『カナルタ 螺旋状の夢』都内再上映(4/23~)のお知らせ

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Akimi Ota

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Apr 20, 2022, 5:04:48 AMApr 20
to Visual-Anthropology
みなさま

日頃よりお世話になっております。『カナルタ 螺旋状の夢』監督の太田光海です。

この度、『カナルタ 螺旋状の夢』が4月23日(土)〜4月29日(金)の間、下高井戸シネマにて上映されます。1日1回上映、毎日19:35分上映開始です。昨年11月下旬以来の、都内再上映となります。

劇場情報:http://www.shimotakaidocinema.com/schedule/b/index.html
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=Af6SGeOsNwY

昨年10月にシアター・イメージフォーラムで封切りされ、8週間にわたるロングラン上映をしていただきました。その後、上映館の輪は全国に広がり、北海道から沖縄まで約30館で公開されました。

人類学の枠を越え、現代美術、映画、カウンターカルチャー、環境関係など、多方面から強い反響をいただいています。下高井戸シネマという素晴らしい老舗映画館を通し、新たな文脈の中で都内再上映を行えることに、深い感慨を抱いています。

もしまだご覧になられていない方がいましたら、ぜひともご覧頂きたく存じます。また、もし周囲にお勧めしたい方が思い浮かぶ場合は、ぜひとも本作をご紹介いただければ幸いです。人類学的想像力から生まれる映像作品の可能性について、ますます考えていきたいです。今後とも皆様とともに思考し、実践していきたい所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

以下、作品の詳細と、いただいたコメントをご紹介させていただきます。

【ストーリー】

エクアドル南部アマゾン熱帯雨林にあるシュアール族の集落、ケンクイム村。この秘境に暮らすセバスティアンとパストーラ夫妻は、変わりゆく世界と今なお生命力にあふれる森との狭間で生きている。かつて首狩り族として恐れられたシュアール族は、スペインによる植民地化後も武力征服されたことがない民族として知られている。

口噛み酒を飲み交わしながら日々森に分け入り、生活の糧を得る一方で、彼らはアヤワスカを始めとする覚醒植物がもたらす「ヴィジョン」や自ら発見した薬草によって、柔軟に世界を把握していく。変化し続ける森との関係の中で、自己の存在を新たに紡ぎだしながら。しかし、ある日彼らに試練が訪れ、物語は予想を越えて旋回していく。



【中沢新一さん、想田和弘さん、森山未來さん、コムアイさん、管啓次郎さん、田口ランディさん、宮台真司さん、長谷井宏紀さんからのコメント】

「カメラを持った人間=人類学者が植物の内面空間に入り込んでいく。そこに充満する樹液によって、森に暮らすあらゆる生き物が生かされ、癒され、超越領域への扉を開かれている。カメラは植物の外部にあるのに、それがとらえる映像はたしかに植物の内面空間へ潜り込んでいるように、私たちは感覚するのだ。映像による人類学は、この映画によってまた一歩、自然の奥に入り込むことに成功した。」中沢新一(思想家・人類学者)

「新しい才能による、大変な力作である。人間は文明化によって様々な能力を失ってしまったのだなあと、痛感させられる。「森を壊すことは、自分を壊すことなのだ」という主人公の言葉は、全人類が背筋を伸ばして耳を傾けなければならぬ金言であり、警告であり、予言である。」想田和弘(映画作家)

「例えば、執拗に殺菌された僕らの手はどのような微生物も受け入れず、体内から生まれる微生物を誰かに届けることもない。方や芋に唾液を混ぜ合わせて酒を作り、その酒を振る舞って家を建て、吐き出された吐瀉物は土に還る。そうやって全身を使って大地と交感し、愚直な循環を続けるアマゾンに住む人々。どちらが地球と共に生きていると言えるのだろう。」森山未來(俳優・ダンサー)

「映画『カナルタ』で印象的だったのは、シュアール族のセバスティアンが息を吹くさまだった。彼がアヤワスカを飲んでビジョンを見ているとき、宙に向かってあちこちに息をフーーッと吹いた。彼は空の中に浮かんでいて、雲を蹴散らしているようだった。恐怖に負けそうな時も吹いた。ここにいる、生きている、と。自分を食わんとする動植物や菌や霊たちに対して、テリトリーを主張するようだった。謎めいた命の息吹が肉体に宿っていて、今生かされているんだ、どうだ、見てみろ!俺は食えんぞ!と主張しているように見えた。」コムアイ(アーティスト)

「植物のおかげで人は生きてきた。忘れてはいけない。ヒトのはじまりから、いつもそうだった。森を歩き、森で歌い、森の水を飲むかれらの生活にまぎれこむとき、強烈によみがえってくるのはそのことだ。薬草マイキュアが見せてくれるのは、きみ自身の真実。ナンキが撮ったこの映画が、われわれにとっての薬草だ。」管啓次郎(詩人)

「小さな植物を通して地球というクラウドに繋がる少数民族の思想に共感する。アヤワスカやマジックマッシュルームのセレモニーにおいて、主役はあくまで植物だ。太田光海監督はそのことをよく認識している。植物の精霊への畏怖と敬意、それがあって初めて体験が現実と結びついていく。自然界への畏怖が幻覚体験におけるエゴの肥大から人間をすくい上げ、生命の平等性へと啓かれたとき、自らの霊的な課題(ヴィジョン)が無意識の闇の底から現れるのだ。」田口ランディ(作家)

「凡庸な受け手は撮影者太田光海と撮影対象セバスチアンとの間に理解が成立していると受け取り得る。だがラスト近くのアヤワスカの場面を含めて所々に露呈する不理解に目を凝らそう。原住民の文明的な装束や撮影者が東洋の文明国出身である等の見掛けをスルーすると、そこには或る不穏さが浮かび上がる。未規定なものを呼び込む徴候がである。これらの徴候はアマゾンから遠く離れた僕らの日常に既に頻出している。目を凝らせ。」宮台真司(社会学者)

「彼らは時空を超えた世界と繋がっている。アマゾンから生まれた夢は、都市に暮らす僕を新たな世界へと導いた。この映画は未来に向けて、新たな視座をもたらしてくれる。太田光海という素晴らしい才能に出会えた事が嬉しい。」長谷井宏紀(映画監督)

太田光海 / AKIMI OTA
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北村皆雄

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Apr 25, 2022, 7:33:14 PMApr 25
to Visual_An...@googlegroups.com
添付ファイルは2022/05/26まで有効
広報です。 
35 年前の1986年に撮影していたアイヌの「キタキツネのイオマンテ」を仕上げました。
映画としての物語性と資料性を兼ね備えた作品を心がけました。
4月30日(土)から東京「ポレポレ東中野」で1ヶ月上映します。
その後全国で順次公開です。
なお、この映画の「語り」と「音楽」を担当したアイヌシンガー豊川容子さんのミニライブを2日間おこないます。
合わせてよろしくお願いいたします。
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チロンヌプカムイ_FLYER.pdf
1.1 MB
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予告編(東京ロードショー).mov
2.22 GB
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nincup_live_polepole_all_compressed.pdf
2.4 MB

北村皆雄 ドキュメンタリー映画監督 Visual Folklore,inc  ヴィジュアルフォークロア
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北村皆雄
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