長谷川貞夫と申します。
この度、みなさまのご協力により、ウェッブサイトを作りました。
URL:
http://bfa-project.jpn.org
これは、まだ、ほんの第1弾で、私の健康が続くかぎり、第2弾、第3弾と続けま
す。
・ ここで言う「みんな」とは、人類の意味です。
ルイ・ブライユの発明した指先で読む点字は、21世紀になって、「体表点字」に
発展し、音声言語、視覚の文字言語に並び、人類の第3の言語、「全身触覚言語」と
なりました。
これまでの指先で読む点字も、視覚障害者だから自然に読めるようになったのでは
ありません。一般の人が通常の文字を幼児期から高卒までの10年以上学習と訓練を
経ることにより日本語の読み書きができるようになるのと同じに、点字の学習も同じ
ことなのです。中途失明者も点字を実用にまで訓練できますが、読み速度については
、幼児期からの学習者には到底かないません。
ところが、体表点字については、まだ、幼児期から高卒の年齢まで学習と訓練を体
験した人は、まだ世界に誰もいないのです。もし、体験したら、相当に読み書きにつ
いて熟達することが予想されます。
このようなことが想像できますか。道を歩いていても、家にいても、音声が自然に
聞こえて来て意味が分かるように、電波で情報が飛んで来て、体表で文字が自然に読
めたら、どんなに便利なことでしょう。経験がないから想像しにくいだけのことなの
です。このようなことの応用を開拓しましょう。
・ 視覚障害者三次元触知ロボットは、光の現象を、すべてその形を、手などの触覚
でボールを握るように表現し、そこまでの距離や、色彩の性質などは、音とブライユ
点字の超合理性を駆使して表現します。だから、宇宙の果ての天の川から、すぐ、そ
こにあっても手が届かない隣のテーブルの皿まで同じように触知できるのです。
例えば、天の川までの距離は、宇宙距離レベルモードで、皿は、至近距離モードで
、顕微鏡で見える距離は、極小距離モードで表現します。ほかの色彩なども同様にし
ます。
・ みなさん、このICTの時代に、1日たりとも、コンピューターによる通信を使わ
ずに過ごせますか。ところが、目と耳が完全に不自由な重度情報障害の盲ろう者の人
々は、その通信のない世界に閉じ込められているのです。
現在の豊かな情報社会は、社会の共同責認として、この盲ろうの人々に手を差し延
べようではありませんか。
「ヘレンケラースマホ」は、まだ、完全ではありませんが、盲ろう者を相手に実用
実験を重ねています。実行するには、盲ろう者のところへ実際に行かなければなりま
せん。私は、視覚障害者ですが、盲ろう者のところへ一緒に行く支援者を求めていま
す。
・以上を、「本当かな?」と疑問視する方があるかもしれません。無理からぬことで
す。
・ 私は、今から、41年前の41歳の時、1974年(昭和49年)12月に、自
宅に購入してあった、紙テープパンチ装置(コンピューター用)で、「六点漢字体系
」で文章をパンチし、国立国会図書館5階の電子計算機室にあった、当時の大規模コ
ンピューターの HITAC 8400 で、点字から初めて通常の文字を書いたのです。
「この文章は電子計算機を用い点字から直接書いた最初のものです。」
この実験の報告を、翌年、1975年の日本特殊教育学会研究大会で発表し、同年
の発表論文集に掲載しました。
しかし当時は、まだコンピューターが身近になく、一般の人には縁遠い存在でした
。
それで、私の週辺の知人や職場の同僚でさえも、この事実を、なかなか信じてくれ
ない人も多数ありました。
あれから42年を経た今日、40年以上もかけなくても、半分の20年ぐらいで目
的をある程度果たせるものと考えます。それまで、できるだけ、私は、提案と実験を
続けます。
みなさん、よろしくお願いいたします。
【このサイトは株式会社アーチャレジーが、Webアクセシビリティに配慮し設計・
制作しております。】