Bijapan 登録者各位
私がメンバーとなっています研究グループのキックオフシンポジウムに
ついて案内させていただきます。
バイオインフォマティクスもこのグループの研究対象に含まれますので、
ご興味があれば、是非、ご参加下さい。
阿久津達也
京都大学化学研究所
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4月23日に開催される、未踏科学研究ユニット「相互作用トポロジー」キックオフシンポジウムについて、ご案内をいたします。
京都大学では、未踏科学研究ユニットという分野間連携の取り組みを進めています。
この枠組みの下、本年度(2025年4月)から、「相互作用トポロジーによる複雑システム解明ユニット」が、5か年計画で進められることとなりました。
このユニットでは、自然界の様々な階層で見られる、多数の要素が相互作用する複雑なシステムに対して、相互作用のトポロジーから理解に迫ることを、目的とします。
この課題意識は、これまでに物理学、化学、生物学、さらには経済学など、自然科学の様々な階層で重視され、それぞれに研究が進められてきました。
各分野でそれぞれに発展してきた「相互作用トポロジー」の理論や解析法を、分野を超えて共有することで、異なる階層に共通の原理や方法を得ることを目指します。
未踏科学研究ユニット「相互作用トポロジー」開始にあたって、キックオフシンポジウムを開催することとなりました。
関心のある方にご参加いただき、我々の活動を知っていただければ、幸いです。
望月敦史(ユニット代表)
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未踏科学研究ユニット「相互作用トポロジー」
キックオフシンポジウム
-トポロジーが紡ぐ複雑システムの多階層的理解-
日時:2025年4月23日(水) 9:30-17:20
場所:京都大学紫蘭会館 稲盛ホール / ZOOM
(対面とオンラインのハイブリッド形式で開催)
https://www.med.kyoto-u.ac.jp/facilities/shiran/
参加ご希望の方は、下記のURLからお申し込みください。
https://forms.gle/QA1YrRUwB3D4m6E78
申込締切 2025年4月21日(月)
プログラム
9:30-10:30 望月 敦史(京都大学医生物学研究所)
「ユニット主旨&生命のシステムとネットワーク構造理論」
10:30-11:30 佐藤 昌利(京都大学基礎物理学研究所)
「トポロジカル相:物質からネットワークまで」
11:40-12:40 浅井 潔(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
「 RNA2次構造と相互作用の予測モデルと配列設計」
12:40-14:00 休憩
14:00-15:00 阿久津 達也(京都大学化学研究所)
「生体ネットワークの観測と制御の数理:離散モデルを中心として」
15:00-16:00 山内 淳(京都大学生態学研究センター)
「ネットワークトポロジーに基づく生態系の平衡状態の一般的特性」
16:00-16:20 coffee break
16:20-17:20 関口 格(京都大学経済研究所)・図斎 大(関西学院大)
「マルチエージェント環境における経済行動の均衡・動学分析」
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