みなさま
京都大学で映像人類学を研究しております丹羽です、いつも有益な情報をありがとうございます。
7月30日の京都人類学研究会7月季節例会が、映像・マルチモーダル人類学に関する研究会となりますので、ご案内させていただきます。
---------------(以下ご案内、敬称略)-----------------
京都人類学研究会7月季節例会
「「とる」人類学:5つの手法をめぐる対話」
【開催日時】
2022年7月30日(土曜日)13:30開会(13:15開場)〜16:30閉会
【開催方法】
zoomによるオンライン開催
※事前の参加登録が必要です。詳細は下記をご覧ください。
【プログラム】
13:30~13:35 趣旨説明
13:40~14:00 直井里予(京都大学・連携講師)
「病縁を「撮る」—タイ北部のHIV陽性者をめぐる共振のドキュメンタリー映画のリアリティー」
14:05~14:25 丹羽理(京都大学・博士後期課程)
「方法としての写真 ー 人類学、アート、フォトジャーナリズムの近接から」
14:30~14:50 柳沢英輔(京都大学・特任助教)
「人類学におけるフィールド・レコーディングの意義」
14:55~15:15 ケイトリン・コーカー(北海道大学・准教授)
「人類学を踊る/踊る人類学」
15:15~15:25 休憩
15:25~15:40 コメント:石倉敏明(秋田公立美術大学・准教授)
15:40~16:30 総合討論
【要旨】
人類学はその始まりから多様な調査・表現の手法を採用しており、今日に至るまでそれらの手法がフィールドとの相互作用を通じて世界に対する新たな認識を提示してきました。各々の手法がもつ普遍的、固有な特徴は、如何に関係し合っているのでしょうか。また、この関係から何が生まれるのでしょうか。
本企画では、さまざまな「とる」行為を伴う人類学的手法に着目します。写真(撮る)、映像(撮る)、音(録る)、ダンス(お「どる」)という表現手法を用いる4名の研究者からそれぞれの実践についてのお話をお伺いした後、キュレーター(採る)の視点から分野を超えた議論を誘発することで、フィールドワーク、ひいては人類学や地域研究における調査・表現の可能性を模索します。
【参加登録】
以下のフォームからご登録をお願い致します。
※登録締切 2022年7月29日(金)正午
※入力内容を送信後、自動返信メールにてZoom研究会参加のためのリンクをお知らせします。
自動返信メールが届かない場合、メールアドレスが間違っている可能性がありますので、お手数ですがもう一度ご入力ください。
(なお、研究会開催の前日にも再度リマインドのメールをお送りしますので、リンクはそちらでもご確認いただけます。)
【備考】
*京都人類学研究会は京都を中心とする関西の人類学および関連分野に関心をもつ研究者・大学院生がその研究成果を報告する場です。
*どなたでも自由に参加いただけます。
*今回はZoomでの開催となるため資料代はいただきません。
*講演会後の懇親会はございません。
【主催】
京都人類学研究会
【問い合わせ先】
京都人類学研究会事務局:kyojinken...@gmail.com
京都人類学研究会2022年度運営委員 代表 中尾世治、学生幹事代表 北嶋泰周