樽本です。
ユースケースは荒川さんの方が詳しいと思います。
私の考えに多少的外れな部分があってもご容赦ください。
一般論として、ユースケース > ユーザスートリー です。
ユースケースは複数のユーザストーリーに分割できます。
また、ユースケースは成功シナリオとして高レベルなインタラクションを
記述しているので、既に「設計」を含んでいると言えます。
ユーザストーリーは完全に設計を除外しています。
それに、そもそも、ユーザストーリーは「ドキュメント」とは言えません。
ユーザストーリーは、そういった点でアジャイルと相性がいいのだと思います。
(もちろん、アリスタ・コーバーンもアジャイルマニフェストの起草者の1人ですが。)
私個人はユーザストーリーの書式が気に入っています。
as X i want to do Y so that Z
特に「so that」が入っているので、ユーザが得る価値を明示できます。
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なお、マイク・コーンの本は、ユーザストーリーを使った設計プロセス全般を
書いていますので、ユーザストーリーに関するページ数は限られています。
(また、その当時はas/iwant/so thatの書式はまだ登場していませんでした。)
マイク・コーンのEffective Usecaseがユースケースの書き方に特化しているのとは
趣が異なります。
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From: "Yasunobu Kawaguchi" <
kawa...@gmail.com>
Sent: Sunday, December 13, 2009 5:18 PM
To: <
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Subject: Re: ユースケース、それともユーザストーリー?