ICRセミナー: 動的意味論の最前線

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Yusuke Kubota

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Feb 22, 2015, 8:41:08 PM2/22/15
to linguis...@googlegroups.com, ut-...@googlegroups.com
皆様、

以下の催しを3月13日 筑波大学東京キャンパス (都内) で開催します。
ご興味のある方は是非ご参加下さい。

窪田悠介
(筑波大学ICR)

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第13回ICRセミナー: 動的意味論の最前線
http://www.u.tsukuba.ac.jp/~kubota.yusuke.fn/seminar.html

趣旨:

動的意味論は、80年代の初めに提案されて以来 (Kamp 1981, Heim 1982)、談
話を形式的に捉える枠組みとして大きく発展した。今回、動的意味論への新し
いアプローチである依存型意味論 (Dependent Type Semantics)を提唱してい
る2名の講師をお招きして、主に言語学者向けに入門的チュートリアルをして
いただく。

依存型意味論は、計算機科学、論理学の分野における型理論の新しい研究成果
を取り入れたアプローチであり、古典的な動的意味論がモデル理論的な観点に
基盤を置くのに対し、証明論的な観点を前面に打ち出している点に特徴がある。
特に形式意味論研究者にとっては、談話の動的な側面に対して、古典的な動的
意味論とは違った角度から光をあてる道具立てとなる可能性があり、大いに注
目に値する。一方で、証明論的な手法は言語学者にとってあまりなじみがある
ものとは言えないため、実際以上に難解なものとして捉えられているきらいが
ある。今回の催しでは、司会者・聴衆からの質問を適宜挟みつつインタラクティ
ブな形でチュートリアルを進めることで、「で、実際我々 (言語学者) にとっ
ては何が嬉しいの?」という疑問を含め、依存型意味論に対して言語学者が持
つ (であろう) 様々な素朴な疑問に答える機会としたい。


場所: 筑波大学東京キャンパス (最寄り駅: 丸ノ内線 茗荷谷) 320号室

日時: 3/13 (金) 13:00 - 17:30


企画・司会: 窪田悠介 (筑波大学・オハイオ州立大学・JSPS)


13:00 - 15:00 峯島宏次 (お茶の水女子大学) 照応と前提のいくつかの理論:動
的意味論・談話表示理論・依存型理論の比較

15:30 - 17:30 戸次大介 (お茶の水女子大学) 依存型意味論入門


主催: 筑波大学 人文社会国際比較研究機構 (ICR)

問い合わせ先: 窪田悠介 (kubota.y...@u.tsukuba.ac.jp)

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