ユースケース、それともユーザストーリー?

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荒川 正義

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Dec 13, 2009, 12:25:48 AM12/13/09
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こんにちは、荒川です。


InfoQの記事で

ユースケース、それともユーザストーリー?
http://www.infoq.com/jp/news/2008/08/use-case-or-user-story

というのがありました。


以上、よろしくお願いします。

Yasunobu Kawaguchi

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Dec 13, 2009, 3:18:17 AM12/13/09
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かわぐちです。

 すごく浅い理解なのは承知の上で、
 ユースケース=完全性/健全性への着目、ユーザーストーリー=エモーショナルなディテールへの着目、という感じを受けました。

 樽本さんはすでに読まれていると思いますが、私はまだ読んでいないので、これらの本はあたらないとな、と思っています。

 Mike Cohn User Stories Applied: For Agile Software Development
  http://www.amazon.co.jp/gp/product/0321205685

 Alistair Cockburn : Agile Software Development: The Cooperative Game
(2nd Edition)
  http://www.amazon.co.jp/gp/product/0321482751
  ・・・角谷さんによると第2版はまだ未訳とのことです。


#すごーく余談ですが、アリスターもマイクもとても感じのいい人で、この人たちが分析したものなら、どっちでもいいよ、という気もしなくもないです :) 。


2009年12月13日14:25 荒川 正義 <si...@arq.jp>:

T.Tarumoto

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Dec 13, 2009, 10:22:28 AM12/13/09
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樽本です。

ユースケースは荒川さんの方が詳しいと思います。
私の考えに多少的外れな部分があってもご容赦ください。

一般論として、ユースケース > ユーザスートリー です。
ユースケースは複数のユーザストーリーに分割できます。

また、ユースケースは成功シナリオとして高レベルなインタラクションを
記述しているので、既に「設計」を含んでいると言えます。
ユーザストーリーは完全に設計を除外しています。

それに、そもそも、ユーザストーリーは「ドキュメント」とは言えません。

ユーザストーリーは、そういった点でアジャイルと相性がいいのだと思います。
(もちろん、アリスタ・コーバーンもアジャイルマニフェストの起草者の1人ですが。)


私個人はユーザストーリーの書式が気に入っています。
as X i want to do Y so that Z

特に「so that」が入っているので、ユーザが得る価値を明示できます。

***

なお、マイク・コーンの本は、ユーザストーリーを使った設計プロセス全般を
書いていますので、ユーザストーリーに関するページ数は限られています。
(また、その当時はas/iwant/so thatの書式はまだ登場していませんでした。)

マイク・コーンのEffective Usecaseがユースケースの書き方に特化しているのとは
趣が異なります。


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From: "Yasunobu Kawaguchi" <kawa...@gmail.com>
Sent: Sunday, December 13, 2009 5:18 PM
To: <agile...@googlegroups.com>
Subject: Re: ユースケース、それともユーザストーリー?

Yasunobu Kawaguchi

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Dec 13, 2009, 11:42:03 AM12/13/09
to agile...@googlegroups.com
かわぐちです。

> 私個人はユーザストーリーの書式が気に入っています。
> as X i want to do Y so that Z

 出発点として、ユーザーストーリーはとても書き出しやすく、簡便な質問で形式知化するツールとしてもつかえる感触をもっているのですが、どうでしょうか。非ITの人にユーザーストーリー形式をお教えして、思考の外化ツールして使ってもらうこともできるのではないかと思います。

 ユーザストーリーをたくさん集めて、完全性を高めてユースケースにもっていく、というイメージを持っています。ストーリーカードをあつめて整理し、UMLのユースケース記法を書く感じ。KJ法にちょっと似てますでしょうか。


2009年12月14日0:22 T.Tarumoto <taru...@e-mail.jp>:

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