No.19 東京大学新環境エネルギー科学創成特別部門メールマガジン

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UT-EcoEne-Officer

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Dec 27, 2010, 11:53:44 PM12/27/10
to UT-EcoE...@eco.c.u-tokyo.ac.jp
このメールマガジンは、新環境エネルギー科学創成特別部門配信リストにご登録いただ
いた方、また部門メンバーが日頃お世話になっている方や名刺交換させていただいた方
に配信しています。配信不要な方は、メルマガ最後のメールアドレス宛にご連絡ください。
 
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    東京大学新環境エネルギー科学創成特別部門メールマガジン
                   No.19 (2010.12.28)
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こんにちは。早いもので今年もあと数日で終わりです。特別部門では、夏の駒場博物館
での『自然エネルギーの世界~未来を拓くテクノロジー~』展など今年はエネルギー教育
を外にも積極的に発信を試みた年でもありました。今年最後のメルマガは、恒例の
特別部門主催のトークショーのご案内からです!
 
========内容======================================
○イベント案内:
新環境エネルギー科学創成特別部門主催第9回トークショー
「エコカーがもたらす新しいライフスタイル」
ゲスト:清水和夫さん(モータージャーナリスト、レーシングドライバー)
○イベント報告①
「第3回革新的太陽光発電国際シンポジウム」
○イベント報告②
「ネイチャーフォトニクス・テクノロジーコンファレンス 太陽光発電の将来展望」
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○イベント案内:
東京大学新環境エネルギー科学創成特別部門主催
第9回トークショー「エコカーがもたらす新しいライフスタイル」
ゲスト:清水和夫さん(モータージャーナリスト、レーシングドライバー)
日時:2011年1月13日(木)18時~19時30分
場所:東京大学教養学部駒場キャンパス105号館1階ギャラリー(参加費無料)
 
日本でもEV(電気自動車)やハイブリッド自動車の人気が高まっていますが、
今回のトークショーでは車に焦点を当てます。温暖化対策としてなるべくCO2排出を
減らすような低炭素社会作りの必要性がいわれていますが、そこでも問われているのが
車の在り方です。エコカーは、低炭素社会作りの大切な要素になっています。しかし、
清水さんは車は低炭素社会を作るためのわき役ではなく、これからの新しいライフ
スタイルをけん引していく重要な役割を担っていると言います。
 
東京大学の学生が清水さんとの対談形式でお話を伺うトークショーです。当日は
会場参加型で、楽しく和気あいあいと話し合っていきたいと思います。
東京大学の学生さんだけでなく、車好きの方、エコに関心がある方、参加歓迎です!
 
 
*参加をご希望の方は、できるだけ事前登録をお願いいたします。
  
*東京大学教養学部駒場キャンパスの地図はこちら↓
皆様のご参加、お待ちしております!
 
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○イベント報告①
「第3回革新的太陽光発電国際シンポジウム」
日時:2010年10月7日(木)、8日(金)開催
会場:東京工業大学 大岡山キャンパス 蔵前工業会館
 
 2050年までに40%以上の変換効率と汎用電力並みの発電コストを実現するための
太陽光発電の技術開発のため、2008年より東京大学先端科学技術研究センター、
東京工業大学、産業技術総合研究所が研究拠点となり、「革新的太陽光発電技術
研究開発」の研究プロジェクトを進めています。
 
3回目となる本シンポジウムでは、前回までのシンポジウム同様に国内外の太陽電池
研究で著名な専門家を多数お招きして、最先端の太陽電池研究開発動向について
情報交換を行いました。二日間を通した招待講演数は14件、トピック講演数は9件、
ポスター発表数は80件で、活発な意見交換が行われ、大盛況でした。
 
 
会場は両日とも満席で、多くの方々に関心を持っていただいていることを改めて
感じました。第4回は、来年11月、東京大学先端科学技術研究センターが主催し、
行われる予定です。詳細が決まりましたら、メールマガジンでもお知らせします。
 
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○イベント報告②:
「ネイチャーフォトニクス・テクノロジーコンファレンス 太陽光発電の将来展望」
日時:2010年10月19日(火)、20日(水)、21日(木)開催
会場:TFTホール(東京有明)
主催:NPGネイチャー・アジア・パシフィック
 
 
 科学雑誌ネイチャーが主催する太陽光発電にフォーカスしたコンファレンス。
今回は、導電性高分子の発見によって、2000年に白川英樹名誉教授とともに
ノーベル化学賞を受賞されたAlan Heeger教授を、基調講演者として迎えました。
 
Heeger教授に加え、色素増感太陽電池の発見者であるMichael Gratzel教授も
パネリストに迎え、「有機系太陽電池の将来展望」と題したパネルディスカッションが
行われました。モデレータは、当部門の瀬川浩司教授が務めました。その時の
模様を写真でご紹介します。
 
              アラン・ヒ―ガ―教授
 
           ミハエル・グレッツェル教授
 
           東京大学の橋本和仁教授
 
          モデレーターをつとめた瀬川教授
 
有機系太陽電池は、さまざまな課題を乗り越えるべく、現在研究開発が急ピッチで進められ
ていますが、広く普及しているシリコン系太陽電池とは別の用途を広げていくことが
期待されています。有機系太陽電池の国内外の第一線の専門家によるこのパネルディス
カッションは、会場の参加者にとって、有機系太陽電池の可能性の高さを再確認する機会と
なったのではないでしょうか。ディスカッションの終わりには、会場から大きな拍手が
パネリストらに送られました。
 
 
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【編集後記】
久しぶりのメールマガジンの配信です。一昨年7月に配信開始して以来、最低でも月に
1度の配信をと心がけてきましたが、秋以降、出張等に飛び回り、3カ月近くも空いて
しまいました。情報発信する立場としてお詫びします。
さて、今年は皆様にとってどんな年だったでしょうか?世間は不景気感が抜けず、パーっと
明るい話題も少なかったように思いますが、そんな中、着実に新エネルギーは普及拡大を
続けています。特別部門は来年もエネルギー教育、また山本光夫特任准教授が会長を
つとめる海の森再生プロジェクトに関する海洋環境の情報発信等、がんばります!
引き続き皆様の御支援のほどよろしくお願いいたします。どうぞよいお年をお迎えください。
                          松本真由美(東大先端研特任研究員)
                                  
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東京大学新環境エネルギー科学創成特別部門は、東京大学駒場キャンパスの
三部局(先端科学技術研究センター、生産技術研究所、教養学部附属教養教育
高度化機構)に設置されています。これは、独立行政法人「新エネルギー・産業
技術総合開発機構」(NEDO)のプロジェクトである「循環社会構築型光触媒産業
創成プロジェクト」の一環として採択された「新環境科学創成のための人材育成・
異分野融合拠点化事業」により実施されています。
 
 
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