上映型展覧会「生きるための芸術、メーソットから」& 川田淳「夏休みの記録」上映会

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Haruka IHARADA

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Nov 25, 2025, 10:14:35 PM (11 days ago) Nov 25
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みなさま

京都芸術大学の居原田遥です。以下2つのイベントのお知らせをさせてください。

まずは12月6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日)の4日間、京都駅最寄りの京都市立芸術大学内にあるF棟という建物のギャラリーで、「メーソット」という街のアーティストの作品や取り組みを紹介する展覧会を開催します。この展覧会はミャンマーとタイの国境沿いタイ側の街メーソットという地域で芸術活動に取り組む作家、コレクティブ、ジャーナリストなどの作品や表現を紹介するものです。京都市立芸術大学、そして京都芸術大学の学生の授業やワークショップの一環としても開催されるもので、「展覧会をつくることは作品をつくること」という学生たちの実習授業の一環でもあります。

そしてもうひとつ、12月12日(金)には川田淳さんの映像作品「夏休みの記録」の上映会とトークを同じく京都市立芸術大学で開催します。会場は同じ京都市立芸術大学での開催になります。「夏休みの記録」は在日クルド人と子供とその母親たちと、監督の夏休みを過ごす様子を記録したもので、非常に素晴らしい映像作品です。
この12日(金)は私自身が上映会に出演しているために、上記の展覧会はお休みなのですが、上映イベント後に余裕があれば、展示会の方もご覧いただけるようにしたいと思いますので、ぜひ併せたかたちでもいらしていただき、展覧会にもご関心がある方は会場でお声がけいただければ幸いです。


川田淳「夏休みの記録」上映会
2025年12月12日(金) 18:00–20:00
京都市立芸術大学講義室 1
詳細 https://gallery.kcua.ac.jp/events/2025/14402/


「声」を聞き、見て、届けるため みんなで作る上映型展覧会
生きるための芸術、メーソットから


会期: 12月6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日) 13時ー19時・
参加無料・予約不要
会場: 京都市立芸術大学F棟 構想設計プロジェクトルーム (下京区下之町57−1・京都駅から歩いて7分)

展示: エドベイダー、ノンタナン・インタラジャック、マウンポー、イーイーモン(マンダレー)、マウンマウンティン、ルー、メッソート・アーティスト・アソシエーション、ネイニーラインカ、キンスエウー、セインセインリン、クリエイティヴメモリーズバイメイ、オチヤ・・・・and more!!
上映 By ドキュ・アッタン Docu Athan
ミャンマーで拘束された経験を持つジャーナリストの北角裕樹とドキュメンタリー作家の久保田徹による、ミャンマー人のアーティストやクリエイターたちと協働する団体でそのプロジェクトの名称。アッタンはミャンマーの言葉で「声・意見」を意味する。

【概要】
メーソット」という場所で芸術活動に取り組むアーティストたちを見て、知って、そして彼・彼女たちに「声」を届けるための上映会型の展覧会です。
 この「メーソット」とは、東南アジアのタイにあるミャンマーとの国境沿いの街の名前です。
メーソットから国境を挟んだ国のミャンマーでは2021年にクーデターが起こりました。それは数々の政治的混乱や困難をもたらし、ときには人々が生きていくこと自体を危機にさらすものでした。現在もその状況は深刻で、たくさんの人たちがミャンマーを逃れてこのタイのメーソットで暮らしています。
 生きていくために芸術・表現・創作に取り組み、続けていくこと。作品から、あるいはアーティストたちからその状況を知り、力強さを知る機会を作り、そのアーティストたちみなさんの「声」を届けるために。
京都市立芸術大学のみなさん、そして京都市内にある大学の学生やアーティストのみなさんたちの力を借りて、メーソットという場所をきっかけに、「生きる」ことを強く示す作品たちを届ける展覧会を開きます。
展覧会では、絵画やテキスタイルなどの数々の作品の展示と、ミャンマーの映像作家たちが制作したドキュメンタリー映画の上映会を開催しています。またこの企画は京都市立芸術大学の「展覧会を作る」こと学ぶ授業の一環でもあります。ぜひ見にきてください。

なにができるの?

作品を見る・作家を知る
「メーソット」という場所のアーティストたちの作品を鑑賞することができます。それはさまざまな「生きる」ことを示す作品たちです。たとえば、獄中で描かれたデッサン、伝統的な刺繍技法で作られたテキスタイル、民主化運動を描いた水彩画などなど、そのスタイルはさまざまです。

映像を鑑賞する
ミャンマーの映像作家による作品上映
「ドキュ・アッタンシアター」 会期中毎日 14時・16時・18時
会期中上記の時間はミャンマーの映像作家らが作った短編ドキュメンタリーの映像作品のオムニバスを上映します。プログラムは1時間程度です。

言葉で知る・話す・書く
作品解説とあなたの「声」を届けるワークショップ
会期中毎日17時
展覧会の企画者である居原田遥(京都芸術大学講師)とその日の素敵なゲスト(!)とともに、メーソットのアーティストたち、作品について話をしながら、共に鑑賞します。また会期中には随時、展示作品を見た感想やメッセージの「キャプション」を作るワークショップを開催します。展示設計や「展覧会作り」に関心がある方はぜひご参加ください。

企画構成:居原田遥(京都芸術大学大学院芸術実践領域講師・京都市立芸術大学美術学部美術科構想設計専攻非常勤講師)、京都市立芸術大学美術学部美術科構想設計基礎A第3課題履修生のみなさん、𡈽方大
主催:京都市立芸術大学美術学部美術科構想設計専攻田中功起研究室
お問い合わせ: h-ih...@kua.kyoto-art.ac.jp

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居原田遥 Iharada Haruka
京都芸術大学大学院芸術専攻講師
08033776218


市立芸大_上映型展覧会.pdf
川田上映会1212_印刷用.pdf
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