皆さま
筑波大の尾崎です。
12月11日 [水] 16:00-16:45に、第13回バイオインフォマティクス分野講演会を開催いたします。
東京大学大学院の今野 直輝 先生に「未来予測/検証型の進化生物学」を目指した研究についてご講演いただきます。
学生・社会人(アカデミア・企業)などどなたでもご参加いただけ、またハイブリッド配信も行いますので、ぜひお気軽にご参加ください。
進化生物学においては系統樹推定や祖先状態推定をはじめ、「現生種の情報から過去の進化を推定する」ための幅広い技術体系が構築されてきた。では、推定された過去の進化に基づいて未来の進化を予測することはできるだろうか?本講演では、まず私が開発してきた遺伝子獲得・欠失による進化を予測する機械学習モデルEvodictorとそれを用いて発見した進化のパターンについて紹介する。次に未開拓の進化のパターンを探索する過程で発見した興味深いタンパク質立体構造の収斂進化を議論する。最後に「未来の進化を予測して検証する」というアプローチの今後の展開について皆さまと議論したい。
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Haruka OZAKI, Ph.D.
| University of Tsukuba: Associate professor at Department of Bioinformatics, Institute of Medicine / Center for Artificial Intelligence Research
| RIKEN: Senior Visiting Scientist, Laboratory for Bioinformatics Research, RIKEN Center for Biosystems Dynamics Research