日本語教育のための連続ワークショップ:未来を創ることばの教育

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Jae-ho,LEE

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May 18, 2017, 9:09:13 PM5/18/17
to jas...@jasla.sakura.ne.jp, linguis...@googlegroups.com
MLメンバーの皆様


お世話になります。早稲田の李在鎬と申します。
2017年7月1日に、「未来を創ることばの教育」という題で
佐藤 慎司先生(プリンストン大学)をお呼びし、ワークショップを行います。
参加希望の方は、下記のリンクよりお申込みください。

■講師:佐藤 慎司(プリンストン大学)http://www.princeton.edu/eas/people/display_person.xml?netid=ssato
■日時:2017年7月1日(土) 13:00~15:00
■場所:早稲田大学19号館。部屋などの詳細情報はメールにてご案内します。
■参加条件:事前申込みをすること。定員20名。
■ワークショップ概要
・タイトル:未来を創ることばの教育:内容重視の批判的言語教育(Critical Content-Based Instruction: CCBI)
・要 旨:現在世界では以前にも増してさまざまな様々な集団の摩擦・対立問題が起こっています。アメリカ・ヨーロッパにおいては、移民、難民問題とそれに関連し極右政権が台頭してきており、日本でもヘイトスピーチに代表されるような暴力的な運動が起きています。このような時代において、誤解、摩擦、対立、戦争を避けるためには、ことばの教育には何ができるのでしょうか。本講演では、言語学習を生態学視点(van Lier 2004)からとらえ、ことば、(学習者の)アイデンティティ、コミュニティ・社会がお互いに影響を与えあい常に変化しているという点に注目をしている関連理論を概観します。その後、それらの理論を踏まえ、教育へのデザインを行なっている『市民性形成をめざすことばの教育(細川、尾辻、&マリオッティ2016)』、『社会参加をめざす日本語教育(佐藤&熊谷2011)』を紹介したいと思います。最後に、日本語・日本文化といったようなある学習言語・学習文化を習いはするが、それだけにとらわれすぎない、「多言語・多文化」に開かれた日本語教育といったものがどのように可能なのか、筆者の行った実践例をいくつか見てみることで、みなさんといっしょに考えていきたいと思います。


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┏┏┏ 李在鎬 / Jae-Ho LEE, Professor Ph.D
┏┏┏ 早稲田大学大学院 日本語教育研究科 教授
┏┏┏ Graduate School of Japanese Applied Linguistics, Waseda University
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