刺激的でした。: [satsuki 17206] 「女政のえん」南野知恵子さん、報告

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Yoshiko Kurisaki

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Jan 19, 2011, 12:02:24 PM1/19/11
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みなさま、あけましておめでとうございます。
 
私も昨年はじめてこの集まりに参加しました。おもったとおり、講師も参加者も、色とりどり、刺激を受けました。お話をうかがって、南野さんの粘りには感心しました。うん、私みたいに、ぎゃあぎゃあ言うだけが脳じゃないのね。
 
その雰囲気をご一緒にどうぞ。
 
よしこ

---------- 転送メッセージ ----------
From: 黒岩秩子 <c-ku...@mqc.biglobe.ne.jp>
日付: 2010年12月27日14:38
件名: [satsuki 17206] 「女政のえん」南野知恵子さん、報告
To: sat...@iijnet.or.jp


黒岩です。(63理)

25日に行った「女政のえん」の報告です。長文でごめんなさい。

25日、会場を変更して、初めて東京ウィメンズプラザで開きました。初めて自民党関
係者がゲストだということで、それに期待する人たちが集まったという感じでした。
私は、ゲストをお願いする担当であり、また当日の司会者として、「ちょっとだけ参
議院にいたときに、南野さんと一緒に厚生労働委員会にいました。その後、息子が議
員になってからは、無年金障害者の議連で、大変お世話になりました。親子でお世話
になってきた南野さんです」と紹介しました。

DV防止法を作る過程、そして、「性同一性障害者性別取扱特例法」を作る過程を話し
ていただきました。
南野さんは、「ここは自民党嫌いなお方が多いのでしょう」と切り出して、みなさん
が笑いに誘われました。まさにその通り、何しろはじめのの自民党さんですから。で
も「私は看護協会から出されてきたのですが、看護協会は、野党的だったのですよ」
とも。

はじめに「私は、リプロダクティブヘルス・ライツということから考えていました。
母子保健というかね。参議院では、橋本聖子さんが、出産するときに産休という制度
を作りました。衆議院には、産休がありません」これについて、水島広子さんに伺っ
たところ、衆議院でも、参議院に遅れること1年で、水島さんの出産に合わせて、産
休制度ができたということでした。

参議院の中にできていた「共生社会に関する調査会」が、「女性に対する暴力防止
法」を作ってさあこれから上程という日の新聞が、「フライパンで妻にたたかれて殺
された夫」という記事が載り、急きょ「配偶者からの暴力」に名前を変えた。エビデ
ンスが残るものでなくては、ということで、身体的な暴力だけしかそのときには、入
れなかった。だが、言葉の暴力というのも結構きついので、3年後の改正で、入れ
た。6年後の改正では、国の責任というところを地方にも移した。デートDVは、エビ
デンスが難しい。男女のカップルの間に暴力があったとしても、この二人が緊密な関
係があるという証拠がなかなかね。

「助産師だった私は、赤ちゃんを取り上げるとすぐに男女を決めて証明をしていまし
た。中には、半陰陽の赤ちゃんがあって、そういう場合には、すぐに決めなくていい
ことになっていました。男女が決められて大きくなってから、その性であることがい
やだという人について、性転換の手術が、行われるようになった。ところが、その後
も、戸籍上の性別が変わらないでいる、それでは、とても困るということで、次のよ
うな条件を付けて、戸籍を変えてもいいという法律を作った。
1,20歳以上
2、結婚していない
3、子どもがいない
4、性転換手術を受けている
5、二人以上の医者の合意
自民党の中には「オカマかおなべか」などと揶揄される中を説得して回り、勉強会を
立ち上げて、当事者の話を聞いたりした。最終的には、全員一致の賛成を得て、2003
年に法制化することができた。賛成しかねる人は、「僕は、本会議に遅れて行くよ」
といった人もあった。各政党段階で、通すことを決めていたので、反対することがで
きず、会議に出ないという形での意思表示をした人もあった。与党のPTのメンバー
だった山谷えりこさんもその一人だったそうです。
2、の子なし要件については、当事者からの異論がたくさん出た。「子どもができ
たら、自分のこの苦しさから解放されるのでは?」と期待を込めて出産に臨む。だけ
どやっぱり駄目だった、ということがあると。でもいっぽうでは、男の母親、女の父
親が出現したら、子どもは戸惑うだろうということで、3年後の改正で「未成年の子
どもがいない」というように要件の緩和が行われた。親としての責任を果たしてもら
うということで。

1時間の講義の後、1時間にわたって質疑が行われた。実は、会場には、それこそたく
さんの論客がいた。はじめに南野さんが、「一緒にやってきた坂本洋子さん」と言わ
れていた坂本さんに発言を求めました。民法改正に取り組むMネットの活動をしてき
たので、南野さんの並々ならぬ活躍をそばで見てきた、と話した。この方は、社民党
から立候補したことがある方。
その後、歯科医の岡田弥生さんが二つ質問。
1、男性助産師について、どのくらいの男性助産師がいるのか?
2、法務大臣のとき、死刑についてどう考えていたか?
1、については、反対が多くてまだ制度ができていない。私は、赤ちゃんを取り上げ
るときの感動を男性にも分けてあげたいと思うのだが、女性たちは、男性の助産師に
抵抗があるという人が多い。

ここで、私は、司会者として、みなさんに聞いてみました。男性助産師への賛否で
す。するとほぼ同数ぐらいの手がありました。賛成の人の中には、独身で、出産経験
がない方が多いように思えました。実は、南野さんもそのことは二次会でおっしゃっ
ていました。「私は、独身で、出産経験がないからね」と。出産体験がある人はこう
言います。「産婦人科医の男性はたくさんいるけど、出産のときには、かならず助産
師さんが付いているから、一対一になることはない。それに対して、助産師とは一対
一になるという事情がある、妊婦として男性助産師を信頼できるかどうか」私自身
は、どちらの意見にも賛成なので、賛否は、ニュートラルです。

2、「死刑について、日本人では、80%以上の人が賛成している、そうすると、法務
大臣としては、自分の意見は差し置いて、国民の考えを代弁しなくてはいけないと
思っています」としたうえで、出身地である山口県にPFIでできた民間の刑務所があ
る。「私は、刑務所は母体、受刑者は胎児、だと考えています。胎児が、大きく成長
して、誕生するのを待つのだと思う。それを記念して、ここの刑務所には、『再誕の
丘』という石碑が建っている」

DV防止法や、性同一性障害者特例法などが、通ったのに今になっても民法改正がで
きないのはなぜなのかということが議論になり、北京ジャックの共同代表をしている
船橋邦子さんが、こんな発言をしました。
「DV被害者とか、性同一性障害者はWHOが病気だと認めたというような事情もあっ
て、どちらも《かわいそうな人》、ということで、賛成が得られたのでは? それに
比べて夫婦別姓などという女たちの要求は、受け入れられないということがあるので
は?」
千葉景子さんが、法務大臣に就任してすぐに「民法改正をする」と発言し、福島瑞穂男
女共同参画大臣もそれに続いたのに対してすぐに反発が起こって、今この問題が立ち
消えになりそうになっている。南野さんは、「千葉さんの発言が不用意だったので
は?」と言われ、もっとちゃんと根回しをしてから言わなかったのが失敗だったと。
会場の方々もそれに賛同していました。南野さんは、与党議員としての活動が長かっ
ただけにそこらへんのさじ加減をよく心得て、事に当られたのだということがよくわ
かりました。

南野さんが、「男性の方はどうですか?」と意見を求めたとき、その男性は、「セク
シャルマイノリティーですから」と言って辞退した。そしてその後に私から促されて
発言。「デートDVはエビデンスが難しいと言われたのは、戸籍上での証明が必要とい
うことなのか?」と質問。「いえ、そうではなくて、二人の関係が、周りからも親密
だと認められている場合いいのだけど、一人は、恋人だと言っても、もう一人が、違
うといえば、このカップルはデートDVにはならない」というのが回答でした。

大学一年生だという40歳ぐらいに見える女性が「15年間DVを受け続けて、今裁判
をしているのですが、裁判官が、頑固で、困っている」と発言。裁判官を訴追するこ
ともできるし、裁判官に対する教育が問題、などとの議論があったが、南野さんは、
「教育というより、社会の変化に敏感であってほしい、その人の人柄によるところ大
だと思う」とのこと。ちょうどこの会場に、私の次女が初めて弁護士としてかかわっ
たDV裁判の原告のお母さんが来ていて、この方に帰りがけその話を紹介していまし
た。何しろ全面勝訴したのですから。

教育について、南野さんから提案があった。
1、養護の教員が教壇にも立てるようにして、その教員が、ちゃんとした制教育がで
きるようにしたらいい。
2、司書教諭という人をすべての図書館に配置して、図書館に来た子どもたちの興味
に従って、いろいろな提案ができるようになったらいい。

>「リプロダクティブヘルス・ライツということから考えていました。母子保健とい
うかね」
という南野さんの発言に対して、「りプロというのは、母子保健より広い概念なので
は?」と質問した方があった。それに対してのお返事は、ちょっと記憶できていな
い。

この日、マレーシアから日本とフィリピンの女性と政治について記録映画を作るため
に半年間来日しているローさんという女性監督が取材という形で参加しており、二次
会にも一緒に行きました。

南野さんは、参加者にお土産と言って、南野さんの顔が、ユーモラスにのっている瓦
煎餅の箱を持ってこられ、各自にひと箱づつ配りました。その上、最近書かれた著書
をこれも全員に1冊づつ、お送りくださって、皆さん感激して持って帰られました。
その後近くの「野菜畑」という有機のレストランに移って二次会をしました。参加者
全員の自己紹介をいつものようにして、その後たくさんの新しい出会いを楽しんで、
いつまでも語り合っていました。南野さんの親しみやすさと、やろうとしたことは、
とことんやり通す力強さにたくさんの勇気をいただけたと皆さん話しながら帰って行
かれました。

☆ ☆ 黒 岩 秩 子(ちづこ) ☆ ☆
     新潟県南魚沼市浦佐
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 Yoshiko Kurisaki 
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