日本での問題点

[hozawa]

小沢です。

日本でSOAを始めるのが難しい点に、日本はマネージャ（管理者）が多くて、リーダーが少ないことです。マネージャは予算やスケジュールを管理して、主
に現状を維持する傾向が強いです。予算を確保する場合でも、現状を参考にして、継続することが多いです。そのため、現状を乱してリスクを取らなければな
らなくなる、新しいことを嫌います。
反対に、リーダーは新しいことにチャレンジして、市場を誘導します。

言葉を変えると、マネージャは管理者や雇われ経営者でリーダーは創造者です。

藤沢武夫が言うように一般のサラリーマンは学歴を金に代えるという格好で会社に入り、安定を求めます。基本的には縦の人間関係を重視します。
それと反対に創造者は新しいことを始めないといけないので、変化を好みます。また、専門家の横関係を重視します。

この考え自信は、欧米と日本での差はないと思っています。違いは、米国ではまだベンチャーが発展しているのに対して、日本ではベンチャーはそんないよい
目で見られないことだと思います。知り合いの人が大企業からベンチャーに転職したのですが、数年経っても自分の親にまだ話していないと言っていたことを
思いだしてしまいます。
ソフトバンクや楽天はお金を持っているので、高価な買い物をすることができますが、多くの日本のベンチャーは米国と比べると資金力が足りないので、高価
な買い物はなかなかできないと思います。

っと言うことで、現状では大企業の管理職にＳＯＡを売り込むのは難しいかも。せいぜい、何かやっているように見せるために製品の一つや二つ売れるぐらい
かな。（＾＾；

湘南オフ楽しかったね。　ｖ（＾＾）ｖ