講演会の案内

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Jae-ho,LEE

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May 9, 2018, 7:32:41 PM5/9/18
to jas...@jasla.sakura.ne.jp, linguis...@googlegroups.com
皆様


お世話になります。
早稲田大学の李在鎬と申します。

2018年6月29日(金)15:30~17:30に早稲田大学早稲田キャンパスで
當作靖彦先生をお招きし、講演会を開催いたします。

会の詳細については、こちらをご覧ください。
http://jhlee.sakura.ne.jp/workshop/

5/10~5/20の日程で参加申し込み受付けております(定員20名、無料)。
皆様のご参加、お待ちしております。

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講師:當作靖彦(カリフォルニア大学サンディエゴ校・教授)
https://gps.ucsd.edu/faculty-directory/yasu-hiko-tohsaku.html

演題:つながる、かかわる、かわる:ソーシャルメディアと日本語教育

要旨:
 近年のインターネットの隆盛とそれに伴うソーシャルメディアの発達は情報量の驚くべき増加をもたらし、ソーシャルメディアは情報発信、情報交換の主たる手段、媒体として私たちの日常生活の重要な一部になっています。ソーシャルメディアの急激な成長は言語の諸相、情報交換の形態を変えるとともに、教育・学習を含む私たちの生活のあらゆる面に影響を与えています。様々な社会機能を果たすために、ソーシャルメディアを効果的に使う能力を発展させることは現代人にとっては重要なこととなってきました。
 この講演では、ソーシャルメディアと言語学習の関係、特に言語学習へのソーシャルメディアの応用について考えてみます。ソーシャルメディアを使ったコミュニケーションの特徴である「インターアクション」、「ソーシャライゼーション」、「イマージョン」が言語学習でどのような役割を果たすかを認知科学、脳の研究、言語心理学、言語生態学などの観点から考え、言語学習にソーシャルメディアを利用する理論的基盤を探ります。
 次に、実際にソーシャルメディアを利用した言語学習の例を概観しながら、21世紀を生きるために必要と言われるICTのスキル、協働力などを伸ばすだけでなく、言語、文化能力を発展させたり、学習の動機付けを高めたりするソーシャルメディア使用の効果を考えてみます。言語学習でソーシャルメディアを利用することにより、私が提唱している「ソーシャルネットワーキングアプローチ」の言語学習で身につけるべき能力の「わかる」、「できる」能力だけでなく、人、モノ、社会、情報と「つながる」、さらには社会活動に「かかわる」、自分が「かわる」、他人、社会を「かえる」能力が発展し、「課題解決の言語学習」、「社会変革、社会貢献の言語学習」が可能になる例を考えてみます。
 最後に、ソーシャルメディアを使った言語学習には倫理上の問題やプライバシーの問題などがありますが、その言語学習への応用にあたって、どのような考慮が必要かも考えてみます。インターネット技術は日進月歩です。それにつれ、ソーシャルメディアも急激に変化し続けています。今後のソーシャルメディアの言語学習における利用はどのようになるかも考えてみたいと思います。
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本講演会は、科研費(16K02794)の援助を受けて行います。

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┏┏┏ 李在鎬 / Jae-Ho LEE, Professor Ph.D
┏┏┏ 早稲田大学大学院 日本語教育研究科 教授
┏┏┏ Graduate School of Japanese Applied Linguistics, Waseda University
┏┏┏ 〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-21-1
┏┏┏ 外線03-5286-1709/内線78-6585
┏┏┏ http://jhlee.sakura.ne.jp/page5.html
┏┏┏
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