東京倧孊新環境゚ネルギヌ科孊創成特別郚門メヌルマガゞン2009.10.7)

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UT-EcoEne-Officer

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Oct 7, 2009, 5:07:46 AM10/7/09
to UT-EcoE...@eco.c.u-tokyo.ac.jp
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　　　東京倧孊新環境゚ネルギヌ科孊創成特別郚門メヌルマガゞン
　　　　　　　　    　　 　No.5　(2009.10.7)
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蝉の声から鈎虫の声に倉わり、季節は秋になりたした。
今倜から明日にかけお、台颚18号の圱響で九州から東北の広い範囲
で倧荒れになる心配もありたすので、くれぐれもお気を぀けください。
さお、文化人やアヌティストを招き、環境ず゚ネルギヌ問題ぞの取り組みを
䌺うトヌクショヌ、秋以降も玠敵なゲストをお招きしたす。
ぜひご参加ください
 
========内容==============================================
○むベント案内第4回トヌクショヌ
「自分でできる地球枩暖化察策゚コフレンドリヌなラむフスタむルを考える」
ゲスト䞞山晎矎さん節玄アドバむザヌ
○環境゚ネルギヌコラム地球枩暖化日本の戊略第3回
「日本の䞭期目暙―その評䟡ず実珟のための方策」
○寄皿
「倪陜電池にかける期埅」　　内田聡特任准教授
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○むベント案内
第4回新環境゚ネルギヌ科孊創成特別郚門トヌクショヌ
『自分でできる地球枩暖化察策゚コフレンドリヌなラむフスタむルを考える』
 
日時2009幎10月22日(朚)
12:10-12:50　(第郚　トヌクショヌ)　
12:50-13:20 第郚　フリヌディスカッション
堎所東京倧孊教逊孊郚生協前広堎生協北偎
ゲスト䞞山晎矎さん節玄アドバむザヌ・ファむナンシャルプランナヌ
参加費無料
 
TVや雑誌で数々の節玄ワザを披露し、カリスマ節玄アドバむザヌずしお掻躍䞭の
䞞山晎矎さんをゲストにお迎えしたす。ひずり暮らしの孊生にも圹立぀省゚ネ術で
自分でできる地球枩暖化察策を考えたす。
省゚ネの芖点からの身近な環境ず゚ネルギヌ問題に぀いお、䞞山さんず楜しく
ディスカッションしながら゚コフレンドリヌなラむフスタむルを暡玢したす
 
 
孊倖で参加を垌望される方はできるだけ事前の登録をお願いいたしたす。
お名前ずご所属をお知らせください。
 
　　申蟌先in...@komed.c.u-tokyo.ac.jp
 
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○環境゚ネルギヌコラム
新環境゚ネルギヌ科孊創成特別郚門セミナヌ
地球枩暖化日本の戊略(第3回)
『日本の䞭期目暙その評䟡ず実珟のための方策』
 
第3回を迎えた「地球枩暖化日本の戊略」セミナヌが9月25日金
に先端研1階カフェで開催されたした。
スピヌカヌずしお、地球環境産業技術研究機構RITEの秋元圭吟
副䞻垭研究員ず囜立環境研究所地球環境研究センタヌの藀野玔䞀
䞻任研究員をお招きし、先端研NEDO特別郚門の山口光恒特任教授が
案内圹を぀ずめたした。
 
先日の囜連気候倉動銖脳䌚議の堎で、鳩山銖盞が日本の䞭期目暙ずしお
20幎たでに1990幎比「枩宀効果ガス25削枛」を囜際公玄ずしお
衚明したしたが、RITEの秋元氏からは、『日本の䞭期目暙怜蚎』ず題し、
麻生政暩時に策定した䞭期目暙2005幎比15削枛が䞭期目暙怜蚎委員䌚
においお怜蚎された圓時の話を䞋蚘の぀の芖点からされたした。
 
① 長期的に求められる枩宀効果ガス排出削枛に十分こたえたものか
② 囜際瀟䌚における排出削枛分担の䞭で十分な圹割を果たせるか
③ 技術的に実珟できる可胜性のある目暙か
④ 瀟䌚党䜓、家蚈にどのような圱響が生じるか
 
結論ずしお麻生政暩時に衚明した䞭期目暙2005幎比15削枛でも、
瀟䌚党䜓、家蚈に盞圓倧きな負担が生じ、倧倉厳しいぎりぎりのレベルの
削枛目暙であり、䞖界をリヌドした目暙であったずいうこずでした。
鳩山政暩が打ち出した新たな䞭期目暙に぀いおは、蚭備投資の増倧ずいう正の
効果を芋蟌んでも、10幎ほどの期間で珟時点で存圚しないような新技術が
開発され広く普及するずは考えにくく、投資をすれば返っおくるずするのは
ミスリヌディングで、過倧な期埅を抱くべきではないずの話でした。
 
囜立環境研究所の藀野氏からは、2009幎4月14日に行われた第7回䞭期目暙
怜蚎委員䌚での「䞭期目暙に関する意芋」ずしお提出した資料が玹介されたした。
囜立環境研究所を䞭心ずするAIMプロゞェクトチヌムでは䞭期目暙を怜蚎する
にあたり、以䞋の順で぀の芖点が重芁だずしおいたす。
 
① 長期的な地球枩暖化の被害をいかに食い止めるか
② 長期を芋据え、枩宀効果ガス排出量をどの氎準にたで削枛するか
③ 枩宀効果ガスの削枛にあたっおどのように衡平に分担するか
④ 枩宀効果ガス削枛による経枈的な圱響をいかに抑えるか
 
倧気䞭の枩宀効果ガスの濃床を450ppmに安定化する堎合、先進囜は
2020幎に1990幎比2540の削枛が、2050幎には8095の削枛が必芁。
その際の察策の導入には远加的に費甚がかかるものの、゚ネルギヌ費甚の節玄に
よっお倚くが盞殺され、費甚は回収するこずが可胜で、枩暖化察策に消極的な
堎合に比べお経枈成長の速床は枛速するものの、経枈は成長する芋蟌みである
ずいう結論でした。
 
察照的な芋解を持぀䞡者のお話を䌺った埌は、先端研や他倧孊の研究者、
シンクタンク、産業界等倚くの出垭者から掻発な質問が出され、2時間半の
セミナヌは終了時間を過ぎおもただ議論し尜くせないずいう雰囲気でした。
COP15が今幎12月デンマヌクで開催されたすが、アメリカや䞭囜ずいった䞻芁
排出囜が意欲的な参加をしおくるのか、ただわかりたせん。
「枩宀効果ガス25削枛」に぀いおは、日本党䜓での議論が必芁になるのは
間違いありたせん。
 
 
※このセミナヌの詳现は埌日、先端研のホヌムペヌゞに掲茉予定です。
 
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○寄皿内田聡特任准教授
 
 「倪陜電池にかける期埅」
 
倧倉な時代になったず思う。今幎1月、チェンゞを合い蚀葉に、
オバマ氏が米囜倧統領に就任した。新倧統領は盎ちに颚力・倪陜光・
バむオマス等の開発ず導入に10幎間で1500億ドルを投じ、500䞇人芏暡の
新芏雇甚を生み出す政策を打ち立おた。
 
この気運は瞬く間に䞖界に波及し、日本では麻生前銖盞が環境投資で雇甚拡倧を
蚈る「日本版グリヌン・ニュヌディヌル」構想の策定を指瀺した。地球枩暖化察策ず
景気刺激を䞡立させようずしたもので、省゚ネ技術や補品の開発・普及などぞの
投資を促進し、二酞化炭玠排出量の抑制を図るず同時に、環境関連産業の
振興を通じ雇甚を創出するずいう詊みである。
 
　かくしお自然゚ネルギヌぞの期埅は高たる䞀方だが、倪陜光発電は䞖界を
リヌドする日本でさえ珟状は92䞇2007幎生産量、党゚ネルギヌ消費量の
0.1%にも満たない。次䞖代の発電システムの開発は埅ったなしの状況にあるが、
飛躍ぞの課題は䞀にも二にもコストである。
 
　こうした䞭、“色玠増感型”あるいは“グレッツェル・セル”などず呌ばれる
新型の有機系倪陜電池が泚目されるようになった。この電池は高玔床のシリコン
半導䜓を䜿わず、ペり玠溶液を介したシンプルな電気化孊セル構造を持぀のが
特城で、電解質溶液の酞化還元反応を䌎うこずから光合成に䟋えお
“光合成暡倣型光電池”ずいった呌ばれ方をするこずもある。たた毒性元玠を
含たない・補造コストが䜎い等環境負荷も小さく、時代の芁請に即したデバむス
でもある。今から来幎以降の実甚化動向が楜しみである。
 
 
内田　聡うちだ　さずし
東京倧孊先端科孊技術研究センタヌ特任准教授。瀬川研究宀所属。
専門は色玠増感倪陜電池、スポンゞ酞化チタンの研究。
自身のホヌムペヌゞ『内田Home Page』は䞀日のアクセス数
1000件を超え、『色玠増感倪陜電池』のキヌワヌドで
Geogle怜玢するず䞀番目に衚蚘されるほど認知床が高い。
 
 
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【線集埌蚘】
政暩亀代により今埌の日本がどうなるのか、専業䞻婊の友人たちもずおも気になる
そうで、以前よりもTVや新聞を芋る時間が増えたず話しおいたす。遞挙埌に改めお
民䞻党のマニフェストに目を通したずいう人もいたす。「囜民のための政治」を
スロヌガンにCHANGEの波がさたざたな局面でどう波及しおいくのでしょうか。
私たち囜民もしっかり確認しながら、時に意芋しおいくこずも倧切だず思っおいたす。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　束本真由矎東倧先端研特任研究員)
 
◆このメルマガぞのご意芋やコメントはこちらにお寄せください。
 
◆共同研究に぀いおの問い合わせ
お名前、ご所属、ご連絡先メヌルアドレスたたは電話番号、研究の抂芁を
お知らせください。折り返しご連絡させおいただきたす。
 
東京倧孊教逊孊郚新環境゚ネルギヌ科孊創成特別郚門HP
 
東京倧孊新環境゚ネルギヌ科孊創成特別郚門ブログ
 
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ぞご連絡ください。
 
バックナンバヌ
 
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東京倧孊NEDO新環境゚ネルギヌ科孊創成特別郚門は、東京倧孊駒堎キャンパスの
䞉郚局先端科孊技術研究センタヌ、生産技術研究所、教逊孊郚附属教逊教育
開発機構に蚭眮されおいたす。これは、独立行政法人「新゚ネルギヌ・産業
技術総合開発機構」NEDOのプロゞェクトである「埪環瀟䌚構築型光觊媒産業
創成プロゞェクト」の䞀環ずしお採択された「新環境科孊創成のための人材育成・
異分野融合拠点化事業」により実斜されおいたす。
 
 
 
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