http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05015.HTML
2009.2.8(その2)
森田実の言わねばならぬ【98】
平和・自立・調和の日本をつくるために[98]
旧友のCさんから真実を訴える手紙――人事院に対する中傷の過激報道に異議あり
「中傷に対しては無実の者でさえ勇気をくじかれる」(ナポレオン)
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官庁のことをよく知る旧友から手紙をもらった。最近の官庁バッシング報道と政界の対応について、冷静な検討を求める内容である。手紙にはこう書かれている。
《人事院を悪者にしながら進められている公務員制度改革について、事実に基づいて検討していただきたくお願いします。
いまの事態は異常です。いまのまま、人事院を一方的に悪者にするマスコミ報道を政治家が信じて暴走することは、公務員制度を破壊し、混乱させて、わが国に大きな損害をもたらすのではないか、と心配しています。このままでは公務員制度を取り巻くわが国の状況はさらに劣悪化してしまうと危惧しています。政治家とマスコミが、国民に対し公務員に強い不信をもつように意図的に仕向け、公務員制度をゆがめることは国益を傷つけます。実態をみていただきたいのです。そして実態に基づいて何がよいかを冷静に真剣に検討してほしいのです。
いまのやり方は真実を無視した中傷です。こんなやり方をしていたら公務員制度はこわれてしまうでしょう。森田さんご自身で実情をみていただきたいと願います。》
Cさん。事実をきちんと調べて、マスコミと一部政治家の無用の官庁バッシングを改めさせるために行動します。いまの日本は未曾有の国難に直面しています。全国民が協力して危機に立ち向かう必要があります。事実に基づかない公務員へのマスコミの誹謗を許してはならないと思います。