※重複して受け取られた場合はご容赦ください。
メーリングリストのみなさま
国立国語研究所 日本語教育研究領域の宇佐美です。
この度、「第3回 BTSJ活用方法講習会」を以下の要領で開催することになりました。「会話」の分析をしている方、これからしてみたい方は、是非、ご参加ください。
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第3回BTSJ活用方法講習会
主催 国立国語研究所
共催 言語社会心理学研究会
開催期日 平成28年12月12日 (月) 13:00~17:30
『BTSJ文字化入力支援・自動集計・複数ファイル自動集計システムセット』の操作方法
~「自然会話分析のための文字化入力支援と基本的な分析項目の自動集計システム」を使った研究の方法~
講師:宇佐美まゆみ(国立国語研究所)
開催場所 九州大学 伊都キャンパス 比較社会文化・言語文化研究教育棟3階 第2セミナー室
交通案内 https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus/ito/
※ 参加費無料
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講義概要
近年,自然会話をデータとする様々な観点からの研究が増えてきていますが、会話の文字起こし作業には膨大な時間と労力がかかります。特に会話を定量的に分析する場合、大量の文字化資料をコーディングし、それらの分析項目を集計して統計処理を行うといった一連の手順を踏むため、細かく精緻な作業が求められます。このような状況を踏まえて、自然会話の文字化資料作成、及び、定量的な分析を効率的に進めるために開発されたのが、基本的な文字化の原則 (BTSJ : Basic Transcription System for Japanese) に基づいた『BTSJ 文字化入力支援・自動集計・複数ファイル自動集計システムセット』 (自然会話分析のための文字化入力支援と基本的な分析項目の自動集計ツール) です。現在のところ、Microsoft Excel 2007、 2010、 2013 に対応しています。
本システムは、エクセルが使える方であれば、どなたでも簡単に操作することができます。本システムを用いると、入力支援機能などによって効率よく文字化ができ、比較的量の多い複数の話し言葉データのコーディングを自動集計することができます。また、BTSJ とは異なる方法で文字化した資料をテキスト形式でお持ちの方は、一部修正作業を行うことによって、本システムを用いて分析項目を自動集計することができます。そのため、会話の分析時間を格段に短縮することができ、定性的分析も含めて、会話を多角的に考察することが可能になります。
お申し込み
講習会受講を希望する方は、以下の本文必要事項を記入の上、メールの件名を「第3回BTSJ講習会 (申込者氏名) 」として、平成28年12月4日 (日) までに、下記申し込み先メールアドレス宛てに申し込んでください。追って、詳細を送付します。
尚、先着順で受け付け、会場等の都合によって、受講をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。
申し込み先:BTSJ会話コーパス事務局: btsj_corpus_jimu@ninjal.ac.jp
件名: 「第3回BTSJ講習会 (申込者氏名) 」
※ ( )内に氏名をご記入ください。
本文必要記入事項
氏名
所属(機関名、部局、教員・学生等)
連絡先住所
電話番号 / Fax
E-mail (携帯アドレス不可)
参加理由 (具体的に記入)
例) 共同発話文に関する研究にツールを利用したいため
会話の文字化についての理論を知りたいため 等々。
※ 講習会の「すべてを受講した方」にのみ、講習後に、『BTSJ 文字化入力支援・自動集計・複数ファイル自動集計システムセット (2015年改訂版) 』を配布します。
尚、希望者には、別途、利用申込書、利用許諾書を提出いただくことによって、『BTSJによる日本語話し言葉コーパス (トランスクリプト・音声) 2011年版』 (宇佐美まゆみ監修、2011) http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/usamiken/btsj_corpus_explanation.htmを配付します。
※ 『BTSJシステムセット (略称) 』のほうは、講習会すべてに出席した「本人」に限って配布しますので、ご了承ください。
※ 各自USBメモリを持参してください。 (容量は1.2GB程度です。)
是非、これを機に『BTSJ 文字化入力支援・自動集計・複数ファイル自動集計システムセット (2015年改訂版) 』と『BTSJ 話し言葉コーパス (略称) 』の双方をご活用ください。