核種変換の実用化例として私がご紹介した三菱重工技報 Vol.52 No.4 (2015) 新製品・新技術特集 技 術 論 文 104
「重水素透過によるナノ構造多層反応膜上での元素変換反応」の記事には実は発見者の名前がありません。発明発見者、特許取得者は岩村康弘氏といいます。
中性子の発生と無関係に核種変換が起きた事例です。錬金術とも呼んで良い事件です。
同じような核種変換ではフライシュマンとポンズの常温核融合事件には中性子の発生が観察されなかったことで、実験が事実ではなく不正だとされ先生方は学会からほぼ追放される残念な結果でしたが、中性子の発生とは無関係に元素の核種変換がわずか1気圧の加圧時の透過現象に起きるのです。事実と確認され間違っていないのですから先生方はいずれ復権されるでしょう。
実はフライシュマンとポンズの常温核融合は液中の電解放電の装置に起きた現象です。
放電というのも、ガスの薄膜等価現象とは共通点があります。それはトンネル現象です。
トンネル現象は元素、電子、分子にそれぞれが、境界を透過したという共通した観察がされます。
トンネル現象は小さな小さな電子に限られるわけではありません。
分子では炭素が60個も共有結合した巨大分子、フラーレンと呼ばれる種類にトンネル現象が起きています。
さて放電がとんねるげんしょうであると共通認識を分かち合えたところで、フライシュマンとポンズの常温核融合と同じ電解放電の実験に事前には存在しなかった元素が突然発現した事例をご紹介します。
ddt様の全エネルギーに及んだお話に少し戻れるかと思います。エネルギーは質量に変換するといアインシュタインの主張がありました。では全エネルギーが質量に変換するか、否かという問に応えられる事例が次にご紹介する事例です。
中部電力の電力中央研究所から電気学会に発表した論文に不思議な現象の一つがあるのです。放電された精製水液の中に器具に使っていない元素が新生し、不思議な元素の配分比が表れた事件があるのです。
「水トリー中の無機不純物の挙動に関する一考察」、電学論A、124巻9号、2004年、827頁-836頁
水トリーということばは、液中に置かれた電気絶縁物の表面に放電をすることで絶縁物の表面が劣化して、界面に発生する傷の呼び名です。送電事業の営業活動において絶縁劣化を保守する作業では水トリーの解明が必要なので中部電力で実験が行われました。
水トリーの実験環境には放電があり、トンネル現象があります。
この論文ではもともとは実験環境に存在しない元素が、実験後に現れてしまいました。またあったはずの元素が減り、全体の元素の含有バランスが変化したのです。
もちろん電解液の化学的性質が変化しました。
ということはエネルギーと質量の等価原則が全エネルギーに関して成立していることとほかならないと私は思います。
言葉を変えれば、錬金術が完成したのです。
その原理はとお尋ねになりたくなりましたかddt様、皆様。
応えはすでに物理のかぎしっぽにわたしが書いておきました。理解に足りなければそれぞれ自身の頭脳で解明なさってください。
足りなければjimdoというブログなどの無料掲示サイトにmasabanの記事を探してご覧ください。
常識は革新されるべきなのです。面白くはありませんか?
私は錬金術には興味がなかったのですが、出会ってしまいました。
大学の恩師の数名は錬金術や非線形現象を対象に研究してはならないと、卒業時のハナムケにおことばをくださいました。
成果が得られず評価がされないからという理由を説明してくださいました。
そのとおりに従ったのですが、行き着き出会い、はなむけのことばどおり、評価がされないので困窮しております。
ぜひ私の手で実験をし、世界に発表したいものです。
どなたかにお手伝いを願えないでしょうか。