対話破綻検出チャレンジ2のデータセット公開

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Ryuichiro Higashinaka

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Oct 25, 2016, 5:39:17 AM10/25/16
to dialog-s...@googlegroups.com, onsei...@aist.jpn.org, hci-...@sighci.jp, linguis...@googlegroups.com, higashinak...@lab.ntt.co.jp
※重複して受け取られた場合はご容赦ください

関連研究者の皆様,

NTTの東中です.

第7回対話システムシンポジウム(SLUD-78)の特別セッションとして開催しました
対話破綻検出チャレンジ2のデータセットを公開しましたのでご案内いたします.

https://sites.google.com/site/dialoguebreakdowndetection2/
の「開発データ・評価データ」からダウンロードいただけます.

昨年の対話破綻検出チャレンジでは1つのシステムの対話ログを対話破綻の
検出対象としましたが,第二回となる対話破綻検出チャレンジ2では,
より汎用性の高い対話破綻検出技術のため,3つのシステムの対話ログを検出対象としました.

今回公開するデータは,3つのシステムのそれぞれについて,
ユーザとシステムの対話100対話(各対話はシステム11発話,ユーザ10発話からなります)です.(全部で300対話です)
各システム発話には,30人のアノテータによる対話破綻ラベルが付与されています.

対話破綻検出技術の研究・開発のみならず,どのようなシステムの発話が
ユーザにどの程度破綻とみなされるのかという分析にも利用可能なデータだと
思いますので,ぜひ研究に活用いただけましたら幸いです.

対話破綻検出チャレンジ2のサイトでは,当日の発表の動画や発表資料もご覧いただけます.
また,参加チームがフォーマルランにおいて提出したrunのデータもすべて公開しております.

ご不明な点などありましたら,対話破綻検出チャレンジ事務局
dialoguebreakdowndetection-admin<at>googlegroups.com
(<at>を@に置き換えてください)
までお問い合わせください.

よろしくお願いいたします.

対話破綻検出チャレンジ事務局
東中竜一郎,船越孝太郎,稲葉通将,荒瀬由紀,角森唯子

*謝辞*
本データセットは人工知能学会から助成金を頂き,収集させていただきました.
対話データ収集においては,ドコモの雑談対話API を使わせていただき,また,DITシステムは
株式会社デンソーアイティーラボラトリの塚原裕史様,内海慶様にご提供いただきました.
感謝いたします.

--
Ryuichiro Higashinaka
NTT Media Intelligence Laboratories. NTT Corp.
1-1 Hikarinooka, Yokosuka, 239-0847 Japan.
phone: +81-46-859-2027 fax: +81-46-855-1054



Ryuichiro Higashinaka

unread,
Mar 24, 2017, 8:53:23 AM3/24/17
to linguis...@googlegroups.com, higashinak...@lab.ntt.co.jp
関連研究者の皆様,

NTTの東中です.

人工知能学会論文誌の論文特集「知的対話システム」の
投稿締切(2017年5月29日)まであと二ヶ月と少しとなりました.
対話システムに関する成果発表の場として,
ぜひ投稿をご検討ください.よろしくお願いします.

=============================================
人工知能学会論文誌 論文特集「知的対話システム」
(2017年5月29日投稿締切, 2018年1月号掲載予定)

■特集趣旨

対話システムの研究は,音声情報処理,自然言語処理,ヒューマンコンピュータインタラクション,
ロボット工学など,さまざまな分野の境界に位置しているため,これらの分野の連携が重要です.そ
こで,各分野の研究者が,意見交換を行う場として,ここ数年いくつかの試みが行われてきました.
人工知能学会の全国大会では,2011年より,対話システムに関する複数の分野の課題を共有する目的
でオーガナイズドセッション「知的対話システム」が企画され,全体討論を含む,活発な意見交換が
行われています.また,2010年度より,人工知能学会の言語・音声理解と対話処理研究会(SIG-SLUD)
が,「対話システムシンポジウム」を毎年開催しています.そして,このような活動の成果の一つと
して論文特集「知的対話システム」が,これまでに2度(2014. vol.29, no.1,2016. vol. 31,
no. 1),人工知能学会論文誌に掲載されています.

本特集号は,論文特集「知的対話システム」の第三弾として企画したものです.近年,チャットボッ
トや会話ロボットへの注目の高まりに伴い,以前にも増して対話システムに注目が集まっています.
オーガナイズドセッション「知的対話システム」および「対話システムシンポジウム」への参加者も
大幅に増えている状況です.本特集号は,今まさに発展している知的対話システムの分野の研究成果
をまとめる場となることを目的とし,これにより,本分野をさらに活性化させることを目指します.

本特集号では,これまでに行われてきた研究集会での成果も含め,さまざまな対話システムの最新の
成果に関する論文を募集します.対象とする論文内容として,理論的研究から実証的研究,応用シス
テムの開発まで,対話システムに関するさまざまなレベルの研究を募集します.・実践AI論文を積極
的に募集します.実ユーザを対象とした対話システムや,対話システムを実社会に導入した結果の分
析など,対話システムが広く社会に普及するうえで重要な知見を含む論文を歓迎します.・対話デー
タに対して何らかの手法を適用し,その結果に対してエラー分析を行った論文,対話データに付与さ
れたアノテーションについて分析し,アノテーション手法の問題点の指摘や新たなアノテーション方
法について提案を行う論文を歓迎します.分析を主眼とした論文については,技術的な新規性に乏し
くとも,分析に基づく有用な知見や議論,分類体系や方法論の提案があれば,分野の発展に寄与する
貢献として評価します.・対話システム研究の特殊性に鑑み,提案手法の有効性を,定量的評価以外
の手段で示した研究も歓迎します.

本特集号の範疇として,以下のようなテーマが考えられますが,これに限らず,対話システム研究の
発展に寄与する意欲的な論文を広く募ります.

・音声対話システム ・対話的情報検索
・音声エージェント ・対話コンテンツ構築支援
・テキスト対話システム ・Web・SNSを利用した対話システム
・マルチモーダル対話システム ・対話システムにおける知識獲得
・ロボット対話 ・非タスク指向対話(雑談対話)システム
・対話管理 ・対話破綻検出
・言語理解・意図理解 ・対話システムにおける深層学習の適用
・言語生成・マルチモーダル応答生成 ・モバイルデバイスにおける対話システム
・発話プランニング ・対話システムを実際に運用した結果の分析
・対話システムにおけるエラー処理 ・対話データアノテーションの分析

■本特集号のスケジュール
論文誌特集号投稿締切: 平成29年5月29日(月)
論文誌最終採録通知: 平成29年10月末(予定)
論文誌特集号発行: 平成30年1月号(予定)

■論文送付/照会先:
岡田 将吾(東京工業大学)
ok...@c.titech.ac.jp
(メールの件名に[知的対話システム論文特集]と必ず明記してください.)

■投稿論文の形式

論文執筆,投稿に当たっては,原稿執筆案内(*1)を熟読ください.原則,人工知能学会TeXスタイルファ
イルでの投稿になりますが,wordをご希望の方は事務局まで別途問い合わせてください.採録の決定
が本特集号の採録期日に間に合わなかった論文は,一般論文として扱われることがあります.また,
論文投稿の際は,論文のカテゴリー名を明記してください.カテゴリー名およびそれらの査読基準は,
(*1)をご参照ください.

本論文特集において採録となった論文は,英語論文として英文ジャーナル(NGC)に投稿することも可
能です.詳しい情報が必要な方は事務局までお問い合わせください.

(*1)http://www.ai-gakkai.or.jp/published_books/transactions_of_jsai/

■編集委員会構成
・編集委員長: 東中 竜一郎(NTT) ・副編集委員長: 岡田 将吾(東京工業大学)
・編集幹事: 船越 孝太郎(HRI-JP),藤江 真也(千葉工業大学)
・編集委員: 荒木 雅弘(京都工芸繊維大学),石井 亮(NTT),稲葉 通将(広島市立大学),桂田
浩一(東京理科大学),駒谷 和範(大阪大学),黄 宏軒(立命館大学),颯々野 学(ヤフー株式会
社),堂坂 浩二(秋田県立大学),徳久 良子(豊田中央研究所),中野幹生(HRI-JP),林 佑樹
(大阪府立大学),平山 高嗣(名古屋大学),坊農 真弓(国立情報学研究所),松原 茂樹(名古屋
大学),翠輝久(HRI-US),南 泰浩(電気通信大学),吉野 幸一郎(奈良先端科学技術大学院大
学),李 晃伸(名古屋工業大学)
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