enflessriver様の4月27日「起電力なんてもんはないんですよ」というのはトンデモです。・・
という記事のおかげで、「MN418U rotb0hj様3月16日の教授が「長々と説明したけども実は起電力なんてもん」というMN418Urotbohj様の受講した授業の内容がわかりました。
たしかに伴公伸の通った45年前の電子工学科で受けた講義で、「起電力」とは、e=∫(E+v×B)・ds でしたが、「起電力」は定義ではありませんでした。
基礎となるほかの定理のいくつかから数理でたどった結果に現れる導出の結果でしかなかったのです。
電子工学科での授業で「起電力」が出現した時期を思い出すと基礎となる電磁気学をならったあと、年次が変わり新たなカリキュラムの講座として回路理論に差し掛かったときにやっと「起電力」という呼び名が現れたのです。
数理の導いた関数だから「起電力」という呼び名の示す意味は定義ではありません。
関数についた名前、関係に対する名なのです。
ただしこういう事情とは無関係に化学の分野の講義や実験では起電力とは単純にパラメータ類の一種でした。