エミュレータのCPUクロック周波数変更

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l.b.

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Jun 29, 2009, 2:25:27 PM6/29/09
to Android-SDK-Japan

 村上と申します。

 低スペックの機器にAndroidを載せた時に、どの程度画面が動くのか(あるいは動かないのか)を確認したいのですが、ABC2009にてSDK付
属のエミュレータにてエミュレートするCPUの周波数を変更することができると聞きました。

 tools\emulator のオプションを調べたところ、"-qemu"でQEMUのオプションを選択でき、"-qemu -cpu xx"でエ
ミュレートできるCPUを選択できるとありました。
 xxにarm926を指定し、エミュレータ起動後にadb shellからcat /proc/cpuinfoを見ると確かにProcessorが
ARM926EJ-S rev 5 (v5l)とあり、クロック周波数は無いもののBogoMIPS値が出ているのでエミュレーションしているCPUの
性能は見られるようです。

 ただ、このオプションを付けなかった場合もProcessorはARM926EJ-S rev 5 (v5l)でした。
 また、少なくとも私のホストPCではarm926以外(たとえばarm1126やcortex-a8、PXA270など)は起動していません。

 というわけで本題ですが、エミュレータにてCPUクロック周波数を落とすにはどのようなオプションを指定すればよいか教えていただけないでしょうか。

Makoto Anjo

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Jun 29, 2009, 10:28:40 PM6/29/09
to Android-SDK-Japan
安生です。
村上さんこんにちは。

emulator -cpu-delay <delay>

です。
<delay> は0 ~ 1000までの数字を指定します。
ただ、この数字は相対的な数字でしかないので、例えばクロック数やミリセカンドなどの
明確な数字ではありません。

l.b.

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Jun 30, 2009, 8:55:27 AM6/30/09
to Android-SDK-Japan

 村上です。

 -cpu-delayを試したところ、BogoMIPS値が変更されたことを確認しました。
 MHz単位かTicksのような単位で設定されるのかなと考えていたため、-cpu-delayについてはスルーしていました。
 ARM9の場合、CPUクロック周波数の約半分がBogoMIPS値になるとのことなので、目的の周波数での動作確認をすることができます。

 安生さん、ありがとうございました。
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