなわちコイルが15周しないと閉じない運動については、上記のlブランコやコイルばねと同じエネルギー保存則が存在すると言えるのだろうか??
教えてください。
15周半でやっと軌道が閉じるとすれば、ポテンシャルエネルギーの保存則は成り立っていないんじゃないんですか?
15周半でやっと起動が閉じるというのは、それは地球の公転です。
だから地球はどの時点、どの位置でもエネルギーの保存則は成り立っていません。もちろん遠日点近日点はどれも毎回が別の速度と、ポテンシャルエネルギーを持っています。
他のエネルギーを受け取り、あるときにはおくり渡し、地球は速度やポテンシャルを変えていることになります。
月の位置が毎年ずれ続け、15年半でもとの位置に太陽と月と地球の配置が戻るのです。
毎週の軌道の輪が閉じていない運動には、まさかエネルギー保存則が成り立っているとは言えないですよね。
エネルギー保存則の地位が、揺らぐ原理ならば、各運動量保存則の地位も揺らいでいる。
したがって、角運動量保存則という物理の原理も間違いまたは、幻想ではないでしょうか?
物理学者の皆さんはこれを納得したんですか?
どこに納得できる理由があるのでしょう?
教えてください