こんにちは。関西大学の青木敬です。
このたび、映像作家・長良将史との共同制作による民族誌映画『カルロスのレシピ(Rhythms of Sodade)』が、東京ドキュメンタリー映画祭2025 人類学・民俗映像部門にノミネートされ、上映されることになりましたのでお知らせします。
本作は、2013年より継続してきたカーボヴェルデ共和国サンヴィセンテ島での長期的なフィールドワークを通じて制作した民族誌映画です。
アルコールと薬物依存を抱えながら生きる男性カルロス(主人公)との関係を軸に、カーボヴェルデ社会に深く根ざした、過去の記憶と関係の記憶が重なり合う重層的な情感「ソダーデ」を、記憶・声・音・身体の多様な側面から描き出しています。
同時に、この映画は、カルロス(被写体)、青木(文化人類学者)、長良(映像作家)の三者によって形成された関係のかたちそのものでもあります。
【上映情報】
日程:12月7日(日)10:00〜(舞台挨拶あり)
12月17日(水)11:50〜
会場:K’s cinema(新宿)
詳細:
予告編:
監督:青木 敬 × 長良 将史
製作年:2025年/108分/カーボヴェルデ・日本
ご関心のある方は、ぜひご覧ください!