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批評のすすめ
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佐藤清文
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Apr 17, 2013, 12:12:06 AM
4/17/13
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批評をするには、単に読むだけではなく、書くために、対象作品を再構成する必要がある。すると、書くことを前提としていない時とは比較にならないほど読みの精度が上がる。見逃していたことまで気が付くことになる。これは黒澤監督が『白痴』の映画化の際にも感じたこと。
再構成すると、その作家がわかっているかどうかが見えてくる。芭蕉や芥川が好例。彼らのことは昔そんなに好きではなかったが、批評を書くようになって、非常にわかっている人だと痛感する。こちらが気がつかなかった穴まで教えてくれる。その逆の典型が村上春樹。
再構成をかけて読むと、とにかく村上春樹は粗が目立つ。わかっていない。書くことを前提にしないで読むだけなら、気がつかないかもしれない。でも、書くために作品を再構成すると、作りが甘く、穴だらけ。こちらがその穴を補わないといけなくなる。芭蕉や芥川と逆。
批評を書いてごらん。書くためには作品を再構成しなきゃいけない。すると、気がつかなかったことまで見えてくる。
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