2021年2月、東南アジアのミャンマーではクーデターが起きました。それから4年ほどの月日が経つ今も、ミャンマーをめぐる市民社会では様々な困難が続いています。生活や芸術活動のために故郷を離れたジャーナリストやアーティストたちは、真実を伝えるために、そして自由と平和な世界を作るために、映像制作をはじめとする表現活動を続けています。
「ドキュ・アッタンシアター#Tokyo」は、2025年2月8日(土)、9日(日)の2日間、ミャンマーのクーデターをめぐってジャーナリストやアーティストたちが制作した短編映像作品の上映会を行いながら、世界のさまざまな課題に共に「声」をあげるためのシェアミーティングやトークを開催します。
映像作品上映 SCREENING みなとコモンズ地下一階「深海」フロアにある上映室でミャンマークーデターをめぐるさまざまな映像作品を上映します。映像は両日12時から閉館まで(土曜:20時、日曜17時)のあいだ、毎時正時(00分)からスタートします。また、各回1時間のいくつかのプログラムが繰り返し上映されます。詳細はドキュ・アッタンのSNSをご確認ください!
対話の場 SHARE MEETING & TALKドキュ・アッタンは、ウェブサイトを用いた活動に加えて、日本や世界のさまざまな場所と人とともに映像作品を共にみる上映会に取り組んできました。今回の「ドキュ・アッタンシアター#Tokyo」では、映像作品の上映に加えて、これまでに上映会をきっかけとしてであった場所や人、そしてさまざまな活動を行う人たちのつながりと、「声」を共にするための対話の場を開きます。2日間、さまざまなゲストを招いたシェアミーティング、ドキュ・アッタンの活動報告、これからの活動に向けた作戦会議(サポーターズミーティング)など、盛りだくさんの対話の場です!ミャンマーのことについて知りたい、映像の感想を話したい、などさまざまな「声」を共にしたいみなさんの参加をお待ちしています。
ゲスト:小鷹拓郎さん(アーティスト) 、アリック・リーさん(レイディー・リバティー香港代表)、元山仁士郎さん(2.24音楽祭実行委員会代表)
Docu Athan(ドキュ・アッタン)
「Docu Athan(ドキュ・アッタン)」は、ミャンマー人のクリエイター(ジャーナリスト、映像制作者、アーティストなど)を支援するための活動及び団体です。プロジェクトの名称の「アッタン」はミャンマー語で(声・意見)などの意味があります。主な活動は、ウェブサイトを通じて、クリエイターたちが制作した映像作品を紹介して支援を募っています。また2024年には、クリエイターたちの多くが拠点としているタイとミャンマーの国境沿いの地域であるメーソットでコミュニティスペースを運営し、映像制作のためのワークショップや機材の貸し出しなどの活動に取り組んでいます。